Thinkpad X40 SSD化
変換アダプタとCFカードが届いたので付け替えてみました。変換アダプタはPA-CF18H-EFでCFはA-DATA Turbo 266Xの4GBを使用します。調べると変換アダプタはCF-IDE変換 44-20-Cも使えるらしく、こっちの方が900円と非常に安いのでちょっとショック*1です。CFは6,000円と安めで*2入手できました。
肝心の作業は単純にアダプタにCFを繋いでOSをインストールするだけです。Ubuntu7.10はX40での動作が微妙に不安定なので一つ前の7.04をインストールしました。
インストール後やったこと
- /tmpをtmpfsでマウントする
- Firefoxのキャッシュを/tmp内にする
- ログサービスの停止
1.は/etc/fstabの最下行に
tmpfs /tmp tmpfs rw,size=192M
を書き加えてmount -aする。念のため再起動も。サイズが192Mなのは適当です。実メモリが768MBなのでこんなもんかな、と。実際にはtmpfsでマウントした所が192MBを占有するんじゃなくて、領域を動的に確保しsizeは上限を指定しているからメモリを圧迫しないという記述をどこかで見たことがあるのでもう少し多めに指定してもいいかも。
2.はFirefoxのアドレス欄にabout:configして
browser.cache.disk.parent_directory
上記の設定を新規作成し、値を
/tmp/Firefox/Cache
とする。値をダブルクォーテーションとかで囲むと意図したように動かないので注意が必要。指定したディレクトリが存在しない場合は勝手に作られるみたいなので/tmp以下を適当に指定してやればいいと思います。
3.は単純にsyslogdとかを停止させるだけです。ノートPCのログとか見る機会は今まで無かったので。たぶん大丈夫。
あとは適当にアップデートとかやって終了。結果は良好で明らかに動作速度が上がりました。Gnomeのメニュー(場所とかね)を表示させる際のアイコン表示に1秒ほど待たされていたのが瞬間表示になったりアプリケーションの起動が早くなったりとかなり快適になりました。消費電力も若干下がったのではないかと思いますが特に調べてません。どうせ半分死にかけてるバッテリーだし。
ただ問題もあってX40のHDDマウンタにCF変換アダプタをうまく固定できずマウンタなしで刺しているのでグラグラして不安定です。いつかピンが折れるかもしれないので変換アダプタ付属のネジ固定用マウンタを適当に削ってからアダプタにくっつけてグラグラしないように。あとは絶遠シートか何かで覆ってやればいいかな。