東京駅丸の内駅舎の「東京ステーションホテル」に泊まってきました。
- 「都民限定 トク割プラン」で東京ステーションホテルに50%以上の割引で泊まれる!?
- 東京駅に泊まるなら東京観光もしよう!?
- 東京ステーションホテル
- 東京ステーションホテル 2階 ジュニアスイート
- トラヤ トウキョウで甘味を味わう
- 宿泊者でないと見られない館内を見学
- 部屋からの夕暮れ
- バー&カフェ「カメリア」にてローストビーフのセット
- KITTE丸の内の屋上庭園からお約束の東京駅夜景
- 4階アトリウムでのブッフェ朝食
- 名残惜しいですが日常へ……
- こちらもどうぞ
「都民限定 トク割プラン」で東京ステーションホテルに50%以上の割引で泊まれる!?
コロナ禍における東京都民への他県移動の自粛要請(緊急事態宣言時)もあり、泊まりだけでなく日帰りの旅行も控えるようになって早5ヶ月弱……。現時点では各々が感染予防をした上での少人数での登山などはさほど問題はないと思うものの、7月に入ってからの東京都内の感染拡大を見ていると、遠征先での食事や温泉、帰宅後の当ブログでの情報発信までをセットで楽しみにしている自分としては、イマイチ前向きになれい所もあります(山の日連休もまだ悩んでる……)。
そんな中、先月7月22日に微妙な空気の中スタートしたGo Toトラベル事業の対象外となってしまった東京都民を励ますようなキャンペーンを、JR東日本系ホテルの運営会社である日本ホテルが8月1日からスタートさせました。
その名も【近場の東京のホテルで “安心・安全に楽しむ” Be Strong, Tokyo! がんばろう トウキョウ! 「都民限定 トク割プラン」】(長いので以下「都民限定 トク割プラン」で)。
Be Strong, Tokyo! がんばろう トウキョウ! 都内16ホテルで「都民限定 トク割プラン」
東京都民を対象に、東京都内にある系列ホテルの宿泊料金を正規の50%以上割引に、さらに朝食無料と5000円分のホテル利用券が付くというもの。対象ホテルは東京都内の17館、その中にはなんと東京駅の赤レンガ駅舎としてもお馴染みの「東京ステーションホテル」が含まれています。
私がこのキャンペーンを知ったのはツイッターでのこちらのツイート。
東京ステーションホテルが半額・・・!?3人で1泊2日4万ちょっとって破格すぎない・・・?ちょっとというかかなり心揺らいでいるhttps://t.co/ubCBybxNZ3
— DAIKI@ネコと夜景とビール (@daiki_photo) 2020年7月31日
キャンペーンが発表になった7月31日夜のものですが、その時点で東京ステーションホテルの空きを確認すると、人気と思われるパレスサイド(皇居側)やJR改札を見下ろすドーム内側に沿ったドームサイド(ここは泊まってみたい!)のスタンダードな部屋は8月中は完売ながら、その他の部屋ならまだ空きがある状態……。
「都民限定トク割プラン」利用の東京ステーションホテル、やはり人気だったのかあっという間に8月中の予約は埋まってしまいましたが、現時点でも9月ならば5万円以下の部屋も数箇所で予約可能なようです。既に平日しか残っていませんが、ホテルから直接出勤するのもかなり優雅かも……?(笑)
(追記:その後やはりすべて埋まってしまったようですが、たまに覗いてみるとトク割プランの枠を追加しているのかキャンセルなのか空きが出ているのを確認しています)
よりリーズナブルに泊まれるけど展望のない部屋もありましたが、せっかくの機会なので皇居に面した見晴らしのいい部屋にしようと「パレスビュー プレミアムデラックスツイン」を予約しました。
客室一覧/宿泊のご案内 >パレスビュー(東京ステーションホテル)
普段なら我が家が利用する価格帯ではありませんが、ホテル的には半額以上の料金設定(通常価格見をるとビックリする!)。この数ヶ月の間、ずっと旅行は我慢していましたし、たまに贅沢してもいいいでしょう!?
