思いつき日帰りツーリングを後から思い出す用のブログ

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YZF-R25 2019 シフトペダルがガタつくので交換

度重なる立ちゴケの影響なのか、経年劣化なのか…

純正シフトペダルが痛んでしまったようです

バイク屋さんに妻の車両「ヤマハ YZF-R25」の点検をお願いしたところ、シフトペダルのガタつきが大きくなってしまっていることを見つけてもらいました。

走行距離は23,000km。何度かの立ちゴケで曲がったシフトペダルにシフトロッドが引っかかったり……色々あったので劣化は当然かもしれません。

 

手でシフトロッドをつまんで左右に動かしてみると、ピロボールの接続部分が緩んでしまっているのが分かります。
バイク屋さんからは「早めに交換した方が良いよ」と忠告を受けていましたので、Webikeで部品を注文し自分で修理することにしました。

 

交換部品決定と修理結果

「痛んでる部品だけ交換することもできるけど、工賃を考えたらシフトペダル周り全体を変えた方が安いよ」と点検時に言われていました。

 

今回は自分で修理するのでピロボールだけ交換することも考えましたが、バイク屋さんの案同様、ペダル周り一式を交換することにしました。

ヤマハのパーツカタログを見ると、シフトペダルアセンブリで部品番号が設定されてましたので、これなら部品発注間違いをすることも無いですし。

 

最初にDIY修理の結果です。交換前後でガタつきが大きく改善されています。乗っているときは何も感じてませんでしたが、やっぱりこんなに痛んでいたんですね。


www.youtube.com

 

簡単交換手順

工具・油脂類

使用する工具は、

  • 六角レンチ 6mm
  • ソケットレンチ 10mm

の2つだけ。

そのほかに、

  • パーツクリーナー
  • グリス
  • ネジロック剤
  • ウェス

あたりがあれば十分でしょうか

 

シフトペダル取り外し

ボルト2本を外すだけです。

写真左側(エンジンから生えてるシャフト)のボルトをしっかり緩め、手前に引っ張れば簡単に外れてきます。
ボルトがシャフトの溝に引っかかる構造の為、中途半端に緩めると外れません。注意点はそれぐらいです。

 

車両側にのシャフトの頭にはケガキ線、シフトペダル側にはポンチのマーカーがあるので、取り付け角が分からなくなる心配はありません。

 

続けて右側(ステップのホルダーに取り付けられている方)のボルトを外すわけですが、こちらはネジロック剤が塗布されているようで固着していました。

ロングタイプの六角レンチや、写真のようなソケットレンチに取り付けるタイプの方が、しっかりトルクを掛けられるので作業は楽かなと思います。

 

取り外し後、エンジン側のシャフト根本のオイルシールも確認しました。
ひび割れや硬化した感じは無かったので、ここは交換しなくてもまだ持ちそうでした。
もしオイル漏れが見つかればこの部品も交換が必要になるところでした。

 

ボルトの掃除とグリスアップ

新旧のシフトペダル一式はこんな感じ。
ボルトやワッシャ類は再利用するので、パーツクリーナーで清掃しておきます。

新しい方のペダルのシフトロッドは、工場出荷時設定と同じ長さで調整済みの様です。
油性ペンでマーキングがしてありました。
ペダルの高さを弄ってない人は、調整不要でポン付けでよさそうです。

 

新品シフトペダル取り付け

分解した逆の手順で取り付けていくだけです。

後ろ側のボルトはシフトペダルの軸になるので、グリスアップが必要です。
また緩み防止のため、ネジロック剤を少量塗布しておきます。

前側のボルトは、マーカーを確認して角度を決めたら、ボルトがシャフトの溝に合う位置で締め付けていけば大丈夫。

自分で気を付けた点はそんなところだったでしょうか。

 

部品代約8,000円のDIY修理作業でした。
走行中にシフトリンク外れちゃったりしたら即レッカーで大変なことになるので、気づいたら早めに交換するのが吉ですね。

 

ちなみに、YZF-R25のシフトペダルやピロボールは社外品がたくさん出ているので次いでカスタムの可能だったんですが、慣れている状態から変化すると妻が嫌がるので純正一択でした。
自分は跨った状態で何も感じずそのまま乗ってしまうのですが、妻はセンサー感度が良いんですよね。自分の鈍感さが恥ずかしくなったりします。

 

では、今日もお疲れさまでした。