2024年2月5日、雪降る東京・多摩動物公園と雪の中の動物たち

東京に雪が降ったので久しぶりに日野市の多摩動物公園へ。雪の多摩ズーは2年ぶり3度目。お約束の雪の中のユキヒョウ他、雪の中の動物たちの様子を写真に撮ってきました。

雪が降ったらすぐに出るぞと準備をしていたはずが、なかなか府中には雪の気配がなく（八王子方面のライブカメラも微妙）油断していたら昼頃になって突然本降りからのスタート。慌てて家を出たけど判断が遅い……。

高幡不動から京王動物園線。雪の日は多摩モノレールの高架から多摩丘陵に降る雪を眺めるのが好きなのですが、時間もないのでランチも食べずそのまま向かいます。

やや出遅れて13時過ぎの入園。入場券はオンラインで事前購入できるので、電車で買っておけば少しだけ入園がスムーズになります。雪が降りはじめて既に1時間近く経っていると思いますが、雪の勢いの割にご覧の通りまだうっすら。気温が高いせいか、重めの雪がみぞれのようなスピードで降っています。

いつも雪の日はスルーしてしまうアフリカ園から行ってみます。一か八かで来てみたけどライオンバスはやっぱり終了してました。午前中は運行していたようなので（？）、やはり早く来ておくのでした。

フラミンゴ。

やはりアフリカ園の動物は殆ど展示が終了していましたが、サーバルだけは雪の中でも結構元気に動き回っていました。水遊びが好きだったり大型ネコ科の習性も色々ありますね。

雪のせいなのか太めの檻のせいかのか、OM-1の動物認識は全く反応せず、しばらく難儀しました。途中から諦めてMFで撮っていました。

徐々に周囲が雪景色っぽくなってきました。

ニホンザル。これも雪に引っ張られてサル団子に全然ピントが行かなかった。

雪を避けて身を寄せ合ってるサルもいれば、ひとりぽつんと雪を浴びているサルもいる。

ツキノワグマ。ヨダレか鼻水出てるぞ。

前も思ったけどツキノワグマってこんな大きくて体格いいんですね。山でお会いしたくない筆頭。

オジロワシ。大型ネコ科もサルもクマも全然だったけど、鳥認識はしっかり効く。被写体認識の動物ってネコや犬用で、大型動物は学習していないやつなのか？（今更）。

飛び立つとこ。

タヌキ。木の上で集まって団子になってる。かわいい。

ヒマラヤタールは雪が似合う。

アムールトラ。クリシュナちゃん（ではない）。

雪といえばお馴染みユキヒョウ。来るのが遅すぎて広い方の放飼場は展示終了してました。

雪遊びしてる場面はちょっとあったけど撮れなかった。

同じところをひたすら行ったり来たり、太い尻尾を引きずりながら歩いてます。

この頃になるとすっかり銀世界。気温はプラスなので足元はグズグズ。

レッサーパンダはアグレッシブに雪の上をゴロゴロ転げ回ってました。

つかまり立ちは普通にするのね。

ゴールデンターキンも雪が似合うけど、この数秒後にゲートの中に消えて行きました……。

昔は大家族だったタイリクオオカミも今は1頭だけみたい。寂しい……。オオカミがあまりに物悲しくて、すぐ横にいるはずのウマを見るのを忘れました。ウマも雪の日は結構元気なはずなのにうっかり。

この天気ですし、16時近くなるともう屋外の放飼場に出ている動物は殆どいなくなってしまいます。ウロウロと歩きながらオーストラリア園方面へ。他に集まって暖を取るワラビー。

カンガルーの展示が終わってたので引き返してしまいましたが、その先にトナカイがいたのを忘れてた……。

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持っていったカメラはOM-1＋M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO＋MC-14とOM-D E-M1 Mark III＋M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO。動物は全て40-150mm F2.8 PROです。まだ動物園で使ったことがないM.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 ISと少し迷いましたが、多摩動物園でそこまで長いレンズが必要になることは少ないのと、雪なので少しでも明るい方が良いかなとこのチョイス。

そういえば動物園でOM-1を使ったのは初めてな気がしますが、雪のせいなのか動物園の動物向きじゃないのか、OM-1のAI被写体認識AF（動物）はイマイチでした。
8-25mm F4.0 PROは雪景色などのスナップ用ですが、12-40mm F2.8 PROにしておくべきでした。超広角はあまり必要ないのと、広角ズームの浅いフードは雪や雨が吹き込みがち。雪山は平気なのに東京の雪はダメ。

雪はずっとこの勢いで降っていたものの、気温はあまり下がらず氷点下にはならなかったと思います。歩き回っていたこともありますが、あまり寒さを感じない雪の日の多摩動物園でした。