mlp-wind621の 帰り道 ブログ

人はそれぞれ自分だけの帰り道を持っています。 学校帰り、仕事帰り、ふる里や自分にとって大切な人々からの帰り道、時には病院や遠い紛争地からの帰り道などもあるかもしれません。 そして何らかの理由で外出する事がままならない人にも帰り道はあるはずです。 すべての人の朝が始り一日にいろいろな事があった後、人はたくさんの思いを抱えながら自分自身の心の中に帰って行きます。 そんな帰り道の途中で、私がつぶやいたひとり言を書いてみました。 すべての帰り道があしたへの道に続くことを願いつつ・・・

「白い花」 a story someone told

この坂を登りきったら、もうすぐだ。
見たかった景色がきっと見えるはず。

たいして険しい坂道でもないのだが、動きの良くない足で杖をつきながら登っていくのはかなりつらい。

人生終了だと悟った時、最後に大好きな花がいっぱい咲いている丘を見たいと思った。

とにかく丘の頂にたどり着けば後はどうなってもいい。

もう何もかも終わってしまうのだから。

小さな頃から、出会った大切な人やものを両の手で包み込むように感じ、自分自身でないものもできるだけ大事にしてきたつもりだ。

なのに、今の自分はどうだろう。

気持ちをかたむけてくれる人は無く、心をつなぐ相手も失った。

最後は好きな花を見て、好きなように歩き、動けなくなったら静かに終わるつもりだ。

もうすぐ、もうすぐだ、あと一歩。
弱った足に精一杯力を込めて、丘の頂きに踏み上がった。

ひらけた空から柔らかな日の光がさし、顔を照らす。一瞬まぶしくて目をつむる。

それからゆっくり目をあけてみた。
目の前には、数えきれないほどの白い小さな花が一面に広がっていた。

大好きな花がひたむきに白く白く咲いていた。

「命、白い命、私の命」

そう呟いて只々その場に立ち尽くしていた。

 

数日後。

「ピンポーン」
玄関チャイムが鳴った。モニターに映る女の子の姿。

「おばあちゃん、来たよ」

「あらいらっしゃい、待って今開けるから」

ドアを開けると、女の子は両の手のひらで包み込むように花の苗を持って立っていた。

「おばあちゃんプレゼント、お花好きでしょ?」
「わたし、運んできたよ」

その花はすずらん。
すずらんの花はほんのり薄いピンク色をしていた。

私は差し出された花と女の子の手を、自分の両の手のひらでしっかりと包み込んだ。
女の子の手はとても温かかった。

お伽話  続「銀色の兜」 

森の奥、湖の向こうから覆いかぶさるように黒い霧が広がってきました。
とうとう闇がやってきたのです。

たかみは一瞬闇と対峙し、刀を構えたかと思うとその中に突っ込んで行きました。
つるぎもそばを離れまいと彼を追って行きました。

時おり闇の切れ間から飛び跳ねるつるぎの姿とともに、たかみの舞のような美しい刀さばきが見えました。

風が吹き、闇が渦巻きます。
ぐおー、ぐおーという獣のような唸り声が森の中に響き渡りました。

戦いは続き、たかみの姿も見えなくなるほど闇の渦は大きくなっていきました。

このままなすすべもなく森は闇に支配されてしまうのでしょうか。

その時です。目もくらむような光が闇の渦を切り裂いたのです。

それは、たかみの渾身のひとたちが放つ光でした。

 

 

次第に闇は薄れていき、森は静けさを取り戻していきました。

必死に大木にしがみつくかつみの姿が見えます。しかし、たかみの姿はどこにも見当たりません。

かつみはぐったりと横たわるつるぎに気づき走り寄りました。

「つるぎ、つるぎ」
かつみは必死に呼びかけました。

つるぎはかすかに目を開けると
「くうーん」
と弱々しくなきました。

彼はつるぎを抱き上げると急いで兄の小屋まで運び、自分は森へ取って返したのです。

かつみの眼の前には、深く傷ついた森の姿がありました。

嵐が過ぎ去った後のように、木々は倒れ、その枝葉は引き裂かれていました。

それでも、たのもしいふうがをはじめ鳥や小動物たち、小さな虫や花々は闇との戦いのなかでなんとか生き延びることができました。

「兄さーん、兄さーん」
かつみは森中必死でたかみの姿を探しまわりました。

いつまでも諦めきれずにいる彼を止めたのはふうがでした。ふうがは樹洞の棲家で闇を耐え忍んだのです。

ふうがは大きな羽を精一杯広げ、ばさばさと羽ばたきかつみの行く手を阻み、強く彼を押し留めました。

とうとうかつみは地面に膝をつき、ぐおん、ぐおんと泣き続けたのでした。

いつしか森の向こうの空が、たそがれ色に染まり始めました。傷ついた森は、沈みゆく太陽の光に優しく包み込まれていきました。

「兄さん、守ってくれてありがとう。
 とてもさみしいよ。
 また元気になってここへお社を建てに戻っ
 てくるよ。
 必ず約束する。待っててね」

かつみは心の中で、姿の見えなくなった兄たかみに話しかけました。

 

