簡単にダミーテキストやダミーの文章を作成する方法・6選

Web制作に限らず、仕事上の資料作成などでダミーのテキストが必要となる場合がけっこうある。自分の作ったものでも、人が作ったものでも「この文章はダミーです。」「ダミーテキストです。」「あああああああああああ」などという文章(?)が無限ループしてるのを見ると、正直萎える。もうちょっとなんとかならんかったのかとw

そんなわけで調べてみた。

  • (日本語・英語)Word、PowerPoint などで、「=rand()」と入力してEnterを押す。するとダミーのテキストがずらずらと。
    • 括弧内を「=rand(5,3)」のようにすると、段落が5、段落内の文章数が3の文を作成。
    • Wordは日本語で、PowerPointは英文でダミー文章を生成した。Excelは不可。
    • Office 2007 では、それ以前よりもまともな文章を出力する。正直2007より前のバージョンの日本語文章は使う気になれませんでした(お試しあれ)。
    • ちなみにMac版の2008では相変わらず「萎え系」テキストなので使えません(俺的に)。
  • (日本語)Web上でジェネレートできるサービスも。「すぐ使えるダミーテキスト」(http://lipsum.sugutsukaeru.jp/)
    • 夏目漱石、宮沢賢治、自分の文章から、まったく意味のない文章を自動生成する。
    • 下手に意味があると不都合なケースもあったりするのでこのサイトはいいかも!
    • ランダムに文字をつなげた結果「不都合な」単語が偶然出来ちゃったりはしないんだろうか???
  • (英語その他)英文の場合は、Lorem Ipsum http://www.lipsum.com/ がおすすめ。
    • やはり意味のない、それっぽい文字列を生成してくれる。
    • 各国語対応だが、残念ながら日本語は不可。てか意味のない文章に英語も各国語もないだろうに・・・というのはアルファベット系の言語はみな同じに見えてしまう日本人の発想です。
  • (英語その他)Lorem Ipsum には Firefox アドオンがあるので、FFユーザならば試してみて。
    • https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/2064
    • HTMLタグとともに出力できたり、特殊文字の指定ができたり等、かなり高機能。ダミーテキストにも趣深い世界が広がっていることを感じさせる(あまり深入りしたくない世界だ)。
  • (日本語・英語)OpenOffice.orgの「Writer」では「dt」と入力した後、F3 キーを押す。
    • ちょっと文章が暗すぎるのでは?誰の趣味?!
  • (日本語・英語)辞書登録する
    • 実はこれが一番簡単かもしれない。
    • 私の場合は「あいうえお」と打って変換すると「事務ソフトには、疑似文章として利用できるサンプルテキストの生成機能が用意されている。まず微小ソフトの言葉と力点と拡張セルの場合。」という文章が出るよう登録してある(適当に打ったがあらためて見直すとこのダミー文章も相当な萎え系だ)。
    • ことえりでは、64文字以内で登録する必要がある(64バイトでも128バイトでもなくあくまで64文字)。他のIMではどうだろう?
    • これで不足ならば、「かきくけこ」等にも同様に別の文章や英文ダミーテキストを登録すればよかろう。

とにかく肝要なのは、「ダミー文章を考えるなどという、ある意味どうでもよい仕事には時間をかけるべからず」ということである。間違ってもこのエントリのように、まとめてみようなどとしてはいけない。こんなリサーチにどんだけ時間かけてるんだかw