話の合う彼女、話の合わない彼女/最速?D生



最近風邪を引き、新規のナンパに出れない日々が続いてた。
その間はキープや既セクと頻繁にやりとりをしていた。
そこで感じたこと。


話の合う女性と話の合わない女性がいる。
話、というか、話だけではなく、全体的な雰囲気というか。
空気感というか。


ただそこに居てくれるだけで場がなごむ子がいる。
ただ自宅に居てくれるだけで幸せな気分になる子がいる。


一方で。
風邪でこちらが滅入ってしまっていたせいなのかわからないが。
何をしてもらっても嫌な気分になってしまう子もいる。


悪意がないのは分かっているのだが。
別におせっかいでもないのだか。


そのひとつひとつの挙動にいらいらしてしまう。
別に嫌いじゃないのに。
顔もスタイルも好みなのに。
好きだから会うことにしているのに。



とはいえ、そういう子との関係を敢えて壊すことはないため、
そんな気持ちは心の奥に仕舞いこみ、しっかりと話を合わす。


それ故に一見二人の関係は良好に見える。


しかし、それは片方の努力によって成り立っている関係だ。
恐らく関係は長続きしない。
どこかで壊れるだろうと予測している。



ただまあ。
「話が合っている」と思っている子も、
もしかしたら、

「相手が努力によって合わせている」可能性もあるのだけれども。






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某日 新宿



風邪のリハビリも兼ねてふらっと街へ出撃。
繁華街よりの、とあるマンキ前で徘徊していると、
ちょうどマンキから出てくる物件を発見。


一週間位ぶりだったため言葉に詰まったが、
即立ち止め。

で、普段通りのトークでがっつり攻めようとすると、
反応悪い。
黒いコートと胸元結構空いたむっちり系の物件。
めげずに飲み打診。


『いま漫画喫茶いたとこだから』
「待ち合わせ?」
『別に』
「まだ時間あるでしょ」


反応悪いが、少し押しても抵抗はあんまりない。
いけるかと思いちょっとふざけてマンキ打診。


まさかのオーケー。


で、さっきまで彼女がいたマンキに戻る。
受付で彼女の退店処理した店員だったらうけるな、
と思ったがそれは違うみたいで。
スムーズに部屋へ。


ちょっとまったりした後、
軽くギラ。
ノーグダ即。
むちむちのD生。


そして30分しないうちに退店。
声かけた場所でそのまま解散。
今まででも最速レベルの即。


何だかナンパした感が全く無かったため、
その後しばらく流す。
が、笑えるくらいに反応悪く。
ちょっと体調悪くなってきたため帰宅。


もうこの街に住んで長いが、
ほんとに予想外のことばかり起こる。


飽きそうで飽きがこない街。