 

闇との戦いの後、村人達は安心して暮らせるようになりました。
たかみは自らの使命を果たしたのです。

戦いで傷ついたつるぎは、かつみによって犬族の長である父のもとに戻され、少しずつ回復していきました。

ふうがは闇との戦い以来かつみのそばを離れず、彼が商いをするときも一緒でした。

ふたりは「しまふくろう兄弟」と言われるほどになりました。

月日は流れ、かつみもたくましい青年に成長しました。商いもうまくいき森のお社を建てることができたのです。

お社は森の奥の湖畔に建てられました。やっとかつみはお社で、皆の平和を願い祈ることができました。

「兄さん、やっとお社を建てることができま
 したよ。
 いつまでも見守っていてください。
 また何度でも会いに来ますからね」

かつみは鏡のような湖面を見つめ、たかみに話しかけていました。

突然湖面がさざめいたかと思うと、何かが水の中から飛ぶように現れ、ゆっくりと弧を描き空に舞い上がりました。
なんとそれは白い龍だったのです。

青い空に白い龍の姿が、美しく浮かび上がりました。
その龍は額の鱗だけが銀色でした。

白い龍はまたざんぶりと水の中に消えていきました。

一瞬の出来事でしたが、かつみには白い龍の姿が、銀色の兜をつけたたかみの姿に見えました。

「やっと会えたね、兄さん」
かつみはそう言って、満足そうにほほえみました。

               おしまい

お伽話 「銀色の兜」 

銀の兜の若者は、龍神様のご加護を受けて今日も戦(いくさ)にのぞみます。

その刀さばきは類い稀と、名だたる武将の間でも評判の美しさでした。

彼の名は「高見(たかみ)」。
たかみの祖父は、皆のため少し高いところから見守れるようにとこの名をつけました。

たかみが戦う相手は「人」ではありません。
人を蝕む「暗い闇の力」なのです。

闇の力は彼が住む村のいたるところに現れます。闇にふれた村人の多くは、身体のどこかに病を抱えてしまうのです。

闇の力と戦うため、たかみは大変な修行を何年も続けてきました。

闇を切り、人の身体に巣食う病を退治する役目が、家代々引き継がれてきたのです。

 

 

たかみの毎日は、書物を開くことから始まります。

静かに心の目で文字を追い、気持ちを整えます。そして今日一日皆が無事でありますようにと願いながら、たかみは日々の仕事に向かうのです。

彼は川から水を汲み、薪を割り、畑を耕し、自分が食べるだけ、使うだけのものを毎日生み出し、少し余分に収穫できたものを日々の糧にしています。それで充分彼は満足していました。

 

 

たかみの一番の友達は白い犬です。
名は「剣(つるぎ)」、犬族の長の娘なのです。

彼女は白い木蓮のように慈悲深く、それでいて凛とした姿をしています。

たかみとつるぎはいつも一緒です。
嬉しい時も、辛い時も、闇との戦いでたかみが両親を失い悲しみにくれていた時も、つるぎは彼によりそってきました。

度重なる戦いにたかみの心が打ちひしがれ、彼が刀を捨てようとした時にも、つるぎは彼の袖を一生懸命引っ張りそれを止めました。

たかみとつるぎの心は深く深く繋がっているのです。

そしてさらにたかみを見守る仲間がいます。
しまふくろうの「風雅(ふうが)」です。

森の中、けがをして苦しんでいるところをたかみとつるぎに助けられました。

たかみへの恩を忘れずかと言って慣れ親しむでなく、彼をずっと見守っているのです。

いざ闇の気配が近づくと、鋭い感覚で察知してたかみにそれを知らせます。
ふうがは「誇り高き森の番人」なのです。

 

 

たかみは毎日畑仕事に精を出しています。
でも今日は、いつもより少しそわそわした気持ちになってしまうようです。

なぜなら、たった一人の弟が訪ねてくることになっているからです。

闇との戦いで二人の兄弟が両親を亡くしたとき、まだ小さかった弟は父の友人に引き取られて育てられました。

離れて暮らす兄弟が今日十年ぶりに再会するのです。

弟「克己(かつみ)」十五歳。遠く離れて暮らす兄を、ひとりで訪ねられるまでに大きくなりました。

たかみは久しぶりに見る弟の成長した姿を思い浮かべては、なお一層畑仕事に力が入るのを感じていました。

めったに笑わぬたかみの頬も、心なしか緩んでいるように見えます。

 

 

