eclipse 4.3(Kepler)でeclipse×gitな開発環境を構築する
ご無沙汰してます。昨年11月から約8ヶ月ぶりの更新になります。
先月、2013/06/26に、eclipseの最新バージョンである4.3(Kepler)がリリースされました。
性能改善や不具合修正、各種便利機能の追加などが多数含まれているとのこと。
特に、4.2で若干評判の悪かったパフォーマンスが大幅に改善されている点には注目です。
今回は、eclipse 4.3(Kepler)の開発環境を構築する方法を、最新版に合わせてお伝えします。
ちなみに、以下の過去記事をeclipse 4.3(Kepler)に合わせて情報をアップデートしたエントリになります。
eclipseのダウンロード
まずはeclipseのオフィシャルサイトから
「Eclipse Standard 4.3」を選択してダウンロード。
解凍するとeclipseフォルダが生成されるので、好きな場所に配置。
Macの場合はアプリケーションフォルダに配置するとよいでしょう。
eclipseの起動と初期設定
Eclipse.appが実行ファイルなので、これを実行して起動します。
Mountain Lionの場合はデフォルトのセキュリティ設定では起動できないので
右クリックメニューから「開く」を選択します。
ここでは、おすすめの設定を紹介します。
空白と行番号の可視化
General>Editors>Text Editor
- Show line numbers : チェック
- Show whitespace characters : チェック
改行コードと文字コードの設定
- Text file encoding : UTF-8
- New text file line delimiter : Unix
Git環境のセットアップ
eclipse 4.3(Kepler)から、EGitがデフォルトでインストールされるので、インストール作業は不要です。
リモートのGitリポジトリのClone
「Open Perspective」から「Git Repository Exploring」を選択します。
「Clone a Git Repository」をクリックしてダイアログを開き、
あらかじめ作成しておいたリモートのリポジトリの情報を入力します。
「Next」を2回ほどクリックすると、リポジトリのクローンが始まります。
完了すると、対象のリモートリポジトリが登録されます。
プロジェクトの新規作成
リモートリポジトリに新規のプロジェクトを追加する場合について説明します。
対象リポジトリを右クリックし、「Import Projects」を選択します。
「Use the New Project wizard」を選択し、「Next」をクリックします。
あとはいつもどおりJavaプロジェクトを作成するだけ。
完了するとJavaパースペクティブが開きます。
ちなみに、新規作成時は初回Push&Commitにハマりどころがあるのでご注意を。
既存プロジェクトのインポート
リモートリポジトリの既存のプロジェクトを使用する場合について説明します。
新規作成の場合と同様に、対象リポジトリを右クリックし、「Import Projects」を選択します。
「Import existing projects」を選択し、「Next」をクリックします。
インポートしたいプロジェクトにチェックを入れ、「Finish」をクリックします。
これでインポートは完了です。