予約時点では8月中の殆どの日程が空いてましたが、山の日連休は開けておきたかったので(恐らくこの感じだと遠征は難しそうかな……)、直前に迫った8月最初の週末である2日の日曜日に予約を入れました。土曜日は妻の用事があったのと、都内なので月曜日の朝に朝食を食べてから出発しても妻の始業(リモートワーク)には充分間に合うなと。
やや気になるのは現在東京都内でも感染者が増えている新型コロナウイルス感染症ですが、この後のレポートでも紹介しますが、東京ステーションホテル内での感染症対策はかなり入念で、宿泊者としても安心して滞在することができました(それだけに宿泊者もホテル外での慎重な行動が求められると思います)。
新型コロナウイルス感染症への対策につきまして(東京ステーションホテル)
客室数は全部で150室あるそうなのですが、滞在中に他の滞在客と朝食ブッフェ以外では会わなかったこともあり、恐らくかなり余裕を持った部屋数しか使用してないのかもしれません……?(「都民限定 トク割プラン」に出している部屋数もそれなりに絞ったものだと思いますし)。
東京駅に泊まるなら東京観光もしよう!?
日曜の午前中、せっかくなので旅気分を高めるべく立川に出て特急(あずさ/かいじ)にでも乗ろうかと思いましたが、結局普通の電車で東京へ(笑) 以前から気になっていた、KITTE丸の内の「根室花まる」の開店に並んでお寿司を食べたり……
ランチの後はチェックインまで皇居付近で写真を撮りながら散歩しようと思ったのですが、あまりの暑さに急遽「はとバス」のチケットを取り、都内遊覧に行ったりしました。
はとバス観光は1時間の短いコースながらとても楽しめたので、詳細はまた別記事にて。
はとバスツアーを終えて、東京ステーションホテルにチェックインしました。
東京ステーションホテル
改めて「東京ステーションホテル」について。日本の近代建築を代表する建築家、辰野金吾の設計による赤レンガの東京駅丸の内駅舎(中央停車場)内で営業しているホテルです。
私達世代が子供の頃から見ていた駅舎は先の大戦後に修復されたもので、最初の姿とは違う(なんて知らなかったけども)両サイドのドーム部分が八角屋根&2階建ての駅舎でした。
それが耐震補強を兼ねた修復工事を経て、開業時の姿である2つの円形ドームを持つ3階建てに生まれ変わったのが2012年のことでした。
南ドーム2階(レストランフロアから入れます)に分かりやすい歴代東京駅丸の内駅舎の写真が展示されていたので、比較するとよく分かります。
以来、東京を代表する近代建築の文化財として、或いはフォトジェニックなランドマークとしても以前に増して写真愛好家の被写体となることが増えたように思います。
丸の内駅舎がホテルになっていることは以前からなんとなく知っていたのですが、平成の改修工事の前後でメディアに登場する機会が増えたこともあって(確かブラタモリでも見たような……?)機会があれば泊まってみたいとずっと思っていたホテルです。
しかしながらそれなりのラグジュアリーホテルということもあって、なかなか思い切って泊まることもできません(通常料金だと2人で北海道旅行ぐらい余裕で行けてしまう……)。
そんな折の「都民限定 トク割プラン」。ただでさえ都外への旅行を我慢している時期だけに、憧れだった東京ステーションホテルに泊まり、溜まっていた旅行欲も解消できる(?)なんて、こんな有り難いプランを利用しない手はありません。
さて、ホテルのメインエントランスは駅舎中央よりやや右手、丸の内南口に近いあたりにあります。ちなみに中央にある馬車用スロープの付いた出入り口は皇族用の貴賓出入口で普段は使われていません。
チェックイン時、部屋がアップグレードされてジュニアスイートの部屋に泊まれることが告げられます。今回の「都民限定 トク割プラン」では全ての客室を開放している訳ではないので、タイミングによってはこのようなサプライズも設けてくれるのかもしれませんね。
東京ステーションホテル 2階 ジュニアスイート
館内の説明を受けながら案内されたプレミアムデラックスツイン改めジュニアスイートのお部屋。
落ち着いた色でまとめられたベッド。大きな窓のおかげでとても明るいお部屋です。
テレビボード&デスクスペース、鏡台。
余裕のあるベッドエリアに加えて、左手奥に見えるリビングエリアがあるのがジュニアスイートルームの特徴だとか。
リビングエリアにはソファーとサブのテレビまであって、外から見ると少し部屋が飛び出した形になっている部分でこちらも大きな窓。テレビには「○○○○○様」とウェルカムメッセージが……。
位置的には駅舎のかなり中央寄りの2階の部屋、窓からは貴賓出入口から皇居へまっすぐ伸びる行幸通りがドーンと見えています。これがパレスビュー…… インペリアルパレスビュー……。
広いバスルームに洗面台、「アメニティはブルガリで統一させていただきました」と…… お、おう。ブルガリの石鹸、とてもいい香りなので使いかけすらお持ち帰りしてしまった(笑)
備え付けのコーヒーメーカーはキューリグのK-Cupタイプ。これ、濃い目に入れないと薄いですよね?
