今回ご紹介するのはMotorz編集部員ヤマトの愛車、ホンダ・ビートをレストアし、リフレッシュするプロジェクト! 内装を外し、ケーブル類などのごちゃごちゃした配線を隠す方法をお見せします!
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ボロボロになった愛車、ビートをリフレッシュ!
2020年の4月4日にヤマトのビートは、約10,000km走って壊れてしまいました。
愛車が壊れてしまったという由々しき事態を受け、ヤマトはビートを復活させるべく、レストアプロジェクトを開始。
今回はその第1段として、ビートの内装に手を入れます!
とはいっても、大掛かりなことをやるわけではなく、今回行うのは配線類を隠す作業。
以前、ドライブレコーダーを取り付けた際、配線を後回しにしたためか、サンバイザーから配線がむき出しという状態になっていたのです。
しかし、ヤマトが配線類を隠す作業をするのは今回が初めて。
果たして上手く、できたのでしょうか……?
まずヤマトが苦戦したのは、ドライブレコーダーの配線をどこに通すかでした。
通常、こういった配線類は屋根の内張りの中に通すのですが、ビートはオープンカーです。
では、どこに通すのかというと、フロントガラス上部の内側!
そこからAピラーを経由させ、ダッシュボード内へケーブルを通してしまうのです。
ビートのようなオープンカーの場合は、ETCもこれとほぼ同じやり方で配線を通すことが多く、ドライブレコーダーも同様のやり方で対応可能です。
そのためヤマトが最初に取り掛かったのは、フロントガラスの上部分を外す作業。
両端に2本ずつあるネジをとり、あとは両手で持って引っ張れば簡単に取り外せるのですが、ヤマトは念のため隙間にプラスドライバーを入れて慎重はずすことにしました。
ネジを外したあと、カバーをわずかに傾け、接続用のピン3箇所をドライバーで軽く押せば、簡単にはずすことができます。
カバーを外すと、ビートのフロントガラス部分のフレームが出てきました。
ETCの配線も確認できるので、これとほぼ同様にケーブルを通せばOKです。
続いて取り外すのは、Aピラー。
このAピラーは手で引っ張ると簡単に取れるのですが、力づくで作業をすると破損する可能性もあるので、慎重に作業をすることが重要。
フロントガラスの上部とAピラーのカバーを外すと、これらのパーツの裏側が汚れていることが多いので、再度取り付ける前に綺麗にすることをおすすめします。
Aピラーのフレームも出てきました。
ETCの配線に沿って作業をするので、このAピラーを経由してダッシュボード内を通すことになります。
ステアリング直下の2箇所のネジを外し、そこにケーブルを通します。
ネジを落とさないようにマグネット式のドライバーを使い、ネジを1箇所にまとめておくと作業の進捗率も上がるでしょう。
ステアリングの下側は、こんな状態。
カバーの爪を引っ掛けたままにしておくことで、配線が引っ張られてしまうことを防げます。
電源ケーブルからダッシュボード内やAピラーを経由させ、フロントガラス上部まで通していきました。
シガーソケットから電源を取るので、そこから順番に配線作業を開始します。
仮止め用のマスキングテープがあると非常に便利ですが、ガムテープでも代用可能。
仮止めすると、こんな感じになりました。
GPSはダッシュボード上に置き、電源ケーブルはダッシュボード内を通します。
ダッシュボード内を通った電源ケーブルを上向きに引っ張って仮止めし、ドライブレコーダー本体に接続。
ついでに増設したシガーソケットの配線も、ダッシュボード内に隠します。
下の隙間から引っ張って、シフトノブ付近の側面に接続。
一気にスッキリとした印象になりました。
あとは、Aピラーやフロントガラス上部のカバーを元に戻すだけ!
ついでにAピラーカバー内のスペースを利用して、ダッシュボード上のGPSユニットをそこに収納します。
少しずつ調整して最適な位置を探れば、カバーと干渉させずにGPSユニットを隠すことが可能です。
ウェザーストリップを戻すことを、忘れないでください。
そしてフロントガラス上部カバーもネジで固定し、取り付けます。
サンバイザーの位置を間違えないよう、注意してください。
サンバイザーの取り付けも終えて、作業完了です!
作業を終えて
ごちゃごちゃとしていたケーブル類がほとんど見えなくなって、すっきりとした印象になりました。
このように、DIYでも簡単に配線類を隠し、スッキリとした車内にすることが可能なので、是非挑戦してみてくださいね。
必要な工具はドライバー類だけなので、誰でも簡単に作業をすることができます。
まとめ
今回は、ごちゃごちゃとしたケーブルを綺麗に収納し、車内をスッキリとした状態にすることができました。
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