11月3日からスタートした昭和記念公園の「黄葉紅葉まつり&秋の夜散歩2020」を見てきました。
国営昭和記念公園 黄葉紅葉まつり2020/秋の夜散歩2020
立川の国営昭和記念公園で開催されている、冬のイルミネーション企画。2018年までは立川口やカロナール方面で、「ウインタービスタイルミネーション」なるイルミネーションが行われていましたが、昨年からは西立川口側の「かたらいのイチョウ並木」や「日本庭園」の紅葉ライトアップに切り替わったそうです。まあどちらも全然知らなかったのですけども……。
「黄葉紅葉まつり2020」は日中を含めた園内の紅葉・黄葉フェアですが、「秋の夜散歩2020」は普段なら16時半で閉園(3〜10月は17時閉園)してしまう公園内の一部を紅葉ライトアップして、夜間入園で楽しむイベント。11月3日の文化の日よりスタートしていて、月末11月30日まで開催される予定です。
黄葉紅葉まつり&秋の夜散歩2020(国営昭和記念公園)
期間:11月3日(火祝)〜11月29日(日)
※11月3日(火祝)〜6日(金)は公園入園料のみで、夜間の日本庭園もご入場いただけます。
時間:16:30〜21:00(点灯16:30/消灯20:30)
※夜間(16:30〜21:00)の入退園は【西立川口】に限られます。
入園料は通常通りの大人450円ですが、日中の入園からそのまま退場せずに園内に残ることができます。その際は、通常の閉園時間である16時半までに園内西の夜間解放エリアに移動しておく必要があるのと、退場は西立川口に限定されます(車の場合は注意)。
夜間のライトアップは主に「かたらいのイチョウ並木」(立川口側のカナールではない)と「日本庭園」。ただし日本庭園のライトアップを見るには別途1000円の入園料が必要になります(11/6までは無料)。日本庭園は16時の時点で一旦庭園からは退出し、庭園外でチケットを購入して16時半から再度入園可能になるそう。和傘などライトアップの準備があるのでしょうね。
ということで、せっかくなら午後からコスモスでも撮りがてら…… と思っていたのですが、すっかり出遅れてしまい現地に到着したのは17時半を過ぎていました……。
西立川口から「かたらいのイチョウ並木」へ
夜の西立川口です。秋の夜散歩2020の入園は西立川口のみなので、最寄りは立川駅でなくJR青梅線の西立川口駅になります。
夜のイチョウ並木や日本庭園ライトアップ、多摩エリアではあまりなかったので楽しみですね。
広大な昭和記念公園ですが、夜間入園でできるエリアは限られているので、迷わないよう通路には柵が立てられ照明も別途設置されています。ライトなどを持ち歩く必要はありません。
ルートは一部時計回りの一方通行になっているのでまずは「かたらいのイチョウ並木」へ。暗闇に光るイチョウ並木が見えてきました。
なるほど、これはなかなかに豪華!
平日の夜ではありますが、結構訪れている人がいます。
よーく見るとまだ緑色の葉も多いのですが、黄色いライトアップで黄葉が演出されています。
ライティングは[黄色3分→黄色+白色3分→足元までライトアップ3分→リズム照明1分]の10分1サイクルで切り替わっていきます。黄色+白色だと全体の黄葉具合が分かりますね。足元の黄色い落ち葉もまだ少ないので、これから11月半ばにかけてより見頃となっていくことでしょう。
昭和記念公園 かたらいのイチョウ並木のライトアップ。10分サイクルで、約1分間こんな演出もあります。スチル向きではないですが…… #秋の夜散歩2020 #昭和記念公園 pic.twitter.com/9dV7EasVNS
— OKP (@iamadog_okp) 2020年11月4日
やはり黄色い照明が一番雰囲気ありますね。
それにしても多いのが犬連れによる愛犬の撮影。
小型犬をイチョウに掲げて記念撮影をする飼い主の多さに驚きました。
「かたらいのイチョウ並木」の出口(日本庭園側)にはスマホ記念撮影用のホルダー付き台も用意されていて、次々に記念撮影に利用されていました。私はホルダーを撮るために順番待ちしてしまった(笑)
記念撮影スポット用に設置されている黄色いベンチ。
続けて日本庭園へ。一応間の通路もライトアップされいます。
オブジェ的なライトアップも少々。
日本庭園の前では甘酒とだんごが売られています。ここまで歩いてくるのに少し汗ばんだぐらいですが、これから冷え込むようになると繁盛しそうですね。
夜の日本庭園:紅葉ライトアップ
それでは日本庭園へ。この日はまだ入園無料でした。園内は日中とは違い、反時計回りの周回ルートになっています。可能であれば昼のうちに一度歩いておくとスムーズだと思います。
日本庭園内では一箇所の指定エリアを覗いて三脚は使用禁止(一脚OK)。……なのですが、結構コソコソ使ってるカメクラを見かけました。職員に注意されて無言で立ち去る姿とか、端から見ていてダサ過ぎるので勘弁して欲しいです。おじいちゃんかと思ったら結構若い人もアレな人が多く軽い驚きでした。
やはりモミジやカエデの紅葉もまだ始まりかけですね。
そこそこ色づいている木もあります。
紅葉はそこそこでも、ライトアップされるとそれなりに映えてしまう。
紅葉と日本庭園といったらお約束(?)のリフレクション。ちょっとさざなみがありましたが、ライトアップされた紅葉(だけじゃない?)が水面に浮かんで美しい。
竹林ライトアップ。
リフレクションが見られる(撮れる)スポットは各所にあります。
日本庭園に広角(魚眼)レンズは不要かな?と思ったら意外と使えますね。
そういえば日本庭園の夜間ライトアップ撮るのは初めてです。近所でやってくれて嬉しいな。
池の橋は渡されなくなっています。これだけ暗いと落ちる人もいそうですしね……。
毎回写真を撮ってる気がする船。
そして和傘のライトアップ。
芝生に和傘を並べてライトアップ…… 状況的には不自然極まりないのに、なぜか映えてしまう不思議。
庭園内の通路ライティング、よく見ると凝ってます。
これで1周。普通に歩けば5分程度ですが、写真を撮っていたら1時間ほどの時間を掛けていました。確かにこれなら1000円払って見る価値はあるかもしれません。
ああ、お団子おいしそう…… 夕飯まだなのでお腹が減りました。
通路ライトアップ。
ラーメン屋さん…… 気になる。
けど、夕飯は立川駅に戻ってから、グランデュオの陳建一麻婆豆腐店なのでした。
なかなか面白かったので期間内(11月中)にまた遊びに来たいですね。
イチョウ並木もですが、特に日本庭園は混雑していると歩くのも撮影も何かと大変だと思うので、少し時間をズラして来てみるのもアリかもしれません。この日も私が帰る頃(19時半)になって入れ違いで入園する人がチラホラいましたが、なかなか上手いですね。
カメラはE-M1 Mark IIに魚眼とPergear 25mm F1.8、もう1台はα7 IIに中望遠の単焦点。平日の夜でもそこそこ人がいましたし、明るいレンズの手持ちでサクサク撮って行くのがペース的にもいい感じ。記事冒頭の3枚他、標準画角っぽいのは全てPergear 25mm F1.8で撮ってます。夜景もなかなか行けますね。
Pergear 25mm F1.8の全マウント版に使える10%OFFのクーポンコードがあります(12/25まで)。それにしても7500円で売ってるレンズの10%OFFってちゃんと儲けが出ているのか心配になります。写りも品質もそこそこしっかりしてるのに、製造コストはどうなっているのでしょうね?