AppStoreのトップ10を、過去2年に渡って振り返ってみた

早いもので、私もグリーに入社してから4月で1年になりました。入社2ヶ月で配属先部門が消滅し、その後部署異動・チーム異動が計7回。荒波に揉まれつつも、なんとか生きています。

 

さて、時の流れは早いね、ってことでAppStoreの売上げランキングトップ10を、過去2年に渡って並べてみました。

 

■AppStoreトップセールスランキング  2012年4月〜2014年3月

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出典:AppAnnie 

 

パズドラすげーーーってのは当然として、それ以外は割と入れ替わるものですね。

 

カードゲーム一辺倒から、一瞬LINEカジュアルゲーム祭りを挟んで、その後ブレフロやウィズ、チェンクロなどに入れ替わってきた感じでしょうか。

 

最近、スマホゲーム業界のみなさんからお話を聞く機会が多いのですが、開発費・プロモ費の高騰にはみなさん頭を悩ませているようです。とは言え、入れ替わりのチャンスもあり、市場全体も大きくなってますからね。次の潮流はどんなものになるんだろ。

 

■iPhoneアプリのライフサイクル

ついでにちょっとしたデータを。

 

過去23ヶ月間(当社で把握できる最長期間)、1度でも150位以内に入ったiPhoneアプリ663タイトルの月次推移を眺めながらアプリのライフサイクルが気になったので調べてみました。

【期間中の最大売上】:【150位以内にランクインできた月数】
$1M以上      : 平均12.65ヶ月
~$500T      : 平均9.82ヶ月
~$300T      : 平均7.80.ヶ月
~$200T      : 平均8.24ヶ月
~$100T      : 平均6.01ヶ月
※継続中が含まれる点は要考慮
※売上が低くても継続月数が長いタイトルは傾向ありそう

 

まずは1年持ちこたえるのが大事、って感じなんですかね。パズドラ、単車の虎、不良道、関ヶ原演義、新戦国バスター、チョコットランド、太鼓の達人、ミリオンアーサーなんかが長寿(?)タイトルとしてあがってきましたが、売上規模はまちまちです。

 

低ARPUで長寿、高ARPUで短命、みなさんがプロデューサーならどちらで設計しますか?