あさかぜみずほの趣味活動記録簿

旅行記や主に飛行機の写真をひたすら載せ続ける、趣味のブログです。たまに日記らしき投稿もあり…?

どこかで働く駅員がひたすら旅行記や写真(主に飛行機)をひたすら載せ続けるブログです

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2024年1月15日 【成田空港】

N77296 / United Airlines / Boeing 737-800

1年が悲しいニュースからスタートしてしまいましたが、趣味は通常通り再開することにします。関東の冬らしい真っ青に晴れ渡った空の下、2024年のスポッティングを成田からスタートします。

翼端だけならB737MAXに見えなくもないユナイテッドの737-800。MAXシリーズに先んじてつけられた新しいウイングレットは「スプリット・シミタール・ウイングレット」と呼ばれるもので、通常のウイングレットよりもさらに2%の燃費向上を図ったもの。
交換するにも費用がかかるので採用する航空会社はそこまで多くはないようですが、1回あたりの飛行距離がある程度長ければ元が取れるのでしょうね。

 

PK-GPX / Penerbangan Garuda Indonesia / Airbus A330-300

デンパサール~成田便のデイリー運航が再開されてしばらく経ったガルーダインドネシア航空。週1便は引き続きリゾート地のマナドを経由して運航されています。

『そらとぶピカチュウプロジェクト』への参加が発表されたガルーダですが、ピカチュウジェットになるのはB737-800で残念ながら日本には姿を見せることはなさそうです。
2機目も就航させる計画だそうなので、願わくば日本へ来る機体に…!

 

 

T7-BIC / Private / Gulfstream G650

T7とは見慣れない国記号ですが、どうやらイタリアの一角にあるサンマリノ共和国に所属する機体のようです。籍はサンマリノでも同国にあるのは滑走路長650mの飛行場だけで、空の玄関口は隣接するイタリア・リミニの空港です。

タックスヘイブン(租税回避地)というほどではないにせよ、よその国で飛行機を保有するよりはサンマリノの方が安いのかもしれませんね。

 

S2-AJV / Biman Bangradesh Airlines / Boeing 787-8 Dreamliner

ビーマン・バングラデシュ航空が飛び立ちました。
機首には生誕100周年を記念しているらしい人物像が描かれています。おそらくバングラデシュを東パキスタンからの独立に導いたシェイク・ムジブル・ラフマン氏(1920-1975)の肖像画でしょう。

2024年1月現在の首相シェイク・ハシナ氏はラフマン氏の長女で、2回に分けて20年以上も首相を務めています。

 

9N-ALY / Nepal Airlines / Airbus A330-200

ネパール航空のA330が飛び立ちます。
長い距離を飛べる機材はA330-200が2機だけ、A320とDHC-6“ツインオッター”を足しても計6機と小規模な所帯です。

 

9V-OJJ / Scoot Tigerair / Boeing 787-9 Dreamliner

スクートの「ピカチュウジェット TR」が出発。かわいいデザインで見かけるたびに心がほっこりします。
主力機材で飛び回る範囲が広いので出会う機会がなかなか少なく、レアポケモンっぽさがありますね。

 

HL8540 / Aero K / Airbus A320-200

長距離便の出発が落ち着いたので、空港南側のひこうきの丘に移動してきました。

目の前から離陸していくのは韓国・清州へ向かうエアロK。機体の左右でロゴのアンダーバーの長さが違って、どちらから見てもAero_Kの文字全てが見えるようになっているのは面白い工夫です。

 

PH-BQA / KLM Royal Dutch Airlines / Boeing 777-200ER

ロシアによるウクライナ侵略行為により、西側の航空会社はもう2年近くもシベリア上空を飛べないままです。乗継需要で稼ぐ中東勢とは違い、ヨーロッパ勢は東アジアへの直行便はどうにも振るわない様子。

結局2023年はコロナ禍前のようにKLMがB777-300ERで運航することはなく、特別塗装の「オレンジプライド」を見ることはできませんでした。11月からは新しいデザインに変わりましたが、今後も成田で見ることは難しそうです…

 

B-50015 / Tigerair Taiwan / Airbus A320-200

機体に描かれた「虎虎生風」とは「虎のように勇猛果敢」という意味で、タイガーエア台湾の将来への期待と向上心を表現したものだとか。

 

パチンコ店「パールショップともえ」が広告車両として使っているらしいボンネットバス。
1999年に三菱ふそうが売り出した「ローザボンネットバス」で、マイクロバス「ローザ」のシャシーに菱和車体(当時)がレトロ調のボディを架装したものです。

しばしば成田空港の周辺で見かける車両なので、見かけたらちょっとラッキーかも?

