感情の共有の時代だからこその Podcast 〜 今日からはじめるPodCast #技術書展4
今週日曜日(4/22)の技術書展の、PodCast 本の宣伝を任された mizchi です。最近推してるPodCast は https://turingcomplete.fm/ です。
この同人誌。
表紙を見ての通り、非常に力が入っています。 yatteiki project の1企画みたいな位置づけの同人誌です。
discord で PodCast 収録する方法っていう妙にピンポイントなソリューションが紹介されてて、SoundFlower, Ladio Cast, Audio Hijackなどを使う方法の紹介されています。こういうのに興味がある技術系PodCastの人は大抵Macなんでだいじょうぶでしょう。nodeでdiscord API叩いてる感じなんで Win の人もまあなんとか。
いつでも撮れるようにしておくってのは本当に大事で、僕も genba.fm っていう PodCast やってるんですが、何回かやって録音に関するソリューションが複雑化してしまって、忙しさとあいまって更新が止まってしまったんで、この本にある discord での podcast を動かして再構築してる最中です。またすぐやりたいですね。
9m の技術的な内容の他には itopoid の番組の企画方法の話がエモい感じです。
itopoid の PodCast本を書評書くのに読んでるけど、適性診断、いきなりハードル高くねえか https://t.co/Pid1mejbA8 #技術書展
— human eslint --fix (@mizchi) 2018年4月20日
PodCast に何を期待するのか
で、ここでポエムをはさみたいんですけども。
まず最初に言っておきたいことは、箇条書きになった技術スタックだとかノウハウ集には、テキストの方がいいわけですよ。コピペできて、検索できて、各自の速度で読めて、便利。
ポッドキャストへはそういう属性のリンク集的なものは期待していません。じゃあ何を?
僕が思うに、漏れ出る美意識とか、対象に対する温度感とか、その当人の譲れないものとか、または話の展開の傾向、それによって滲んでくる人格、そういうものが PodCast に期待されるものだと、僕は理解しています。
だからこそ、偶発性は大事で、事前の台本通りにはいかない上でオチがつくのがいい番組だと思っています。ただし事前の併せ読みはします。最初に、告知があって、「わ〜」とか言ってるのは、(僕とitopoidのやるやつは)結構な確率で茶番です。聞いてる方も、なんとなくわかるでしょうが…
僕はあんまりにも台本的なセリフを読んでると、耐えられなくて吹き出しちゃったりするんですが、itopoid は結構そのまま通していて、これが「エンタメ的な所作か…」と感心してたりしますね…
ちなみに、 yatteiki.tv の方は @sageszk というニコ生などで生配信の機材セットアップやその運用などを本職でやってる友人に手伝ってもらっていて、併せ読み用のプロ品質の原稿があって、事前打ち合わせをみっちりやって、話す話題、話せない話題を調子して、複数台マイクがセットアップされてミキサーで調整されてたり、あれは手間が掛かってます。Youtuberはたいへん。vTuber とかもっと大変だから、興味ある人はとりあえず PodCast など取ってみたりするのはいかがでしょうか。美少女にはなれませんが…
mizchi の PodCastへの出演
[フリーランスの現場のmizchiのやっていき 前編 | yatteiki.fm](https://yatteiki.fm/episode/44)
[Rebuild: Aftershow 66: Hey Siri, Deploy Production (r7kamura, mizchi)](https://rebuild.fm/66a/)
[ajitofm 21: the State of Front-End](https://ajito.fm/21/)
書き出してみたら結構出ていた。暇だったら聞いてください。
誰もが話すべきテーマを抱えているはずです。インターネットでは誰もが主役になれる。そういう、ちょっと古いかもしれないインターネットのイデオロギーで動いてるのが yatteiki です。