たかみの弟のかつみは、なかなかの商売上手です。

かつみの村には「お婆」と皆から呼び慕われている老婆がいます。かつみは、お婆にとても可愛がられていました。彼はそのお婆に頼み込んで粟餅を作ってもらいます。

その粟餅をいろいろなものと交換していき、とうとう最後には一番欲しかったものを手に入れてしまいます。

かつみはそうやって手に入れた書物を、兄への土産にするつもりでした。

彼は書物を大事に懐にしまい、兄の喜ぶ顔を浮かべながらたかみのところへ向かって行きました。

一方たかみはその頃畑仕事もひと段落し、額の汗を拭っていました。

「よし、ひと休みするか。
 おいでつるぎ、昼飯にしよう。
 もうすぐふうがが魚を届けてくれるよ」

ふうがはいつも森の中の湖で魚を捕まえ、たかみのところへさりげなく置いていきます。

彼は木の上から水面近くを泳ぐ魚を見つけると、じっとその動きを見つめ続けます。そして、その時が来るやいなや瞬時に下降し、がっしり魚を掴み取ります。
ふうがは漁の名手です。

「いつもならもうとっくに魚が届くころなの
 に・・・」

たかみは火を起こしながらなんとなく胸騒ぎがして、落ち着かない思いでした。

と、その時です。
「わん、わん、わん」
突然つるぎが走り出しました。

森の方から、大きく羽を広げて飛んでくるふうがの姿を見つけたのです。

「闇の訪れだな」
一瞬のうちにたかみは悟りました。

昼飯のために起こしかけた火を素早く消し、すぐさま住んでいる小屋の方へ走って行きました。

彼は小屋に着くと手早く銀色の兜を取り身支度をし、刀をしっかりと握りしめました。

ふうがを案内に、たかみは飛ぶように森へ向かったのです。もちろんつるぎもそばを離れません。

かつみはもう森に差し掛かっているのでしょうか。

「かつみ、無事でいてくれ」
たかみは弟の無事を祈りながら森までの道を走り抜けて行きました。

               つづく…

 

【帰り道】 ひとり言 「スターをつけてくださった皆様へ」お伝えしたいことがありますので書きました

応援の星々をつけてくださった皆様



故あってリハビリ生活をおくっています。


はじめて皆様から応援の星々を頂いた時

ドキドキが止まらず、心臓のふくらみが

喉まできてしまったような感覚で

すごくうれしかったです。


本当にありがとうございました。


皆様のブログを読ませて頂き、すごい!

おもしろい! へぇーナルホド・・・

などと思ったものの勉強不足で、スターの

ボックス表示のない方にはいまだスターを

つけられずにいるわたしです。

ごめんなさい。


リハビリの状況によって不調になる時もあり

なかなか書くことができませんが、これから

も続けていきたいと思います。

よかったらまたのぞいてみてください。



mlp-wind621

【帰り道】 ひとり言 「二つの世界」

光と影    楽観と悲観

成功と失敗  否定と肯定

自由と束縛  好きと嫌い

幸福と不幸  健康と病気

裕福と貧困  水の上と水の底

子供と大人  過去と未来

 

心の中の二つの世界

 

どうせわたしなんか幸せになれないよ

自分は成功するはずがない

 

なぜ 幸せではいけないの?

どうして 成功してはいけないの?

 

どちらの世界を見ているのだろう

どちらの世界を選ぶの?

 

どちらを選ぶのもあなたの自由
何のきまりもない

 

人や物そして背景
二つが一つになって一枚の絵が描かれる様に
たとえどちらを選んでも
二つの世界は並んでついてくる
決して離れることはない

 

わたしは幸せになる 少し不安だけど

自分は成功する いろいろ躓く事はあっても

 

たとえ水の底に沈んでも
足は反射的に底を蹴って
ただひたすら
水の上を目指すことになるのです

 

あなたは影を抱いたまま
思いっきり光りを放つでしょう

 

 

 

 

遠い国で出会った一枚の絵

真っさらの心で 近づいていく

画布 絵具 筆の跡

過去が色彩となって 心に展がる

「好き」と「嫌い」だけの時間

まわりの世界が遠ざかる

次第に音が消えていく

 

 

 

 

 

イタリアルネサンスの画家ジョルジョ・ヴァ
ザーリは レオナルド・ダ・ヴィンチの評伝
を書き残しています

中学生の頃わたしはこの評伝の内容にふれ
ダ・ヴィンチの人となりに魅了されてしまい
ました

ダ・ヴィンチの作品に ほとんど同じ構図の
二枚の絵があります

ひとつはフランスのルーブル美術館が所蔵す
る「岩窟の聖母」
もうひとつはイギリスのロンドン・ナショナ
ル・ギャラリーが所蔵する「岩窟の聖母」で
す

二つの絵の大きな違いは 描かれている天使
にあります
ルーブルの絵の天使の手だけが イエス・キ
リストを指さしているようなのです

ナショナル・ギャラリーの絵にはダ・ヴィン
チの筆がほとんど入っていないと言われてい
ますが わたしはこちらの天使の顔に特に惹
かれました

見よう見まねで天使の顔を何度も何度も描き
直しながら 長い時間を過ごしたのを憶えて
います

 

