Nanto’s diary

雑多なこと

旅が教える人間力アップ術

これは [Kyash Advent Calendar 2024 - Adventar] の9日目の記事です。

こんにちは、KyashでSRE Managerをしているnantoです。

ふだんはKyashのインフラ周りやPCI DSS対応などの「まじめなお仕事」をやっていますが、本日は趣味である「旅」のお話をしたいと思います。

業務関連にご興味がある方は、最後にカジュアル面談のご案内リンクを貼っておくので、ぜひそちらからどうぞ!

 

人生を映す「旅」という舞台

旅は、究極のサバイバル体験です。

世界中を歩き回ると、必ずといっていいほど想定外の出来事が降ってきます。言葉が通じない国であたふたすることもあれば、お金を払っているのに「なんでこんな目に……」と嘆きたくなることだってある。

でも、そんな不条理をどう受け止め、どう柔軟に対処するか。それこそが旅の醍醐味であり、人生訓です。自分の限界や度量、人間力が試される場所、それが異国の路上にほかなりません。

私自身、好奇心が爆発しているタイプで、新しい困難な旅行先に突撃するのが大好き。心身が動く限り、地球上のどこへでも挑戦し続けたいと思っています。

今日は、そんな無数の旅の中でも特に印象的だった「事件簿」をダイジェストでご紹介します。トラブルに翻弄され、そこから何を学んだのか!その一端をお楽しみください。

 

Case 1:パスポートが消えた日

「海外でパスポートを無くしたことある?」と聞かれたら、大抵の人は「そんな怖いこと想像もしない」と答えるでしょう。

かくいう私も、まったく想定していませんでした。場所はタイ、卒業旅行中の若き日の私。街を散策しながら、なんとカバンの口を開けっ放しで歩いていたのです。

結果?

パスポート消失。落としたのか、スられたのか、真相は闇の中。数時間探すも見つからない。もう、頭は真っ白。「帰国できないかも…」と焦りまくりつつGoogle先生に縋り、大使館へ向かいました。

幸いにも滞在先と大使館は近く、書類の発行はスムーズに進行。パスポートの再発行には2週間ほどかかると聞いて涙目になったものの、「渡航書」という一時帰国用の書類をゲットできました。発行には2〜3営業日かかるとのことで冷や汗をかきましたが、なんとフライトの5時間前にギリギリ発行完了! フライトを買い直さずにすみました。

学び:

  • パスポート管理は鉄壁に:今は腰ポーチの上向きチャックポケットに厳重管理。
  • 意外となんとかなる:大使館さえあれば、意外と帰国できることを痛感。今はスマホの紛失のほうが怖いくらい。
  • 大使館の場所把握は必須:国によっては大使館が遠かったり存在しなかったり。計画は慎重に。

[帰国のための渡航書]もう見ることはないと思いたい



Case 2:カバンまるごとサヨナラ

これは同行した友人の悲劇。

ヨーロッパ旅も後半、財布が軽くなりすぎて「とにかく安い宿!」とマルタで最安のドミトリーを予約。レビュー?見てませんでした。

現地到着。鍵はもらったが部屋も共有スペースも開けっ放し、住民は長期滞在者が多数で、なんだか異様な空気。嫌な予感がする我々は、貴重品を服の中、カバンは足の下に置いて就寝。

しかし翌朝、友人のカバンが消失。誰に聞いても「知らない」の一点張り。結局、安宿の代償は高くつき、盗難対策費用で高級ホテルに泊まれるくらいの損失に……。

幸いパスポートやスマホは無事でしたが、これを機に「レビューは読もう」と固く誓いました。

学び:

  • レビューは必須:安さに釣られず最低限のチェックを。
  • 地域最安は地雷が多い:セーフティと安さはトレードオフ。
  • 貴重品は常に身に:荷物はミニマムが鉄則。

[首都バレッタ]ホステルの写真は一枚も残ってなかった.



 

Case 3:予約列車、真実はどっちだ?

インド旅行では、列車予約を巡って二度の不審イベントが同時発生。

  1. 「予約なんてされていない」と嘘をつく改札係:

改札で「予約がない」と断られ、別の交通機関チケットを買わされそうになったが、強行突破して列車に乗ったら正規車掌は「ちゃんと予約されてますよ」と一言。つまり改札係は詐欺師だった。

  1. 「寝台車」を予約したのに相席!?:

乗ってみたらシングルベッドなのにまさかの知らない人と同室ベッドシェア。17時間の悪夢か? と思いきや、他車両で空きベッドを発見し車掌に交渉。結果、一人用ベッドを確保できた!

学び:

  • 言いたいことはちゃんと言う:黙って損するなら、とにかく主張!
  • 行動すれば道は開ける:口と行動は災難回避の武器。

[Varanasi付近の駅]windows xp のような列車のアナウンスのチャイムが良い



 

Case 4:ケチったレンタカーと20万のデポジット

スペインのマヨルカ島でレンタカーを借りることに。

ケチ精神を発動し、「保険なしで安く済ませようぜ!」と予約。結果、現地で「保険なしだとデポジット20万円ね」と宣告。血の気が引く。しかも交通事情は荒く、幅寄せ・割込み天国。おかげで観光中もずっと車が気になり、全然リラックスできない。

学び:

  • 保険は安心を買う投資:ケチると観光の楽しみが吹き飛ぶ。

[マヨルカでのレンタカー]デュアル・クラッチ・トランスミッション?だった気がするがアクセル時のクセも強かった



 

Case 5:怪しい「友達」と8万円ワイン

モロッコで出会った「日本に詳しい」地元男性。意気投合し、昼にはローカルランチへ。夜は「秘密のワインスポット」に誘われ、何の気なしに参加。

出てきたのはラベルなしのボトルワイン。値段を後から聞くと8万円(現地平均月収の2倍)。完全にぼったくり。彼は「俺も知らなかった」と取り繕い、交渉不発。仕方なく4万円ずつ折半。(彼が支払った様子はなかった気がする..)

さらに二次会のバーで持ち出された話は、どう考えてもネズミ講ビジネス。

この時すべてに気づく。彼もグルだった。

幸いホテルの場所は教えていなかった。急いでその場を離脱。

学び:

  • 値段は先に聞く:口に入れる前に価格確認!
  • 簡単に信用しない:表面上はフレンドリーでも裏がある。
  • 個人情報は慎重に:住所や宿泊先はすぐ教えない。

[当該ワイン]写真を見返すと意外ときれいなボトル.本当は良いワインだったのかも




まとめ:旅のトラブルは人生のスパイス

パスポート紛失、盗難、詐欺、ケチのツケ……。

これらは不幸な事件かもしれないけれど、私にとっては「旅」という舞台で得た大きな学びです。

いつか振り返れば、そんなトラブルも旅の良きエッセンス。困難を乗り越えた先には、新しい知見と成長が待っています。次にどんなハプニングがあろうと、私はまた旅に出るでしょう。

全体を通しての学びは心に余裕を持つこと!

 

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ここまで読んでくださり、ありがとうございます。

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それでは、明日の[Kyash Advent Calendar 2024]もどうぞお楽しみに!