無料スマートフォン(外国人観光客向けでしょうか、もちろん日本語対応)と、Lightning接続タイプのJBLのドック型スピーカー「ONBEAT MINI」、iPhone充電が捗りました。
その他、客室の細かなレポートはその手のサイトが詳しいと思うのでこの辺で……。ドライヤーとか空気清浄機とか無線LANとか寝間着とか当たり前のものは最初から全て揃ってます。あと、冷蔵庫にはミネラルウォーターが2本(有料ドリンクは感染症対策で置かれていません)。
トラヤ トウキョウで甘味を味わう
お部屋が快適過ぎて寝転がっていたらそのまま寝てしまいそうなので、ホテル内の探検がてらホテル内の喫茶、「TORAYA TOKYO(トラヤ トウキョウ)」へ。そう、羊羹でお馴染みとらやブランドの喫茶です。場所は丸の内南口ドームの2階部分、レストランエリアはカードキーがないと入れない宿泊者エリアの外になるので、普通に丸の内南口側より利用することもできるようです。
やはり現在はコロナ対策もあってか全スペースは営業せずに半分のみを使い、席間もかなり余裕を作って営業しています。
店内の壁は雰囲気のある古そうなレンガが剥き出しになっているのですが(他のお客さんがいたので写真は遠慮しました)、もしかしたら創業時などの古いレンガを残したものでしょうか?
外したマスク用の袋を貰えるのもありがたいですね(いつも置き場にこまるし、バッグ等にしまうとちょっと席を立つ際にうっかり忘れがち……)。
私はあんみつ、妻は羊羹のセット「TOKYOプレート」を注文。とらやはあんこが美味い(小並感)。
正面に丸の内KITTEが見える明るいカウンター席を選び、外を眺めつつしばしお茶。
宿泊者でないと見られない館内を見学
甘いものでお腹も少し膨らんだので、館内ツアーガイドを片手に探検に出かけましょう!?
基本的に客室エリアは2階と3階にまとまっていて、北ドームと南ドームを繋いだ長い廊下の周りに部屋が配置された分かりやすい構造。ですが、数箇所に設置されたエレベーターや階段での移動が少しややこしいので(移動可能階が異なる)、最初は少し移動に戸惑うような…… それはそれで探検感があってよい。子供か。
各エレベーターホールを始め、館内の各所に消毒用のジェルが置かれています。チェックインからの対応を含めても、かなり入念な感染症対策が取られていることを感じられます。
やはり気になるのは宿泊者でないと入ることのできないドーム内部。2階部分は南口ドームははレストランエリアとして入れますし、北口ドーム側は東京ステーションギャラリーという美術館になっているのですが、3階部分は宿泊しないと見ることができません。
レストランエリアを利用すれば、宿泊者以外でも入ることができる南ドームの2階はこんな感じ。
そして宿泊者でないと入れない北ドームの3階からの光景。間の2階部分に見えているのは東京ステーションギャラリーでしょうか。
天井がより近くなります。
ドームに面した部分にはドームサイドの部屋が入っているのですが、北口で1箇所、南口で2箇所ドーム内を見ることができるスペースがあってソファーや丸の内駅舎に関する展示があります。
南ドームの3階は向かい合った2箇所からドーム内を望むことができます。
ドーム周りの通路は八角形になっているので、短い通路の曲がり角が次々に現れます。こういう建物、綾辻行人で読んだことある!
- 作者:綾辻行人
- 発売日: 2013/04/19
- メディア: Kindle版
その他館内写真(決して説明が面倒になった訳では……)。
部屋からの夕暮れ
南北に細長い館内を1往復半ほど歩いて部屋に戻ると(この日は1万歩を超えていた……)、正面の皇居の向こうに沈む夕日が差し込んでいました。なんというナイスビュー部屋。
その後、雲が厚くなってしまい日没は見られませんでしたが、リビングスペースのソファーで窓の外景色を眺めつつコーヒーを飲んで過ごす贅沢…… 浄化されてゆく。
バー&カフェ「カメリア」にてローストビーフのセット
そろそろ夕飯…… 東京駅にいるので構内や周辺の商業ビルにも多くの飲食店がありますが、せっかくなのでホテル レストランエリアのバー&カフェ「カメリア」に行ってみます。というのもこちらで提供しているローストビーフのコース「プレジャー オブ カメリア」をネットで見て美味しそうだったので。
- アミューズ3種
- 炙りサーモンと信州こだわり野菜のサラダ オレンジキャロット わさびドレッシング
- 小海老ときのこのアヒージョ アンチョビとチーズの香り
- Camellia Special〈TOKYO ブーレット〉ビーフシチュー入りオムライス たこ焼きスタイル
- 和牛ローストビーフ 3種のソース ガーリックピラフ添え
- シャーベット
このカメリアも営業自粛から感染症対策を取っての8月1日に営業再開したばかりだそう。
先程のトラヤ トウキョウ同様にKITTE丸の内が見える窓。後ほど向こうから眺め返します!?
