表と裏の高速回転

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はあ。

私は、ずっと今まで投資という物を敬遠して来た。

勿論、自分や家族への投資ではなく、お金を不動産や、株へ変えるという意味の。

どうしても、汗水流して稼いだお金が減る可能性があるというのが我慢ならなかった。

だが、昨今のインフレを見るにつけ、ほおっておいてもお金の「価値」が下がる事を看過できなくなってしまった。

「増やす」

程の才能は無いのは分かっている。

ただ

「守る」

つもりで何とか凌ぎたい。

 

じゃあ、勉強しなければならないよ。

 

そう。

 

なければ。

 

嫌な言葉。

そう。本音はやりたくない。

だって、そちらに気持ちや意識を持っていかれるから。

 

悩みながらも少しずつ前進し、今、スマホをマイナンバーカードの上に載せれば口座が開設できる所まで来ている。

 

はあ。

 

ううん。

 

はあ…。

 

これが、1ヶ月程続いている。

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今週のお題「勉強していること、勉強したいこと」

鈍色

例えば常夜灯の灯り

 

例えば入学式の花の香り

 

例えば運動場

 

例えば新緑の中に佇むブランコ

 

例えばみんなの歌

 

例えばきゅうりとトマト

 

例えばミニカー

 

例えば紐で繋がっている手袋

 

わたしがおもいだす郷愁たち

 

その風景全てに

 

ぼくがいる

 

けっしてかさなることのないふたり

 

そうか

 

わたしはおとなに 

なってしまったのか

 

ひっしにかきあつめたカケラをながめ

 

さみしさと一緒に小さくつぶやいた

 

 

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今週のお題「大人だから」

紀三井寺 早駆詣りに参加してみた記

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1.3.5

1.3.5.7

1.3.5.7

1.3.5.7

1.3.5.7

 

これを何年間続けただろうか。

 

今は引き払ってしまいもう他人様の物になっているのだが、私の実家のあった場所。

 

5階建マンションの3階だ。

 

階段の種類は5段と7段の二種類。

 

一段飛ばして登るので、最初は一段だけ。

残りは偶数なので2段づつ片付けた。

そうやって私は長年、無意識に数えながら我が家に帰っていた。

小さい時分は走って。

やはり、家に帰るのはうれしかった記憶がある。

 

今は、一軒家に住んでいるので階段を登って帰る必要はない。

だからこそなのか、私は階段を駆け上がりたい衝動に駆られていた。

 

それを満足させようと調べてみたら、京都駅の階段を登る大会があると言う。

ただ、よくよく見てみると、4人1組にならないと参加資格が無い。

同僚などを誘ってみたものの、良い返信は最後まで聞けなかった。

 

そして、去年。

 

私のブログでよく出てくる紀三井寺で、

 

「早駆詣り」

 

なる催しが行われていると知る。

200段余りの階段を駆け上がる大会だ。

 

これは。

こんな近くに私の夢があったとは。

 

正に、灯台下暗し。

 

勿論やってみたいです。

 

残念ながらその年の大会は終わっており、次に望みを託した。

 

そして、11月。

 

そういえばと、サイトを探したら参加者募集の文字。

急いで参加希望のメールを打つ。

 

そして、返事が無いのでほぼ諦めていた12月中旬。

 

待望のメールが返ってきた。

そろそろ開くと。

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よし。よし。

久しぶりにガッツポーズをする私。

 

ただ、懸念が。

 

実は、私が今までやってきた筋トレは上半身のみ。

 

懸垂とコロコロだけなのだ。

 

下半身を鍛えなければ。

 

満足いく程の時間も無いが、出来る事はやってみよう。

 

自転車を漕ぎ、ランニングをした。

 

そして、実際にお寺に行き、階段を登り降りした。

しかし、する度に絶望感が私を襲う。

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頂上が見えない。ほぼ崖じゃん。

 

普通に歩いて登るだけで息が上がる。

数回往復すれば、膝が大爆笑。

産まれたての子鹿の様になり、私も大爆笑。

 

このままでは、

 

「恥」

 

をかいてしまう。

 

いや、私の今年の座右の銘は、

 

「克己」

 

だ。

びびって怯めば元の木阿弥。

 

そう思い、取引先の方々に出場する事を言いふらした。

 

そうだ。背水の陣だ。自分を追い込め。

 

そう自身を奮い立たせ、当日を迎えた。

 

