PIXIV DEV MEETUP 2024に参加しました

9/20に開催されたPIXIV DEV MEETUP 2024に参加しました!

過去に開催された時の様子をXで見ていて参加してる人良いな〜と羨ましく思っていたのですが、くまさんに招待いただいて念願の初参加!でした。

会場に入った瞬間からピクシブさんの世界観

受付を済ませて会場に入ったら撮影スポットやミッション・ビジョン・バリューが書かれたボードやイラストの展示などが目に入り、一気に「ピクシブさんのイベントだ!」と引き込まれました。

廊下に色々なピクシブさんのブースが出ていて(当たり前なのですが)どのブースもピクシブさんなのすごかったですね〜。

ホールに入ったら装飾がめっちゃオシャレで、オープニングの動画も格好良くてすごかったです。

見た発表 (その1)

広告配信のデータ基盤をつくる

広告配信全然知らないのでへー、と聞きながら、

  • nullが発生しうる項目でもその項目と紐づけて初めて計測できるので分けずにまとめている
  • 更新バッチを確定値バッチと速報値バッチに分けている
  • 生ログを直接BIで触れるようにしたら費用が掛かってしまうので絞った値を見れるようにしている

など、一言データ基盤と言ってもそのプロダクトに合わせて細かく工夫されているんだな、と参考になりました。

オンプレミスKubernetesへのサービス移行

オンプレとクラウドを使い分けられている理由がなるほどー、と思いました。

自前でKubernetesのクラスタを組む場合はクラスタ自体の管理が大変そうなイメージがあったので、k0sなど知らないツールについて聞けたのも良かったです。

pixivのフロントエンド開発のこれまでとこれから

Smarty (+ jQuery), Vue.js, React, Next.js の4つの実装が存在していたフロントエンドをNext.jsに統一しようと移行を進められている取り組みについての発表。

ページ・機能ごとに着実に移行されていたり、課題としてあった「SPAの導入当初に1から組んで複雑だったビルドシステム」に対してビルド時間を削減されていたり、別のリポジトリとして分けたことでチームがオーナーシップを持って自動デプロイなど改善を進められていたりしてすごいなー、と聞いていました。

フロントエンドの標準仕様をどう追っているか

mozaic.fmをいつも聞いているので「TC39、Intents、Standards Positions、聞いたことある・・・!」と「進研ゼミで見た奴だ」状態になってたらおすすめ情報収集先でmozaic.fmも出てきてテンション上がりました。

後で「好きなTC39 Proposals発表ドラゴン」を見たのですがめちゃ面白かったですw

pixivで「創作活動をもっと楽しくする」ためにできること

隙間時間にブースでコミュニティユニットの人と話していたらpixivさくら祭り2024についての発表があると聞いて面白そう!と聞きに行きました。

ただエフェクトを付けただけではなく、創作に対するリスペクトがあってそれに対して何が出来るか、と考えて企画されていたのが素敵だなあと思いました。

AQUA STAGEå·¡ã‚Š

AQUA STAGEでは発表以外にドリンクコーナーやタイピングゲームのコーナーなどもあり、しばらくぶらぶらしていました。

寿司打、「ルール良く分からないけどタイピング頑張れば良いんでしょ」位のノリでやってみたらボロボロでした・・・

その後、バッタリ会ったくまさんと駄弁ったり、絵馬(撮影禁止)を眺めたりしていました。

ピクシブさんのオフィスにはもっと絵馬があるらしいです。

そんなこんなしていたら「大好き」「オレモー」ってコールアンドレスポンスが聞こえてきました。

AQUA STAGEは同じ部屋に発表を行うスペースと各種コーナーが同居していて、ワイワイしながら発表の様子が何となく見れる・聞ける作りになってたんですよね。

で、「何の発表してるんだ!?」とステージの方を見たらbashさんの「みんな大好き 🫶🏼 取引先との「セキュリティチェックリスト」への付き合い方」の発表で盛り上げ方がすごいな、と思いました。

AQUA STAGE、発表あり・ワイワイと盛り上がる感じもあり、で良かったです。

見た発表 (その2)

pixivというシステムはどんな形をしているのか、それはなぜか。

サービスの特性(トラフィックやコスト構造など)やこれまでの歴史を踏まえて「どのようにpixivのシステムが作られてきたのか/現在どうなっているのか/今後どうしていくのか」が話されていてどの選択・理由も納得感があってとても良い発表でした。

「PIXIV DEV MEETUP」の LP ができるまで

PIXIV DEV MEETUPのLPがこんな意図で作られていたんだ、と聞いていてとても面白かったです。

「PIXIV DEV MEETUP」で「PIXIV MEETUP」について話す

自分はコミュニティベースの技術カンファレンスいくつかでスタッフをしているので、運営の裏側気になる・・・!と聞いていました。

この旗振り役の考え方と、ちゃんとメモれていないのですが

  • 被ることを恐れず発信する
    • 他人との距離感は確かめないと分からない

という考え方は何事にも通じる気がして参考になりました。

KEYNOTE

KEYNOTE、創作をリスペクトしながらAIとどう向き合うか、創作活動をもっと楽しくするための新しいプロダクトや取り組み、それを支えるインフラ・データ・組織、と発表が繋がっていて、しかも1つ1つの発表がとても良かったです。

KEYNOTEの最後は懇親会に向けてharukasannが光るブレスレットの付け方を説明する和やかな感じで終わり、「1人でつけるのは難しい」と聞いて隣に座っていたはなちんさん (RubyKaigi 2024ぶり)と付け合いっ子してましたw
(実際、固くて1人だと難しかったです)

懇親会

懇親会ではzeriyoshiさんやぼりさんと初めまして出来ました。
(ぼりさん、話していたらPHP Conference Japan 2023で同じ当日スタッフだった事が分かりびっくりしましたw)

その後はいつメンがいるテーブルに落ち着いちゃいましたね、、、
もう少し色々な人と話したら良かった、、、

まとめ

PIXIV DEV MEETUP、初めての参加でしたが、全てピクシブさんについての発表・全てピクシブさんについてのブースで「さっきのあれについての話か」となる場面が何度もあり、見た・聞いた話が自分の中に蓄積されていく分、とても理解しやすかった感覚があります。

1社からあれだけたくさんの人が登壇されていて、発表の仕方もその中身も皆さんレベルが高くてすごかったです。

そして、ピクシブさんの創作に対するリスペクトが伝わってきてとても良いなあと思いました。

何より、とても楽しかったです!

次回が開催されるならまた参加したいです、運営の皆さんありがとうございました!