文具卸の大丸藤井と日藤が2月経営統合/札幌
紙類・文具卸で北海道最大手の大丸藤井と同業道内大手の日藤は、来年2月に経営統合することで基本 合意した。共同で持ち株会社を設立して両社がその傘下に入る。両社の売上高を合算すると700億円に迫り、業界で全国トップ10入りをうかがう規模とな る。規模拡大により経営を効率化し、競争が激化する業界で勝ち残りを目指す。
持株会社の名称は大丸藤井日藤ホールディングスとし、本社は札幌に 置く。持ち株会社の社長には大丸藤井社長の藤井敬一氏が就任し、副社長には日藤社長の山川泰司氏が就く見通し。当面は両社の商号を残したまま事業を続ける が、将来的には関連会社を含めた合併も視野に入れているもようだ。
紙類卸は、日本製紙(東京)や王子製紙(同)といった製紙会社から製品を仕入れて、小売店などに販売する。人口減やペーパーレス化を背景に紙製品市場は低落傾向にあり、今後大きくは成長しないとみられている。一方で、商社系など大手卸がひしめき、価格競争は激しくなっている。
以上、道新
文具業界の市場は、長期にわたり漸減し続けており、こうした経営統合も全国で必要となっている。
会社名
|
大丸藤井(株)
|
所在地
|
札幌市白石区菊水3条1丁目8番20号
|
代表者
|
取締役社長 藤井 敬一
|
創 業
|
1892(明治25)年8月25日
|
設 立
|
1922(大正11)年5月10日
|
資本金
|
4億8,000万円
|
売上高
|
495億4,000万円(平成26年6月期)
|
従業員数
|
779名(うち正社員540名)
|
事業内容
|
洋紙、板紙、文具、事務用品、紙製品、情報機器、オフィス家具、インテリア、家庭雑貨、日用品、化成品、包装資材、FA機器などの販売及び店舗設備、環境設計
|
事業所
|
本社・営業部、セントラル/札幌
|
支店
|
道北(旭川)、道東(帯広)、函館、青森、仙台、東京
|
出張所
|
室蘭、北見、釧路
|
会社名
|
日藤(株)
|
所在地
|
北海道札幌市中央区北3条西14丁目2番地
|
創業
|
昭和12年2月
|
設立
|
昭和23年5月12日
|
代表者
|
代表取締役会長 記田 正三
|
代表取締役社長 山川 泰司
|
|
資本金
|
217,908,000円
|
従業員数
|
93名 (平成25年9月)
|
主要取引銀行
|
北海道銀行 札幌駅前支店
|
事業所
|
道北(旭川、)道南(函館)、道北(帯広)、釧路・東京営業所
|
業務内容
|
大丸藤井とほぼ同じ。
|
[ 2014年12月 2日 ]
コメントをどうぞ