『べらぼう』<これは子どもに見せられない>と思った瞬間、画面に映ったのは…視聴者「私の心が汚れていました」「家族で見ていて焦った」「帯を引っ張って回してますよね?」

2025年1月6日(月)17時30分 婦人公論.jp


(『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』(c)NHK)

大河ドラマ『べらぼう』にて


横浜流星さん主演の大河ドラマ『べらぼう』(NHK総合/毎週日曜夜8時ほか)。第1回「ありがた山の寒がらす」が1月5日に放送され、話題になっています。

*以下、第1回「ありがた山の寒がらす」の放送内容のネタバレを含みます。

●「ありがた山の寒がらす」あらすじ

明和の大火から一年半、蔦重こと蔦屋重三郎(横浜流星さん)は、茶屋で働く傍ら貸本業を営んでいた。

ある日、松葉屋を訪れると、幼なじみの花魁・花の井(小芝風花さん)から、朝顔(愛希れいかさん)に届けものを託される。しかし蔦重が、浄念河岸の二文字屋を訪れると、ひどく衰弱した朝顔の姿があった。

吉原の場末である河岸見世の女郎たちの酷い惨状をみて、思い悩む蔦重。そんな中、吉原で付け火の事件が起きて騒然となり…。

田沼屋敷にしのびこんだ蔦重


ドラマ後半。

困窮する吉原の女郎たちのため、岡場所や宿場の飯盛り女を取り締まってもらおうと、奉行所へ訴え出た蔦重。しかしそういった話は名主から持ってくるように、と受け付けてもらえません。

困った蔦重でしたが、炭売りの男から「田沼意次なら話を聞いてもらえるかも」との助言を受け、田沼屋敷に向かいます。

その後、商人・和泉屋の手代のふりをして屋敷へうまく忍びこんだ蔦重。

控えの間まで進むと、取次の指示通りに客用に用意された二人分の<百川の折詰>を手に取り、順番が来るまで待機することに。

「何を…よいではないか」


そこで場面が転換し、屋敷の外へ。すると画面には、木陰での男性と女性のやりとりが映ります。

女性の「若様なりませぬ」の声に対し、「何を…よいではないか」と迫る男性。

対してさらに女性は「あっ、なりませぬ」と続けます。

いったい昼間から二人は木陰で何を…と思った次の瞬間!

画面には風呂敷に包まれた、たくさんの<百川の折詰>が映ります。

声の正体は


すると、ここで字幕放送に”田沼意知”との紹介が入り、「構わぬ。皆で食うが良い」との意次の子・意知(宮沢氷魚さん)の声が。

「あ、かようにたくさん」と驚く女性に対し、「どうせ無駄に太った親父しか来ぬのだ」と答えて折詰を渡した意知。

「ありがとうございます!」と深々に頭を下げてその場を去った女性が”下女”だったことを、副音声はここで初めて明かします。

それから屋敷付近まで戻った意知は、遠くから蔦重と父・意次らのやりとりを眺めるのでした。

動揺する視聴者


日曜の夜に流れた、まさかの「若様なりませぬ」「何を…よいではないか」の声。

かつて時代劇やコントなどでよく見た”お約束のやりとり”ということで「大河ドラマであのシーンが流れるのか…」と戸惑った(ワクワクした?)視聴者が多かったようです。

このシーンに対して、実際にネットでは「私は心が汚れていて、不潔な想像をしてしまいました…。意知様、申し訳ありません」「これは子どもに見せられない!と大変焦りました」「こんな昼間の屋外で…と」「家族と見ていてチャンネルを変えたら負けの場面」「帯を引っ張って回してますよね?」「NHKからの煽りと受け取りました」といった声が見られていました。

ーーー

大河ドラマ第64作となる『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』は、“江戸のメディア王”として時代の寵児になった、”蔦重”こと蔦屋重三郎が主人公。

蔦重を演じるのは、NHKドラマ初出演となる横浜流星さん。脚本は、連続テレビ小説『ごちそうさん』大河ドラマ『おんな城主 直虎』などを手掛けた森下佳子さん。

さらに語りは、蔦重らを見守る吉原の九郎助稲荷(くろすけいなり)として、綾瀬はるかさんが担当する。

婦人公論.jp

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