わたしは画集などで いろいろな画家のたく
さんの絵に出会いましたが
中にはあまり好きとは言えない絵もありまし
た

例えばルノワールがそうで 素晴らしい作品
なのですがあまり心惹かれることはありませ
んでした

大人になってから 偶然ルノワールの実物を
見る機会に恵まれました

その時の衝撃
色彩のあまりの美しさに
言葉もありませんでした
目が覚めるとは このことだと思います

 

いつの日か 二つの「岩窟の聖母」の実物に
出会うことがあれば
二つの絵に対するわたしの「好き」も
もしかしたら変わってしまうかもしれまん
何だかとても楽しみです

【帰り道】 ひとり言 「願う」ということ

あれが欲しい

こうしたい

そうなりたい

どうしても何かを手に入れたいと
必死になって思いつめる


最後には
欲しいものを手に入れなければならない
そう思うようになる


欲しいものを手に入れる楽しさが
苦しさに変わってしまう
手に入れるまでの今という時間が
とてつもなく辛くなる
それでは日々がつまらない


今を飛び越えて未来は来ない


今をもっと味わって
今と仲良くあそびたい

 

 

あの火花がほしいのです
ほかにほしいものなどありません
鉄を打ち
飛び散る火花がほしいのです
ほかにかわるものなどありません

 

 

そうして「それ」をそこに置いて
わたしはからだを起こします

それから「それ」をそこに置いて
わたしはここを離れるのです

そうまでしてもあまりに悲しくて
抱えきれないもののために
涙というものが溢れてしまうのです

 

 

そうして「それ」をそこに置いて
わたしはからだを起こします

それから「それ」をそこに置いて
わたしはここを離れます

忘れるのではなく
受け容れるのでもなく
「それ」をそこに置いたまま
今という景色の中で息づくのです

 

 

  ー ちょっとより道 ー

 

 
漫画家 萩尾望都先生の作品
「ポーの一族」との出会いから
先生の作品への思いを
ずっと大事にしてきました


最近「萩尾望都の描いたタロットカードがあるよ」といううわさを耳にし
調べてみたところ
なんと1976年の作品がある書籍に再録されていたのです
さっそくその書籍を購入


1976年当時はその存在すら知らなかったタロットカードに
今 出会うことができました


思い出のひみつ基地
そこに忘れられた宝ものにまた出会えたようで
なつかしく せつない 胸一杯の時間を過ごすことになりました

 

そろそろ家のあかりが見えてきました。
それではまた・・・

 

【帰り道】 「あなた」へのひとり言

たくさんの「あなた」へ

 

からだがしくしく泣いている日
長い1日の1分1秒を
「あなた」はどうやりすごしているのですか

不安や恐れの中
ひとりぼっちで自分に向き合い
気晴らしといえば
わずかな音楽が聞けるだけ
そんな毎日を
「あなた」はどんな方法で
繋いでいるのですか

同じ様な思いを持っているけれど
それぞれまったく違う時間の流れの中にいる
たくさんの「あなた」

いつかそれぞれの時間を
束ねて引っ張って
ひとつの流れにできればと
そういう思いが日々増している気がします

 

 

恋人と別れる度に
わたしの心臓の端をつかんで
あなたは大泣きする
ただ共鳴するわたしとの時間
でも嫌な恋などひとつも無かったはず
いつかあなたが誰かに辿り着いても
わたしはここにいるから

 

 

残されたがらくたの中から
顔をのぞかせた銀色のかけらひとつ
不意をつかれて立ちつくす

ここにあるのは悲しみ?
それとも喜び?

拾い上げた指先から伝わるのは
あなたが残したぬくもりの記憶

 

 

朝の街
朝日の貼ったテープを追いかけて車は走る
風が起こる
道の木の葉が賑やかに舞い踊る
行き先はわからないけれど
きっと 「あなた」が待っている気がする

 

 

宝冠弥勒 弥勒さん
弥勒さんに恋をして
毎日写真をながめてた
いつか会えると願ってた
幼いわたしはもうおらへん
写真もわたしもくたびれて
月日がどれだけ流れても
きっと思いはかわらへん

 

 

  ー ちょっとより道 ー

 


たったひとり帰る道
冬の夜空は落ちて行きそうに暗い
たとえ寒さに身を縮めても
この瞬間をひとりじめ
誰も知らない空間を抱きしめて
1日の満足を感じる

さあ この秘密をもって家に帰ろう

 

そろそろ家のあかりが見えてきました。
それではまた・・・