福岡・天神大再開発/天神角の福ビル400億円で建て替えへ
西日本鉄道は天神交差点の角地に所有する福ビル(昭和36年築、西鉄本社兼用ビル)を、投資額400億円で建て替える。
福ビル新ビルは、現行地上10階建てを15階建て以上にする計画で、平成34年度の完成をめざす。(隣接で1976築の天神コアビル/因幡・西鉄・福岡地所が所有)も一緒に再開発すれば良いのに・・・・)
福岡市は昨年11月、「高さ制限の緩和」および賑わい創出のための「道路占有要件の緩和」を発表している。福岡市は空港が近く、都心も含め高度制限が広く設定されている。天神の明治通りには昭和30年前後に建築された「西日本ビル」「福岡ビル」や「天神ビル」はじめ、老朽化ビルが集積している。
今回の高さ制限の緩和により、天神交差点明治通り東側の天神1丁目北および南、西側の2丁目北および南の4ブロックが再開発される見込みとなっている。
すでに、規制緩和による建て替え第一弾として、福岡地所が明治通り天神1丁目南側の「天神セントラルプレイス(旧福岡三和ビル)」(福岡地所所有)と西日本シティ銀行が所有する西日本ビル(西日本シティ天神店)および福岡日興ビルを再開発し、大規模オフィスビル「(仮)天神ビジネスセンター」へ建て替える計画を明らかにしている。
今後、天神の大再開発ともに、博多駅(昭和38年に移転)の前のビル群も建築年数が経っており、高度制限が緩和されることにより、大再開発が見込まれる。
(国は福岡市に対して、飛行機の飛行に問題がないことを条件に、個別案件ごとに高度制限を緩和するとしている)
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