仙台広瀬川ワイルド系ワーキングマザー社長

ビールと温泉と面白いものが好きな大学生男子の母。

「バイクはキープレフトだろうが、おめー!」と怒鳴られた件

この記事を見た方へ。ブログの日付見ての通りかなり昔の話です。今は違うかもしれません。後ろに追記あり。

先日どうしてもイライラしたのでぶちまけさせてもらいます。
どー考えても私は悪くない。だが相手のオヤジがあまりに「俺が正しい」という顔をしていたので、小心者の私はこうしてブログに愚痴ってみるのである。

ライダー……バイク乗りってのは、少数派であり、世間様には決していいイメージはもたれていないんだろうと思う。
40を過ぎてもこうして、はや20年以上も乗っているのは、決して車を持っていないという消極的理由だけではなく、バイクが大好きだからなのだ。大好きなバイクが、そしてバイク乗りが悪く見られないよう、日々交通マナーを守って安全運転を心がけている。そして車に比べてはるかに危険な乗り物なんで、自分の身を守るのを最優先している。

あのですね。こういう場所があるんですよ。

んで、ここには一方通行に入ろうと、よく右折車が入ってくるわけです。こういうふうに。

右折車がいると気づいて、なおかつ対応できる位置にいたなら、入れるようにあけてあげることもよくあるし、実際あけてもらうこともよくある。
しかしね。この時、私はこういう風に止まっていたのですよ。

動けないじゃないですか。信号が青にならないと。だから私は普通に止まったままだったんですよ。
そうしたら、この右折車、ぐいぐいと私に近づいてくる。

「えっ」と思って「でも動けないし」と思っていたら、この車に乗っていたオヤジが窓をがーっと開けて、こっちになんか言う気満々の体制をとろうとした。
あ、やばい人だ止まってたらひかれると思って私はじわじわと前に出ました。

するとオヤジはこんなふうにすれすれを通りぬけながら


「バイクはキープレフトだろうが、おめえ!」
と、怒鳴って行きました。


………
納得いかん。
まず、私は普通に止まっていただけなのに、この車のために、前の車の脇の方によらなきゃいけない意味がわからん。


そして、バイクはキープレフトという言葉。
たしかに教習所ではキープレフトと習う。だけど、実際のバイク乗りなら経験してると思うけど、キープレフトすると、車が、抜いていくんですよ。同じ車線の右側を。車線変更しなくても抜けるもんだラッキーと思うのか、すれすれを通っていくわけですよ。
はっきりいってまじおっかねーの。もしぶつかったらさぁ、そっちは車がせいぜいこすれるようなもんでも、こっちは腕が飛んで足が飛んで内臓が飛び散るかもしれないんですよ。冗談じゃない。隙間があれば入れんだ、どけーと思うのはなんなんですか、男の本能ですか。ふざけんなってかんじですよ。
だから、左右の脇に車が突っ込んでこない位置を走るんです、バイク乗りは。自分の身を守るため。でも、真ん中はヒビがはいっていることがよくある。そして、わだち(車のタイヤの通るあたり)は、凸凹していたりする。だから私は、一番走りやすくて安全な「真ん中より微妙に左」を走るようにしてます。ちなみに学生の時のツーリング仲間には真ん中より右派が多かった。
しかしそもそもキープレフトってなんのためだったんだっけ。少なくとも、停止中に、右折車を通してあげるために左に寄ることではないとおもうな。しかも、キープレフトしようと、結局私は前に出ないとこの車入れない位置だったし。ぜんっぜん関係ないよ、キープレフト。
あの道に入るってことは、あのあたりのピカピカ高級マンションにお住まいですかねぇ、それなりの車だったし。お役人か、どっかの会社の重役?ったく、なにが文教地区で治安もいい人気のエリアだよ。ばか。


あとね。車乗ってる人が怒鳴るってのは誰に対してもやめていただきたいですね。
相手が悪かったとしましょう。でもね、相手がびっくりして反省するかっていうと、違うでしょ。恐怖が先立って全然効果ないでしょ。平常心失ってその後に運転ミスってそれが事故につながったらなんもいいことないでしょ。
私もこの一件の後、すっごい怖さと怒りで、イライラしてしまったので、落ち着け落ち着けと自分にいいきかせながら運転しました。
なんで車乗るとみんな人変わるのかね。
某私の身近な人なんて、自分が運転しないくせに、私が運転してる車に乗っていると「右折車むかつく」「路駐うぜえ」「そいつにクラクションならしていいよ」「早くいけクソが」とか、ほんとずーっと怒ってる。私は車間距離多めにとって、右折車も路駐も見てて、ちゃんと対応して、ぜーんぜんなんとも思ってないのに。右折も路駐も必要だったらこっちもするでしょう。もたもたしていることだって自分よくあるし。だから寝てくれるとほっとします。


あー。まったくもー。
書いて吐き出してすっきりした!
車乗りからは多数反論あるでしょうけど。ごめんなさい。
繰り返すけど、自分の身の安全を第一に考えたいんです。しにたくないんです。だから私は無理な運転もしないし、すり抜けもしません。
「好きこのんで危ないもんに乗ってるんだから、どうなろうと、てめえのせいだろう。身の安全とか言うなら車に乗れよ」と言われたらなんにもいえないんですけどね。
えーえー、馬鹿ですよ。バイク乗りなんて。


というわけで、まとめ。

  • バイクは体むき出しなので無理に寄ってくるな
  • バイクはキープレフトは守んないほうがいい
  • 車のるとイライラする人困る

………つーわけではなく「むかついたクソオヤジ」がまとめです。





追記。
というわけで、予想したとおりいくつか反論がありました。
「右に曲がる車が入れるよう、ここはちゃんとスペースあけておくべきだろうJK」

なるほど、こんなふうに。

うーん、そうなんでしょうか?
信号のない十字路やT字路で停止するときって、みなさんそうやって、対向車が右折できるよう、必ず、あけてる、もんなんですか?
実はこの道、私の毎日の通勤路だった時期もあり余裕で数百回は通っています。だから右折車がどのぐらいの頻度で来るかはわかってます。ほんとにビュンビュン曲がってくるなら私もあけると思うけど、あまり知られてない裏道的なルートなので、そんなに多くはないんですよ。で、その数百回通った道でこういうことがあったんで納得いかなかったわけです。
でももし、「信号のない十字路やT字路で停止するときはあけてとまるものだ」というマナーが存在するとしたら、私が20年もしらなかったことになり、これだからおばさんは……ということで反省しなければなりませんね。でも、他の車もべつにあけていないと思ったけどなー。今度通るとき注意してみよう。
ついでに、この道路の周囲って実は仙台でも有数の大きい道路で。実は、こうなってるんです。

もしかするとどこのことだかわかった人いるかも。
それで、良く、こんな感じで信号が変わっても動けなくなってる車が団子状になってるんです。

やっぱそうなると、前、詰めようとおもっちゃうし、みんな詰めるんですよね。
あと、「自分が右折したい時にあけていてくれたら嬉しいのでは?」って意見があったけど、私は、よっぽど全然車いないとかじゃないと、ここ、右折はしないです。そんだけここの道はいつも詰まってます。それにこの曲がった先の道、狭くて(図では都合上広く書きましたが)、抜け道としてはいいのかもしれないけどあんま走りたくないんですよね。歩行者も路駐も多い裏道です。
私は怖い道走るよりは、遠回りをするたちなので。