受付は、7時半。

5000円で買収した息子を駐車場で待たせ、お寺の前に着いた。

すると、スピーカーから声がする。

 

—早駆け詣り出場の方は上まで。

 

え。

一回階段登るんですか。そうですか。

むう。

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登っていく最中、またも弱虫が顔を出す。

 

登り切れるのか。

途中で棄権なんて事ないだろうか。

ひっくり返って怪我するんじゃ。

 

こんな時に限って色とりどりのシュチュエーションが思いつく。

 

もう、まな板に乗ったのだ。

諦めろ、私。

 

そして、参加費を渡し、ゼッケンを頂いた。

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なんと。

ラッキー7。

しかも2つ。

 

縁起の良い数字に背中を押された気がしたのも束の間、次々に集う参加者の方々が兵ばかりなのがまた私を弱気にさせた。

なんか良いウェアを着ているんだもの。

 

暫くして、開会式が始まった。

 

私は息子を呼び寄せ、気を紛らわせる。

いつもより饒舌になっているな。

自分を観察し、可笑しくなった。

 

—それでは、40番までの方は階段を降りて下さい。

 

いよいよ始まる。

 

この緊張感を楽しむのだ。

そう思って自分の番が来るまで、ランナーを声を出し、手を叩き応援した。

 

—それでは、80番までの方、下まで降りて下さい。

 

キタ。

 

息子に上着などを渡し、階段を降りる。

 

—77番の方はこちらへ。78番の方と同時にスタートします。

 

はい。

暫くすると、78番の方がやって来た。

 

本気だ。

 

風体から、もう色んなマラソンや、ひょっとしたらトライアスロンなんかもやってそうな。

その上、腕に光るアップルウォッチ。

 

怖い。

 

…

 

いや、まあ良い。

今回、私が勝たないといけない相手はこの心。

 

他人様などは、視界に入れるな。

 

そんな事を考えている間に、とうとう我々の番になった。

 

—位置について、ヨーイ、スタート。

 

そこからは、無我夢中で登った。

踊り場が何個かあり、その最後の60段程に差し掛かった。

 

もう、殆ど足が上がらない状態となり、気力だけで這い上がる。

 

勝負はここからだ。

 

途中、2回程自分を鼓舞する様に声が出た。膝に手をついてふらつきながら漸く頂上に着いた私。

 

感極まり、思わず雄叫びをあげてしまった。

 

その後荒い息遣いの中、心地よい達成感を味わう事が出来た。
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こんな御朱印も貰えて大満足。

 

紀三井寺様。

来年も行うのであれば、是非参加させてください。

 

皆さまもいかがでしょうか。

膝が笑う感覚は、新鮮ですよ。

 

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松平健 芸能活動50周年記念 煌めこうセニョリータ ビバ!マツケン POP-UP SHOP & CAFÉ in Tree Village

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先日購入したマツケンフィギュア。

 

実は妻へのプレゼントだったのだ。

小さい頃、暴れん坊将軍を見て大ファンになったそうな。

 

この間は、吉宗公ゆかりの和歌山城に行き、キュートな写真を撮らせて頂いた。

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暫くは、お二人共満足して頂けるかな。

御用人の私奴は、しばし休憩をば。

 

はい?

 

え、それではまだ足りない?

来ておるではないかですって。

 

ははあ。

 

それでは。いざ大坂へ。

 

早馬を飛ばす事一時間弱。

目的地であるHEP5へ到着。

 

—したにぃ、したに。

 

動く階段に乗りゆっくり登ってきたのは八階。

 

「松平健 芸能活動50周年記念 煌めこうセニョリータ ビバ!マツケン POP-UP SHOP & CAFÉ in Tree Village」

 

が行われている会場だ。

 

さあ、どれを食されますか。

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ふむふむ。はいはい。

わかりました。

 

紙に記入し、店員様にお渡し待つ事数分。

 

ぴいぴいが鳴った。

 

到着いたしましたぞ。

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50のマツケンパンケーキ

と

オーレ・オレ!

と

ホットドリンク

です。

 

いかがですか?

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ほっ。

喜んでおられる様で何よりです。

 

えっ。

ワタクシも?