店内は完全にバー風なので「ここで食事できるのかな?」と思ったのですが、どうやら料理は外から運んできていたようなので、ホテル内の別のレストランで調理をしているのかもしれませんね。
バー営業がメインなのでローストビーフが入った軽めのコースかと思ったら、これがかなりのボリュームの本格的なディナーコースでした。どれも美味しい!
メインの和牛ローストビーフは100gからで私は150g頼んだのですが、もうかなりの満腹です。妻はコース途中でヤバイと思ったらしくオーダーを100gに訂正していましたが、それでも後半食べ切れなくなっていました(肉は全部食べてた)。
そして、チェックイン時にフロントで貰った「都民限定 トク割プラン」5000円分のホテル利用券がホテル内のレストランでは当日のうちに使えてしまうという…… つまり宿泊費半額に加えて、さらに5000円割引のようなもの。本当に助かる。
KITTE丸の内の屋上庭園からお約束の東京駅夜景
食後はそのまま南口から出てKITTE丸の内へ。一度、KITTEの屋上庭園からの東京駅夜景を見てみたかったのですよね。今まで色々なブログ、ネット媒体、SNSで見てきたのKITTE屋上の夜景。いつでも行ける……と思っているとちっとも行かないもので、2013年の開業以来ようやく来ることができました。
みなさんご存知かと思いますが、三脚一脚の使用は禁止なのでオリンパスを使いましょう(そうじゃない)。最近のカメラなら高感度も手ブレ補正もどんとこいなのでよほどの長秒でなければ余裕かと。
東京駅丸の内駅舎、こんな宮殿みたいな所に泊まっているのか……。
先程まで食事をしていた「カメリア」の窓も見えています。
左右対称に見える丸の内駅舎ですが、実は南側のドームの先が少し長くなってます。
腹ごなしがてらもう少し歩いておくかと行幸通りをお散歩。日曜の夜の丸の内、ほんとに人通りが少ないですよね(この日は昼からガラガラでしたが)。
定番構図を撮りたくなってしまうのは勘弁していただきたい。
左右にビルを入れてもカッコいい駅舎(ホテル)。
離れてみてもカッコいい。
腹巻きビルこと新丸ビル。
夜の丸の内駅舎をこれだけゆっくり眺める機会もなかなかないので、北口から回り込んで……。
さっきまで3階から見ていた北ドーム。この時間改札には殆ど人がいません。
オリパラのカウントダウン。この状況で本当に開催できるのでしょうかね……?
月の大きい夜です。
改めて東京駅駅舎こと東京ステーションホテル正面。2階の中央から3〜4個目の電気が消えているのは私達の部屋だから(笑)
時刻は既に22時過ぎですが、さすがに全て灯りの灯った部屋に宿泊客がいるとは思えません(?)。実はホテル内でもまだ他の宿泊客に会っていませんし、やはり現在のコロナ禍における対策として宿泊者数はかなり絞っているのかもしれませんね。
そろそろ部屋に戻ってお風呂に入って寝ましょう。お風呂とても良いです(雑感想)。
4階アトリウムでのブッフェ朝食
月曜朝、6時半頃に起床。少し雲の多い空。さすがに7時頃だと東京駅前もガラガラです。
お楽しみの朝食を食べにブッフェ会場のある4階の「アトリウム」へ。
丁度、丸の内駅舎中央部の屋根の下にある部屋ですが、天井の半分(ホーム側)がガラス屋根になっているまさにアトリウム。自然光がたっぷりの明るい朝食会場になっています。
東京ステーションホテルはこの朝食ブッフェ(ビュッフェ)が有名らしいのですが、コロナ拡大によって一時的に取りやめになっていたのが様々な感染症対策の上に復活したばかりとのこと。
ここにも古そうなレンガと、蒸気機関車の車輪風オブジェ(木製)。
席に案内されると袋に入ったカトラリーキットが。ブラスチック製のフォークとナイフ、スプーンが2個に箸という内容で、お持ち帰りもOK。伊字新聞?風の紙袋は当初料理のプラ蓋入れにのつもりだったけど、マスク入れに使って貰ってもOKです……みたいな色々とまだ試行錯誤をしている所だそう。丁寧なもてなしに被せる適度なぶっちゃけトークが面白い。
この紙のランチョンマット売って欲しいな……。
カトラリーキットの台紙を折り曲げて、箸置きやマスクの収納ができるようになっています。
さて、気になるブッフェメニューですが洋食から和食、卵料理、肉、魚……と大変品数豊富!
