マレーシア

ジムロジャースに言わせれば、マハティールはマレー人優遇政策で自分の支持基盤を固めて独裁者としての権力を高めているという。
私もおおむね似たような意見を持っていました。行った事も無く、本人の主張を真面目に読んだ事も無いにも関わらず。

しかし、現地で見た事はマハティールの主張の正しさを裏付ける事の方が多かったように思えました。
為替の制限、長い間同一の首相、人種差別政策、そういう物から類推される物とは、私が見た物は違った。

以前メキシコで見たような、そのまま流れに任せた結果の不平等よりも、ずっと良い姿に見えた。

自由にやれば、うまくやる人たちは最初にノウハウを持っている人たちに思えます。
外資であり、アングロサクソンであり、華人であり。

全ての国がそうなるべきだ、というのは、やっぱりちょっと違うような気がする。
どうすれば良いのかは良く分からないけれど、マレーシアがそんなに悪いとは思えなかった。
そもそもにヘッジファンドを前にして為替制限で対抗するのは、そんなに悪いアイデアでは無いように思える。
本当にタイはマレーシアより正しくやったと言えるのでしょうか?
囚人のジレンマ?
皆で貧しくなるのが義務だ、と売ってる人が言うのは、やっぱりちょっと納得が行かない。

ASEANは日本とうまく協力して、第三の経済圏になれるように思えるのに、なぜそうならないのでしょう?
そういうような主張をしている人はたくさんいるように思えるのだけれど。
私はアジアについて無知だし、やはり周りの友人もアジアについて無知だったりする。
アジア共通通貨を考えている人はきっとたくさんいるように思える。調べた事も無いけれど。
私は、彼らとはうまくやっていけるように思う。

国防さえどうにかなれば、USとは手を切って彼らと手を結ぶ方が良くないかな?
うーん、中国さえどうにかなればなぁ…
兵役復活させてUS切ってASEANと手を組む、が理想に思えるけれど、兵役なんて参加したくない…

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