おめでとう エド・ウッド(Ed Wood) 10/10

むかしのきょう

今から100年前の1924年、エド・ウッド(Ed Wood)の誕生日。

 

 

アメリカ映画史上「最低の監督」というレッテル、でもそれはいま愛されたことの裏返し。

 

いわゆるB級映画の元祖というか、これぞインディ映画といえる作品を残されました。

そのあなたの映画人生が面白く、ジョニー・デップ主演の「エド・ウッド」で広く知られることになりました。

 

とにかく映画が好きで、とにかく作品を作りたいという欲望が、こまごまと、こだわって、時間をかけて、じっくりと、ということができなかったのでしょう。

とにかく、次々にシーンを撮っていったのでしょうね。

その気持ち、わかります。

 

早く完成したものを見たいんですよね。

 

ただ、悲しいことに「プラン9・フロム・アウター・スペース(Plan 9 from Outer Space)」を製作したがなかなかフィルムが売れず、プロデューサが亡くなり、盟友というべき俳優のベラ・ルゴシ(Bela Lugosi )も亡くなり、その後は意欲を失ってしまったとのこと。

 

でも、あなたのその熱情はやはりフィルムからもあふれており、タランティーノやリンチなどその後の映画人に影響を与えました。

いまではサブスクであなたの映画を見ることができます。

 

わたし的には。。。面白いです!

ばかばかしい!という謳い文句が多いですが、ちょっと言いすぎですよ。

もちろん、低予算で、やっつけでつくっていますけど、面白いです。この時代にここまでのものを作ろうとしたあなたは、お金とよいスタッフがいたら、もしかしたら超名作になったかも???です。

 

けっきょく、熱情があれば必ず伝わる!

 

 

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