秋になり、そろそろ新しい服も買おうかなと思っていたけど、またどうすればいいのかわからなくなった。庶民にできることはやっぱり、どういう価格のものを買うにしろ、大切に丁寧に扱うことくらいじゃないかな。
アパレルの闇と現実の生活のこと - N-moca DEEP
もともと私は物を中古で買うというのが苦手なところがある。本やCDに対しては抵抗はほとんどないけど、衣服やクルマは前の持ち主との歴史が少なからず刻まれているような気がして、前の持ち主がこれを手放した理由のこととか、その人とモノとの間に育まれていた「気」の中にお邪魔する、他人の家に入る、みたいな、なんかそういう感覚があって、疲れるので選択肢には入れていなかった。
と言っても上記リンクの記事で書いたような千思万考の中で「古着を買う」という選択肢ももちろんあって、一度だけ買ったことがある。たしかブックオフだったかな。そのシーズンはそれなりに着たけど、古着ということもあり傷みが早くて、そのシーズンだけで処分したのだったと思う。
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モノを買うときの選択基準で何が優先順位に来るか、というのはそのときの価値観で決まると思うけど、今の私は古着を身につけることへの抵抗感よりも、できるだけゴミを増やさないことや、被服費を抑えることが上回っているので、古着を買うという選択肢もアリになっている。
和歌山にもセカストは何店舗かあって、今日行った店舗はおそらく和歌山ではメインの店舗になるんじゃないかと思う。ただ、国道の出入りが少しややこしく、駐車場もよくわからないけどめっちゃ少ないのですぐ埋まってしまい、敷地内に入ったはいいけどクルマ停めれない、でまた国道へ出る、ていうのがめんどくさすぎて敬遠していた。
しかし今の私が古着を買うとしたら第一候補になる店ということで、今日行ってみたわけです。行って思ったけど、前にも来たことがあった。だけどそのときは何を買うとも決めずになんとなくどんなものを置いてるのかウインドウショッピングだったので、やっぱり私に古着は無理やな~と軽く流してすぐ出てきたんだったと思う。
そして今日行くにあたって改めてクルマの出入りについてGoogleマップを見ていたら、じつは奥に立体駐車場があって150台置けるのだと知った。なんだよ。全然知らんかったよ。壁にデカデカと書いてあるけど、人は意識してないものは見えないというやつを全力でやっていたのだった。
置いてある服も、どういったものが欲しいのかがイメージできていれば買えるものがたくさんあった。ファストファッションの服まであって、これには正直驚いた。自分のユニクロの服とかはさすがに買取に持って行っても持って帰れと言われるんだろうなと思っていたけど、状態が良ければアリなんだな。それも勉強になった。
選びに選んでシャツを3着。すべて500円なので締めて1500円(税別)。帰宅して早速洗濯機のおしゃれ着コースで洗って干してある。試着しようと思ったけど、試着室に持ち込めるのが3着だったのと、試着前に店員に声をかけてと標示があったけど店員さんが近くにいなかったので、鏡の前で当てて選んだ。さて、使える子たちかな。
一着はネル素材っぽくてすでに毛羽立ち始めているけど、デザインは気に入っている。あとは着てみてシルエットがしっくりくるかだ。もしこれで成功したら、次からは普段着はセカストで探そうと思う。
今日の目的はシャツだったし、今買う予定のないものを見ると買う予定がなかったのに欲しくなったりしてしまうので他の商品は見ていない。でも古着が置いてあるのが2階で、エスカレーターから見えるところにiPadが並べられているのを見て、五味さんの子どもたちの話を思い出した。私にもKindle Fireを買う前にセカストで探すという発想があればなあ。親の影響というのはやはり大きいものだなと思った。
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セカスト国体道路店のすぐそばにイズミヤがあって、その中にセリアがある。イズミヤの前にはダイソーの店舗があって、行くつもりだったけど時間的にいっぱいで諦めてイズミヤの中のセリアに行った。
いつもの調子で電子マネーで払おうとしたら、2つ買うのに残高が201円しかなく買えなかった。家を出る前にチェックしていたのに忘れていた。しかたないので取り消して現金レジに行き直したけど、どことなく恥ずかしい感じがするのが腑に落ちない。消費税がなければ買えたのに、という思いもあったり。
姉は何を買うのもPayPayだと言ってたけど、私はYahoo!がPayPayを推し始めたときから嫌いでぜったいに登録しないぞと思っていた。まさかLOSTAGEにまでPayPayの波が押し寄せていたとは。これはちょっと時代の転換をそろそろ受け入れないと置いて行かれるフラグかな?まあまだ、様子見。
[2024-10-13 14:35]