集中してナンパする ということについて



よく「集中してナンパする」というと、
2時間休みなしにナンパをし続けるとか、
オールで夜中ナンパするというような
イメージを持つかもしれないが。


自分が気をつけているナンパにおける集中は、
ひとつひとつの声かけに対してどれだけ集中できているか、
という点がもっとも大切なポイントだと考えている。



たとえながらのナンパで、
仕事から帰る途中のリラックスした状態からでも、
ターゲットとなる女の子を見つけたら一気に集中する。



この子は何歳だ?
学生?社会人?
ファッションは何系?
どうしてここを歩いているんだ?
どこに向かっているんだ?
ひとりか?
何帰りだ?
予定は何だ?


どの角度からいく?
ファーストトークは何でいく?
ネタになるものは?
アクセは?
髪型は?
髪色は?
ネイルは?
バッグは?
ヒールは?
周囲にネタになるものはないか?
ネタにできる状況はないか?



この間、ほぼほぼ三秒くらいで、

集中して、集中して、
だが足は止めないで、


そのまま、考えながら、
勢い良く、
少し大きすぎるかな、というくらいの声量で、
声を掛ける。



そして、ファーストトークに対する彼女の反応。




一瞬でもこちらを見たか?
笑ったか?
シカトか?
だが表情に変化はないか?
歩くペースは変わったか?
避けたか?
それとも進路はそのままか?
トークの続きを仕掛けるか?
それとも、シチュエーションを突っ込むか?




など、この間も、3秒程度。


集中して、集中して、
彼女の反応を見る。




で、もちろん。

どんなに集中しても、
断られる時は断られるわけで。



そんなときは、彼女とバイバイしてから、
一旦立ち止まって、
さっきの声かけを振り返ってみる。


そうすると、
このやり取りの中で、
必ず、彼女が反応を見せてくれた部分がある。


くすっと笑ってくれた部分であったり、
ちょっと歩くペースが遅くなったり、
ちらっとこっちを見てくれたり。



そんな良反応が生まれた時、
自分は、どんなことを彼女にしかけたか?


ああ、そういえば、彼女の表情の変化についてツッコミを入れたな。
これは、他の子にも効くかもしれない。
これは、覚えておこう。



など、色々と考える。


そして、良かった点は、
覚えておくなり、
メモするなりしておく。




こうして集中して声かけをすると、
結構頭を使う。



もちろん、体をならすために、
素振りの感覚でガンガン連続で声かけをすることも大事だ。



そういう時のテンションの上昇は、結構な確率で即の空気を生み出す。
ペースがいい、調子がいい、などと感じることが出来る。



だが、それだけでは技術は向上しない。

テクニックは、磨かれていかない。



1つの声かけに、自分が発揮できる限りの最大限の集中力で挑み、
彼女を、観察する。

そして、それに適切に反応し切り返していく。


これが、ナンパにおける集中だと、自分は考える。




とはいえ、集中しすぎて、怖い顔になってしまっては、
せっかくの女性もびびってしまう。


そこはホットハートにクールブレイン。


内は情熱をたぎらせながらも、
外見はクールに、冷静かつ余裕をもって、
声を掛ける。


自然に。ナチュラルに。



そして、たとえ断られても、
適度に反省したら、さっと次に行こう。


その間は、リラックスしよう。



ずっと集中してガンガン声掛けるナンパも大事だ。
だが、毎回そればかりするのはおすすめできない。


それだと、長続きしなくなってしまうから。