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こんな事もあろうかと、夜なべして作りましたぞ。しゃんしゃん棒。

 

しゃんしゃんしゃん。

 

え。はい。どうぞ。

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ほっ。楽しんでおられる。

良かった。

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おまけコースターもいただきましたぞ。

 

ふう。

 

コレなら暫く休んでもいいよねえ。

 

このカフェは 2025年1月11日(土)~1月31日(金)開催されております。

 

ご興味ある方は是非。

necosiri7.hatenadiary.com

 

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おしつけロマンの会

私には、高校1年になる息子が居る。

 

全く誰に似たのか、暇さえあればゲーム画面やスマホと睨めっこしている。

 

そんな姿を見るにつけ、男親の役割と言ってしまえば、時代遅れなのかも知れないが、社会と言うヤツを私が体現し、伝える必要をひしひしと感じる。

 

しかし、自身がこんな体たらくなので、背中で語る事は勿論出来ないし、言葉で押し付けるのも何だかなと思っている。

 

実際のところ、私も父親に何か言われてもその通りになんかこれっぽっちもしなかったし。寧ろ反対の事をした記憶もあり。

 

でもね、何か思うんですわ。

 

息子に何かしてえなあ、と。

 

そこで思いついたのは、私が大好きな腕時計。

 

自分が若い頃よりつけていた歴代時計を息子の成長に応じて渡したいのだ。

 

普段から、肌身離さずつけていた物が、物言わぬメッセージとなり息子に伝わるのでは無いかと。

 

そして、これまでに都合2個の時計を渡している。

 

まずは一代目。

当時、自営業をしていて、碌に小遣いももらえなかった。将来なんかもっての外、今日の事さえもままならなかった時代につけていた時計。

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名付けて、

 

「ヒリヒリ」

 

モデル。

 

購入時、1000円を切っていたチプカシだ。

 

そして2代目。

自営業のツラさに懲りた私。

 

スーツを着てバチっとサラリーマンになるべく転職活動をして、自動車教習所にまんまと潜り込んだ。

 

なんとか指導員資格を取り、指導員として仕事をしていた。その時の相棒だ。

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名付けて、

 

「バシャウマ」

 

モデル。

 

悲喜交々な出来事を、この時計達と経験した。

 

しかし、残念ながら息子は、時計をつける習慣が無い。

 

ずっと、それらは机の上に置かれており、私は彼の腕に巻かれる姿を夢想している。

 

まあ、それくらいでいい。

 

だってこれは、私の我儘なのだから。

 

そしてこの、くだらないおしつけストーリーの最後は、私が息絶える寸前に、このオメガを渡すのだ。

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—息子よ。後は頼んだ。

 

がくり。

 

ああ、精神が浄化されて行く。

きっと私をなんとも言えないカタルシスへ誘ってくれるに違いない。

 

…

 

誰か、分かってくれます?

 

このどうしようもない性癖を。

 

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初詣。

私の地元には、とても大きな神社があった。お正月には、100万人程の参拝客が来る様な。

例に漏れず、私たちもその神社に良くお参りさせて頂いた。

 

そして、私が小学校中学年の大晦日。

 

三つ上の兄が、夜に年越しの瞬間を神社で迎えたいと、仲間たちとお参りに行くと言う。

私もついて行くと伝えると、渋々ながら了承してくれた。

 

初めて、真夜中に外出する。

 

親もついては来ない。

 

不安や期待が複雑に入り混じった感情に支配されながら、当日を迎えた。

 

出発は22時過ぎだったろうか。

 

いざ、神社へ。

 

玄関の扉を開け外に出ると、小さい物音でも遠くまで響くひんやりとした空気を肌に感じた。

 

歩き慣れている筈の道の風景も、真夜中の顔がある事をその時初めて知った。

 

恐る恐る、兄の後ろを隠れる様に歩いていく。

暫くすると、遠くに光が現れた。

 

神社に続く参道だ。

 

とうとう我々は、夜店の群れに出会したのだ。

 

まるで昼間の様な光量と熱気。

 

先程までの静寂のコントラストと相まって、私は圧倒された。

 

当時、スマホもポケベルすらない時代。

兄達に面倒をかけられないと、一層注意深く後をついて行った。

 

焼きとうもろこし、たこ焼き、イカ焼き、くじ引き、ベビーカステラ、あとお酒なんかも。大小様々なテントが両サイドにびっしり並んでいた。

そんな夜店に心を奪われながらも、本堂へ向かう。

 

—敷居を踏んだらあかんで。

 

そんな事を言われながら、漸くカウントダウンが行われるであろう本堂前へ着く。

我々が到着してからも、後ろからどんどん人が入ってきて、気がつけば360度全方向、身動きの取れない状況となった。

 

