海洋堂のみくるの脚が長すぎる

まずはこいつをご覧いただきたい。

海洋堂の朝比奈みくる1/8スケールのPVC版です。

涼宮ハルヒの憂鬱 朝比奈みくる (1/8スケールPVC塗装済み完成品)

涼宮ハルヒの憂鬱 朝比奈みくる (1/8スケールPVC塗装済み完成品)

でも、なんだかちょっと違います。

次にこいつを見ていただきたい。

左が海洋堂のみくるで、右がグッスマの柚原このみ。
同じスケールで同じキャラデザ。
設定資料によるとみくるは身長152cmでこのみは150cmだそうだ。
なんだこの身長の差は。スケールの差は。


みくるの脚が長すぎなのは一目瞭然。
試しにお二人にはちょっとだけジオングになっていただきました。

ほとんど同じです。
腕の長さとかもほとんど同じなので、単純にこのみのサイズまで足を短くしてもOKということに。
このへんでだいぶ確信に変わりました。


今年は暖冬なので換気してもそんなに寒くないので模型作りにはもってこい。1月アニメが少なくて、時間が多く取れるし、さらにまなびストレートが録れていなかった(泣)ことも拍車をかけて、ED編書き終わった開放感も加わればやるしかないわけですよ。


では、いざ。
まずはみくるの足を外します。

ここまではすっぽり外れるのですが、左右の足も分解しないと作業に差し支えます。
かっちり接着されているので、お湯につけて外します。
お湯につけてもなかなか外れなかったけど、なんとか外れました。


次に切る場所をマーキングしていきます。
まずはマスキングテープで。

10mmのテープを巻けば、10mm分の採寸が完了。俺、頭いい!
大腿部と下腿部をそれぞれ切断。
下腿部の方が長めなのでちょっと多めにマーキング。
10mm+6mmのテープを巻いて16mm。
テープに沿って鉛筆でマークします。
テープ巻いたままだと切りづらいですから。

切ったものがこちらになります。

※過激な映像に付き、映像処理を加えてあります。


・・・。
ちなみにこんなのを使って切りました。

模型用のノコギリです。タミヤ製。
金曜日にこのノコギリを買っていたところを見ると、どうやら俺はみくるを買ってすぐくらいに切断することを考えていたようです。
素材はPVCなのですが、PVCを切ったり削ったりするときに凄まじいニオイがします。
このニオイはマジでヤバイです。


とりあえず仮組み。

この時点で模型裏に貼って、反応を見てみることに。
概ね好評だったので、モチベーションがあがりました。あそこの住人はいいやつらだ。変態ばかりだけど。(俺もな)


あとはひたすらパテを盛って削る。
とにかく削る。
盛るパテは、コトブキヤのマザーファッカー先生御用達のアルテコ+シアノン。
シアノン久しぶりに使ったら、ドロドロになってました。
アルテコ混ぜる前からドロドロ。
目処がついたところで昨日はいったん終了。ニッキ書いて寝ました。


翌朝(つまり今朝)作業再開。
昨日はPVC粉を吸い込んだせいでくしゃみ、鼻水、鼻づまりがとまらない。
マスクして換気扇をまわしての作業になりました。
今日もひたすら削る。たまに盛る。
ほとんど400番の耐水ペーパーでの作業。
最後は600番、1000番で仕上げます。


次はサーフェイサー。
クレオスの白サフをエアブラシで塗る。
模型裏に白スト改造を推進する声があったので、白サフの塗り方を調整してこんな感じにしてみました。

うーん、悪くない。
つか、生足よりこっちのがいいな。
模型裏の住人は感性が鋭い。


などと妄想しつつ、とりあえず全部白サフ吹いてしまいます。
パテを盛って削ったところは概ねよかったのですが、もともとのPVCの部分がパーティングラインの処理が甘いので、サフ吹いたら浮き上がってきてしまいました。
しぶしぶヤスリ掛けしてサフ塗り直しましたけど。
サフ吹いたら肌色塗ります。
もともとの肌の色があるので調色が難しい。
キャラフレ2が強いのは見てわかったけど。
いろいろ試してみて、結局キャラフレ2をそのまま下地で塗って、次にレシピを忘れるほどいろいろ混ぜた肌色を塗って、最後にキャラフレ2に赤と黄橙を混ぜた濃い肌色を作り、影の部分に塗って肌色塗装は完了。
最後に半ツヤのトップコートを忘れずに。


そうしてできたのがこちらでして。

うーん、悪くない。
このみと比較。

悪くないな。
もともとのやつとも比較してみる。

全然OKです。
とりあえず満足しました。
でも、満足の代償がPVC粉害による鼻炎というのはちとつらいなぁ。
今後はPVC改造がイヤになってしまいそうだ。


んで、結局白ストはやめました。
やるのはいつでもできそうなので、今のが飽きたらやってみようかと。