前日もかなり食べていたこともあって(だから昼夜たくさん歩いた)、これは厳選して選ばないとあっという間に満腹になってしまいそう(笑)
各メニュー、小鉢に取り分けられ、それぞれに蓋で飛沫対策がされています(蓋がないものはサンプル)。
サラダは小鉢でなく袋に取り分けられています。おっしゃれー!
ここからが和食コーナー。小鉢がどれも凝っていてかわいいです。
「雪消飯」これは美味しそう……。ちなみに白いごはんは並んでません…… というか、頼むと15分程度でお鍋で炊き上げてくれるそう。絶対に美味しいけど、間違いなく食べきれない(笑)。
お魚や肉も調理の方がその場で焼いてくれます。
お刺身もある。
デザートコーナー。ケーキはこれから作ってくれるそう。
……と全メニューを一周見て回ったのですが、こんなの決めきれません(笑)
ということで個人的にピンときたものからまず第一弾。右手前はやはりその場で調理して届けてくれるフレンチトースト グラチネ、上にはカスタードクリームと刻んだメロン。
雪消飯にミニうな重。ご飯とご飯、計画性がない(食べたいものを食べよう!)。
妻のセレクト第一弾。右上はこれもその場で焼いてくれるしらすトースト。
食べられる分だけ、少しずつ追加しておきます。
オムレツと一口ステーキもその場で焼いて貰ったもの。最高…… さいこう……。
デザートも選びきれない…… 今年の夏は北海道には行けなかったけど、根室花まるにも行けたし美味しいメロンも食べられました。
……会場ではもう限界手前まで食べたつもりでしたが、こうやって写真を見返していると「アレもコレももっと食べておけば良かった……」なんて少し後悔してしまう己の欲深さよ……。
実際、ここ数ヶ月の在宅続きでやや食欲が落ちたというか、少し量を食べるとすぐ満腹になってしまうようになって、前日の食事にしても、朝食ブッフェにしてもまだまだ食べたいのにもう食べられない…… みたいな切ない状況も。
何事も食べすぎはよくないですが、以前はここぞというときにもう少し食べられていただけに、そりゃ歳もあるのかもしれませんが、明らかに代謝が落ちてそうな最近の生活を修正して行かないといけませんね。登山から帰った後の何を食べても許される万能感(気のせいです)を今一度取り戻したい……。
現在、8月の平日限定で宿泊逆以外でも事前予約制でアトリウムのブッフェ朝食を利用できるプランもあるようです。しかしながら、お値段1人5,380円とのこと…… そんなするものなんですね(ビックリ)。
ゲストラウンジ アトリウム(東京ステーションホテル)
名残惜しいですが日常へ……
1時間以上、じっくり朝食ブッフェを堪能した後、部屋で荷物をまとめてチェックアウト。雲が多かった空も上空から青空が見えてきました。丸の内にも徐々に人の姿が……。
また来ます…… とは言えないけど、やっぱりまた来たいですね。
思いの外ガラガラな東京駅始発の中央線に乗り込み、同じ東京都内多摩エリアの自宅を目指します。
日曜日の朝10時前に自宅を出てから約24時間強、旅行と呼ぶにはあまりにショートな1泊外出では大きい。
普段の旅行だと旅館と違って夕食が組み込まれていないホテルはあくまで宿泊場所として捉えがちで、もちろん設備やサービスが良ければ良いに越したことがないけど、あくまで主目的は滞在した場所での行動を重視しがちな自分。
しかしながら、ホテルに泊まる行為そのものがそもそも非日常な訳で、“ホテルで過ごす”ことを主目的にした外泊もまた楽しいものだと改めて感じました。子供の頃って自宅以外で「お泊り」すること自体が楽しかったですものね。
フロントからブッフェまで対応をして頂いたホテルスタッフの方々をはじめ、部屋や各設備の至るところに行き届いたホスピタリティのおかげで、たった半日の滞在時間ですが想像以上にリラックスした時間を過ごすことができました。
できることなら、また泊まりに来られたらなのですが…… 今回のお部屋はよほど気合いを入れて奮発しないと無理か(笑) それでもまあ諦めずにまた来られるよう頑張ってこの世界を生き延びようと思う次第です。
- 作者:種村 直樹
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徹底解剖! 東京駅100年 過去 現在 そして未来へ (JTBの交通ムック)
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