怖い。

 

ワクワクより、ドキドキがまさってしまった私。

パニック状態になりそうなのを必死で堪えていた。

すると、もう少しで24時になりそうだと、カウントダウンの声が聞こえた。

 

それは、みるみるうちに大合唱となった。

 

—3.2.1

 

怒号ともわからぬ声が境内にこだまして次の瞬間小銭が頭に降ってきた。

 

あいてて。

 

そこから、どこもかしこもおめでとうの声。

そして、先頭から順にお参りが始まり、少しずつ前へ移動する。

 

そんな時。

 

兄の靴紐が解けた。

 

私は、何もかもが初めてで、なんとか迷子にならない様に必死に兄の手を握っていた。

 

—ねこしりちゃん。靴紐結びたいから手ぇ離して。なあ。踏んづけられたらこけてまうやろ。

 

私はそんな声もお構いなし、一層手に力を入れた。

 

—ねこしり。おい。しばくぞ。

 

知らない。後なら構わない。

今はムリ。

俯いた顔で手を握り続ける。

 

暫くして。

漸くお参りの列から離れる事が出来た。

兄はぶつぶつ言いながら靴紐を結んでいたなあ。

 

それから、40年。

 

私は兄に手を引いて貰わずとも、初詣ができる様になっていた。

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そりゃあ、ね。

 

ただ、あの頃の怖がりは、ちっとも治っていない様にも思える。

 

今年は、一念発起。

こんなお守りを購入。

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相手は、

 

勿論、

 

自分の弱虫だ。

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傾向と対策 2025年1月追記

2024年初頭。

 

私は正直な所、ブログを辞めようかと言う気持ちになっていた。

自分の熱量に対して、周囲のレスポンスが少ない事が不満だったのだ。

しかし、2年も継続させてもらったのに、簡単に放り出すのも自分の癪に障った。

 

そこで、注意深く周りや、己がブログを観察して見ようと思い立った。

 

数ヶ月して、2.3気づいた事が。

 

それを、披露させて頂こうかな。

 

一つ目。

過去記事には、殆どの方が興味がないと言う事だ。

手前味噌ながら私には、はてなブログ様の

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#ベイブレードの思い出コンテストで、最優秀賞を賜った過去がある。

それを今リンクを貼ってみる事にしよう。

necosiri7.hatenablog.com

 

きっと、スターはさほど増えないと思われる。

このリンクをタップするという、行為のハードルはかなり高いと言わざるを得ない。

と同時に、以前の記事と同じような事を書いても良いのでは無いだろうか。

 

二つ目。

ブログ記事を表示させ下の方までスクロールすると、

「注目記事」

という項目が、現れる。

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最近の記事に混じって、3位にハートチップルの記事がある。2年も前の。

 

憶測ではあるが、きっと原因は表題。

 

ストレートで分かりやすい。

 

グーグル様より流入を狙うにはこんな感じだろうね。

変に捻ったタイトルは、検索に引っかかってこないのだろう。

私の他記事は、そう言った気位の高さが見え隠れするような感じもある。

 

そして、三つ目。

 

大きい一発より、小さい手数。

 

やはり、閲覧数は記事数に比例する。

めちゃくちゃ考えて記事のクオリティを上げようとすると、必然的に時間がかかってしまう。

実際、この12月。

試しに矢継ぎ早に、記事を更新したら。

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ほら、この通り。

 

と言う訳で。

 

以上の点から私が導き出した答えは。

 

載せる記事のハードルを下げ、分かりやすいタイトルで、以前と似た様な記事でも良いので数を増やす。

 

実にシンプルだ。

 

ただ、私にも譲れない部分がある。

なので、折衷案として、

たまに、

 

「狙った記事」

 

を、混ぜてみようと思うのだ。

 

実は、前回の

 

necosiri7.hatenablog.com

 

この記事は、それらを体現している。

 

つもり。

 

と言う事で。

 

2025年は、記事の役割を分担させて、少し計算を入れてみようと考えている。

 

読者様へ。

 

私の根源である、ノスタルジーの希求は、少しもぶれていない。

 

くれぐれも、お間違えのなき様。

 

では、これにて御免。

 

あ、

昨年はお世話になりました。

今年もよろしくお願いします。

 

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今週のお題「2024こんな年だった・2025こんな年にしたい」