今回の愛車紹介はフェアレディZ33です。一般的なカスタムでは、既製品を利用して思い通りの1台を作り上げますが、このZ33のエアロパーツは、なんと自作!オールペンも全て自分でおこない、他車種のパーツを活用するという非常に珍しいカスタムが施されていました。その製作費用は、70万円ほど。果たしてどんな車に仕上がっているのでしょうか。
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DIY&他車種パーツで作り上げたフェアレディZ33
今回ご紹介するフェアレディZ33は、オーナーのこだわりが至るところに反映されています。
オーナーがこの車を作ったきっかけは、兄弟と観戦したSUPER GTでカーボンブラックのZ33を目撃したこと。
そのZ33のイメージが頭から離れず、自身もZ33に乗るようになってからは、そのイメージに少しでも近づけるためのDIYをおこなってきました。
オーナーのこだわりで全体にDIYをおこなった結果、カスタムされていないところがほぼ存在しない状態になっています。
まずフロントでは、バンパーがFD3Sのものに変わっていることが分かります。
正確には、FD3Sのバンパーと純正Z33のバンパーをニコイチで合体させ、MAZDAとNISSANがコラボしたかのようなオリジナルバンパーを作り上げました。
その理由はオーナーがFD3Sも好きだったからで、価格が高くて断念したFDのパーツを、どこかに使用したいと考え、Z33の純正バンパーと合体。
フロントやフェンダー部もパテで綺麗にならし、全て自分の手で仕上げたそうです。
また、正面と背面にはD1で有名なURASのエンブレムが装着され、オリジナリティが演出されています。
ボンネットはMCRのパーツを使い、エアロフェンダーにはN-ONE RacingのSUNDOMEを使用。
前オーナーが遮光保管していたらしいヘッドライトは、現オーナーの手によってコーティングされ、美しく映えています。
その下のフォグランプには空割りをした後、汎用バルカンLEDとイカリングを組み込み、イカリングをデイライト、バルカンLEDをフォグランプとして割り当てています。
さらに、ディフューザーに付いているコネクションロッドはバイクのハンドルを繋ぐハンドルブレースを加工したという、こだわりぶり。
さらに側面の純正ホイールはDIYでマットブラックとマットホワイトに塗装され、そこに履いているタイヤはNANKANG製(フロント:AS-2 plus,リア:NS-2R)。こちらもサファイアブルーに塗装されています。
また一見すると車高が下がっているようですが、実際は純正の足回りが装着されているので、視覚的に車高が下がっているように見えるだけ。
フェンダーの幅が広いので、車高が下がっているように見えているだけだそうです。
サイドステップ付近には、「HANDS OF GLORY」というデカールが貼られていますが、これはあくまでオシャレで付けた架空のショップ風ステッカー。
全てDIYでカスタムしているので、「夢を形にするために自分の手で全てやっていく」という意味も含まれているそうです。
ちなみにステッカー自体は高速で走っていても飛ばない強力なマグネット仕様なので、不要なときはすぐに外せるようになっています。
ドアノブにはGコーポレーション製のチタンカラーシートを使用し、チタンの焼き色風のラッピングでデコレート。
ちなみにオーナーが東京オートサロンにこのZ33を出展した際、このラッピングを紹介したことが宣伝となり、Gコーポレーションのブースにはお客さんが殺到したそうです。
レーシングカー風の風通し穴はMDFと、家の壁に穴を開ける際に使う配線保護材(補修用網戸)をダクト風に切って並べているだけなので、実際には窓に穴は空いていません。
リアタイヤ付近にはZの切り抜き文字が映えていますが、これもポリカーボネート製の自作品です。
また、ダミーリベットが付いた、リアオーバーフェンダーは訳アリ品で、2つで500円で売られていたそうですが、別に問題もなく使用できているそうです。
リアサイドリフレクターにはトヨタのCH-Rのものを流用し、バンパーはアブフラッグ製。
オーナーこだわりの自作バックライトも装着し、前期FD3Sのフロントウィンカーもリアウィンカーとして流用。
マフラーはBefree製で、チタンの美しいグラデーションが施されています。
リアウイングはファブレス製のものが取り付けられており、リアガラスの箇所にはルーバーが装着されています。
ルーバー越しには背後を確認しづらいので、100円均一で購入したマグネット式のペン立てを装着し、そこにカメラも装備。
内装は青と黒を主体としたラッピングでまとめられ、ステアリングカバーも装着されています。
バックミラーにはメーター風の時計と追加メーターが装着されており、このメーターホルダーは缶スプレーの蓋と家材道具のとってを組み合わせて自作したもの。
ちなみにこの缶スプレーは、オールペンにも使用されており、車体のマットブラックは全てオーナーが缶スプレーで塗ったそうなのですが、一切のムラは見られず、最後はウレタンのつや消しクリアで仕上げられています。
エンジンルームはブルーで統一され、バンデージも青、タワーバーもブルーでラッピング。
ノーマルエンジンの表面は熱に強い結晶スプレーで青く塗られており、ボンネット裏もブルーで、ラジエータータンクは純正品に耐熱塗装が施されています。
まとめ
今回のオーナーは走るよりも車を弄るタイプの人で、その強いこだわりが他メーカー品の流用や100円均一製品の採用、DIYオールペン、各種DIYパーツなどの様々な点に反映されています。
このZ33は東京オートサロンのアップガレージブースに出展された経緯がありますが、それはアップガレージの出展車募集企画に応募し、選考に残ることができたから。
このZ33のコンセプトが、アップガレージの「カスタムを楽しんでもらいたい」というコンセプトと合致したそうです。
そんなオーナーにとって車の魅力とは、「夢を形にできること」。
今回のオーナーは他メーカーからの流用や、ホームセンターの商品を使ってDIYをおこなっていますが、「パーツの大半を自作する」点では、ショップが各種パーツを制作するのと変わりはありません。
安全性に関係するパーツに手を加えられるかどうかの違いはありますが、「自らの手でパーツを作ろう」という姿勢に、ショップも個人も関係ないのです。
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