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貴重な「ミウラ」大胆にカスタム!
世界最大級のカスタムカーの祭典「東京オートサロン2025」の会場で一際注目を集め、自動車メーカーに匹敵するほどの注目を集めているのが、ド派手なカスタムカーを生み出す「リバティーウォーク」のブースだ。昨年は「ランボルギーニ・カウンタック」のフェンダーをカットしてオリジナルデザインのボディーキットで仕上げるカスタム手法などで話題となったが、今年は「ランボルギーニ・ミウラ」のカスタムカーを展示した。
「ランボルギーニ・ミウラ」は1966年3月のジュネーヴ・モーターショーにて発表され、1973年までに750台前後が生産された貴重なスーパーカーだ。現在の価格は2億5000万円を超えると言われている。そんなミウラをリバティーウォークは大胆にもカスタムしたのだ。
おそらく、このようなカスタムをミウラに施しているのは、世界で唯一、リバティーウォークだけだろう。
リバティーウォーク定番のビス留めオーバーフェンダーではなく、ボディーカウルをイチから制作しているという今までにない大作だという。エクステリアはルーフとドア以外はすべてオリジナル。フロントカウルは一体で成形されていて、これだけ大きなカウルを制作するには強度の担保が非常に難しく、外観で見える部分よりも内部の構造の調整に労力を費やしたという。
また、ホイールに関しても一苦労あったという。ミウラのホールはセンターロック式だが、現在主流のものと違う方式だったためワンオフでアダプターの制作などを行ったという。インテリアはスパルコのバケットシートなどを装着しつつも、オリジナルの雰囲気を残し渋く仕上げられている。
GT-Rではなく、あえてのスカイラインを選択
もう一台の注目マシンは、街道レーサーカスタムのR32型はスカイラインだ。こちらは「GT-R」ではなく「GTS」をベースにしているところがポイントだという。
元々かっこいいGT-Rをカスタムしてもつまらない。当時(グラチャン世代)の若者のように廉価なクルマをカスタムでかっこよく仕上げる。という文化を大切にしたいと思ってカスタムしているという。
常に進化し続けるリバティーウォークのカスタムから見が離せない。