ミズキのブログ

心理学を中心に情報を発信しています。

「私の嫌いな探偵」を読んだ感想

こんにちは、ミズキです。

今回は東川篤哉さんの小説を読了したので、感想を書いていきたいと思います。

 

「私の嫌いな探偵」と言えば、2014年にドラマ化されています。

玉木宏さんと剛力彩芽さんが主演のドラマで、たまたま図書館に書籍が

あったので読んでみようと手に取りました。

 

感想

どの章から見ても、内容が分かりやすく小説をなかなか読まない方にも優しくスラスラ読むことができる。章ごとに殺人事件が違うので、目次を見て読みやすそうなところから始めてみるのがいい。私は特に「死者は溜め息を漏らさない」が面白かった。犯人の犯行内容が常軌を逸していて、想像しただけで気持ち悪く感じた。カワニナという細長い巻貝が、事件の重要な手がかりになっているとは思わなかった。犯人をめぐる名探偵の鵜飼杜夫と、二宮朱美のやりとりがコミカルで面白かった。鵜飼がボケで、朱美が突っ込み担当で漫才をしているようにも見えるし、全くの赤の他人から見ると熟年夫婦のような関係性にも見えそうだ。殺人事件なので、もっと暗い内容だと思っていたが、そんなことはなく、殺人事件なのに場を和ませる魅力があるのは、他の作品にはなく新鮮だった。東川篤哉さんはユーモアのある物語を書く方なのだろうと思った。今度ドラマも見てみようと思った。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

 

 

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