札幌のほくうん 長時間運転で30日の事業停止処分へ(一部の事業所)
北海道運輸局は28日、札幌市に本社がある運送会社「ほくうん」が、トラック運転手に基準を超える長時間にわたって働かせていた疑いがあるとして、一部の営業所を30日間の事業停止処分とする方針を固めたと報道されている。
トラックやバスの運転手の労働時間を巡って著しい違反があった場合の処分が。昨年から厳しくなっていて、国交省によると、全国で営業所に対し事業停止処分が出されるのは今回初になるという。
トラックやバスの運転手の労働時間を巡る違反については、3年前、関越自動車道でバスの運転手の過労による居眠り運転が原因で乗客7人が死亡した事故を受け、著しい違反があった場合は、昨年1月から一部の車の使用を制限するという処分から、営業所単位での事業停止をすることになり、より厳しくなった。
関係者によると、ほくうんの一部の営業所は、複数のトラック運転手に、1日の拘束時間が原則13時間以内、連続の運転時間を4時間以内とするなどの労働時間の基準を大幅に超えて働かせていた疑いがあることが北海道運輸局の監査で分かったという。
会社側は、基準を超えたと認めているということで、運輸局は一部の営業所を対象として、30日間の事業停止処分にする方針を固めた。
これについて、「ほくうん」では、「運転手の労働時間を順守することへの認識が不足していた。運輸局の監査を受けたあと、荷主の企業にも理解を求め、労働時間の基準を守るよう改善を図っている」と話しているという。
株式会社ほくうんの会社概要
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本社地:北海道札幌市東区中沼町31番地4
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代表者: 代表取締役社長 : 森高 義男
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設立: 昭和62年8月
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資本金: 4500万円
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従業員数: 188名(平成26年4月1日現在)
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事業内容: 【事業内容/免許取得】
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■一般区域貨物自動車運送事業(北自貨 第615号)
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■自動車運送取扱事業(北自貨 第1293号)
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■品質マネジメントシステム(ISO9001:2000)
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■北海道西部圏区域拡張免許(北自貨 第1429号)
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■北海道東部圏区域拡張免許(北自貨 第540号)
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■倉庫業(北交物 第39号)
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■軽車両等運送事業(札陸 第1645号)
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■産廃処理収集 運搬事業
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[ 2015年1月28日 ]
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