 

B-16333 / Eva Airways / Airbus A330-300

こちらはサンリオ大好きエバー航空の「ハローキティジェット パーティージェット」の特別塗装機。

 

HL7625 / Asiana Alirlines / Airbus A380-800

そしてこの時間の主役といえばアシアナ航空のA380。
抜群の存在感で、ヒコーキに詳しくない人にも知名度があります。乗るとさらに快適さがわかるのですが…

 

HL7625 / Asiana Alirlines / Airbus A380-800

今日は風が強く空気の抜けもめちゃくちゃいいので、50kmぐらい先にある筑波山の稜線もハッキリ見えています。
…手前のILSにピントが合っているような気がしますが、まぁ成田らしい景色を撮れたのでヨシとしましょう。

 

JA900A / All Nippon Airways / Boeing 787-10 Dreamliner

ロールスロイス製エンジンを搭載した787-10はANAでは3機だけの少数派。
2015年に発注したときは国内線に投入するつもりでしたが、アジア圏内の需要の伸びを受けて国際線仕様へ変更しています。

国内線用の-10は2024年2月に運航開始予定で、徐々に国内線で運用するB777-200ERを置き換えていく計画です。JALに続いてANAの国内線でもB777引退が刻一刻と迫ってきました。

 

↑ N28987 / United Airlines / Boeing 787-9 Dreamliner 
↓ N14001 / United Airlines / Boeing 787-10 Dreamliner 

ちょうどユナイテッドのB787が立て続けに降りて来たので機体の長さ比べをしてみましょう。

-9は62.8m、-10は68.3mと5mぐらいの違いがあります。777-200は63.7mなので-9に近い長さですが、機体が太く787よりヨコ1列多く座席を並べられるので-10よりもちょっと少ない程度の収容力を発揮します。

-9と-10は主翼が同じ=燃料タンクの容量が同じなので、-10では航続距離が11,910kmと-9に比べ3,500km以上短くなってしまいます。各社が長距離路線に-10をあまり入れたがらないのも、航続距離の余裕のなさが理由なのかもしれません。

 

N776CK / Kalitta Air / Boeing 777F

成田では比較的珍しくカリッタが来ています。
カリッタ航空はアメリカ北部ミシガン州に本社を置く貨物専業の航空会社で、同社が保有するジャンボフレイターの中には日本航空で活躍していた機体も含まれています。

KALITTA AIRのロゴが入った機体が見られるかもと期待していましたが、実際にやって来たのはもはやおなじみとも言える眩しいDHLのカラーをまとった777Fでした。
せっかくのカリッタだったのに、これではどこの航空会社なのかわかりません。また次の機会に期待しましょう…

 

HL7633 / Korean Air Lines / Boeing 747-8 Intercontinental

久しぶりに大韓航空のジャンボが帰ってきました!
本来なら2020年3月の夏ダイヤからソウル(仁川)~東京(成田)~ホノルルを結ぶKE001・KE002便に投入されて誉れあるトップナンバー便を担うはずだったのですが、COVID-19の大流行によって中止されたまま。
ようやく最近になって昼のソウル~成田便に姿を見せてくれるようになりました。

なおKE001・002は2024年4月末からの運航再開が発表されましたが、機材はB777-200ERを使用するとのこと。

 

B-208P / China Eastern Airlines / Boeing 787-9 Dreamliner

「東航の787なんて撮ったことあったっけ…?」
と思ってデータを振り返ってみたら、なんと中国東方航空のB787は初めての撮影でした。

そもそもグループで650機以上を保有している東航においてB787はたった3機だけ。3機とも子会社で昆明拠点の雲南公司で運航されていて、日本で見られる機会はかなり限られているものと思われます。

 

N227UA / United Airlines / Boeing 777-200ER

ユナイテッドのB777-200ERにはGE製GE90とP&W製PW4000という2種類のエンジンを装備する機体がいて、こちらはPW4000エンジンの搭載機です。

2020年に日本航空とユナイテッドで立て続いたファンブレードのトラブルで運航停止となっていた時期があったものの、対策を施してこの機体は2022年6月に復帰。
近くからよ~く見るとエンジンナセルに大量のリベットが打ち込まれてエンジンに強化を施したことがわかるのですが、さすがにこの距離からアップにしただけではわかりません…

 

JA81YA / Spring Japan / Airbus A321-200P2F

2024年4月の運航開始に向けてクロネコ貨物機の試験飛行が始まっています。ロゴからすぐにわかるクロネコヤマト。

当初の発表ではジェットスター・ジャパンが運航を担当することになっていましたが、途中でスプリング・ジャパンへと計画が変わりました。お尻にはスプリング・ジャパンのロゴが入り、試験飛行のコールサインもちゃんと「ジェイスプリング JEY SPRING」。
カタール航空で運航していたA321ceoを購入して貨物機に改修、日本では初めてのP2F(Passenger to Freighter)導入になりました。JA81YA~83YAまでの全3機が4月後半までに出そろう予定です。

 

JA383A / All Nippon Airways / Airbus A380-800

本日のクライマックスが近づいてきました。夕日に輝くオレンジ色の機体、見まごうことなくフライング・ホヌの3号機です!

 

JA383A / All Nippon Airways / Airbus A380-800

やっとANAのA380全3機の飛んでいる姿をカメラに収めることができました。

年明け前の12月からはいよいよ1日2往復がA380での運航となって、念願のA380フル活用がスタートしています(A380の整備期間は週10往復)。時間が遅いので離陸の光景を撮ることはできませんが、明るい時間にフライング・ホヌの飛ぶ姿を見ることができるのはうれしい!

ちなみにANAでは2021年10月からA320・A321とA380を同じパイロットが並行して乗務できるようになりました。この認可を受けたのはANAが世界初で、エアバスの各機種が高い共通性を持っていることの証でもあります。
それにしてもこんなまるっきり大きさの違う機体に乗務するのってどんな気分なんでしょうね…?

2024年スタートから上々の収穫でした。

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