趣味に生きるFIRE生活

45歳でサイドFIRE達成。シングル女性の趣味、投資、少しの仕事。

U-NEXTや映画館で観た映画

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こんにちは、藤本モウフです。

 

先週、映画館で観た映画です。

「国境ナイトクルージング」(アンソニー・チェン)

是枝監督絶賛、ということで観に行きました。

いやー、これは本当によかったです。

若い人が観たらこの生きづらさに共感するだろうし、心が荒んだしまった世代が観てもたまらないのでは。

私は始終甘酸っぱいような切ないような、そんな気持ちで観ていました。

中国と北朝鮮の国境に位置する「延吉」という街が舞台。

雪景色や何もない田舎のだだっ広い風景など既視感もあり、自分の青春時代を重ね合わせ、よけいに感情が揺さぶられました。

若者3人のキラキラした時間、挫折と絶望、前に踏み出そうという気持ち。

私は「20代の頃に戻りたい」と思うことはほぼ皆無ですが、これを見たら大事にしまっていた箱を引っくり返したように当時のことをぶわーっと思い出してしまい、少し苦しくなった反面、当時の思い出を愛おしく感じました。

映像が本当に素晴らしく、切なさに拍車をかけます。

映画館で観られて良かったです。

 

今まで中国映画はほとんど観たことがなかったのですが、立て続けにもうひとつ。

「西湖畔に生きる」(グー・シャオガン)

こちらもよかったです。

違法ビジネス(マルチ商法)にはまり狂っていく母親、それを助けようとする息子。

関わった人がもれなく不幸になっていくという、救いようのない展開です。

マルチの怖いところは、平会員だけではなく、ときには幹部までもが、何をやらされているかを知らずに善意で活動しているということ。

支配している組織のトップだけがおいしい思いをするようにできています。

気づいたときにはすでに手遅れ。

今はどうなってるのかわかりませんが、社会人になりたての頃はいっぱい勧誘されました、この手のやつ。

たいして仲良くなかった元クラスメイトからも勧誘の電話がかかってきたりとか。

マルチ商法、ねずみ講、なんて言葉を知らない小娘だった私も、バカ高い化粧品買ったことありました。

マルチにハマった友達は顔つきがあきらかにおかしくなっていき、どんどん人が離れていってたな。

映画でもそうでしたが一種の宗教みたいなものですね。

この映画は、狂気の表現がゾッとすると魅力的でした。

怖いんだけど目が離せない。

とくに母親役の人、すごかったです。

 

中国映画って始まる前からド派手なクレジットが何個も出てきて「いつ始まるんだよ」と思ってしまう。

いったい何社で作成してるの?

 

 

 

 

U-NEXTで観た映画一覧。(かっこは監督名)

 

「オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ」(ジム・ジャームッシュ)2013年

「ラ・ラ・ランド」(デイミアン・チャゼル)2016年

「セッション」(デイミアン・チャゼル)2014年

「ロブスター」(ヨルゴス・ランティモス)2015年

「丘の上の本屋さん」(クラウディオ・ロッシ・マッシミ)2021年

「THIS IS IT」(ケニー・オルテガ)2009年

「あと1センチの恋」(セシリア・アハーン)2014年

「メッセージ」(ドゥニ・ヴィルヌーヴ)2016年

「ゼロ・グラヴィティ」(アルフォンソ・キュアロン)2013年

「レイニーデイ・イン・ニューヨーク」(ウディ・アレン)2019年

「万引き家族」(是枝裕和)2018年

「清須会議」(三谷幸喜)2013年

「コンタクト」(ロバート・ゼメキス)1997年

 

え、すごい観てるな…

「ラ・ラ・ランド」「セッション」「THIS IS IT」は何回観てるんだ?ってくらい好きです。

 

「スターウォーズ」「猿の惑星」などのSFモノに私は全然ハマらなくて、苦手意識がありました。

しかし、偶然観た「インターステラー」がめちゃくちゃおもしろくてそれからSFを観るようになりました。

今回観たSFも全部よかったです。

とくに「コンタクト」よかったな。

SFはリアリティがないものが苦手みたいです。

 

「万引き家族」なんとなく勇気がなくて今まで観ていませんでした。

良かった〜。

あんなに話題になっていたし良くないわけない。

役者全員の演技が素晴らしい。

 

「清須会議」は、うーん。

三谷幸喜の映画って役者の顔ぶれがすごすぎて物語の印象が残りません。

「キャストが豪華だったな」

感想、以上。

 

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ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

では、また次回。

 

 

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