町山智浩『プーと大人になった僕』『グッバイ・クリストファー・ロビン』を語る

町山智浩『プーと大人になった僕』『グッバイ・クリストファー・ロビン』を語る たまむすび

町山智浩さんがTBSラジオ『たまむすび』の中でクリストファー・ロビンを主人公にした2本の映画『プーと大人になった僕』と『グッバイ・クリストファー・ロビン』を紹介していました。

(赤江珠緒)さあ、今日は?

(町山智浩)今日はね、『くまのプーさん』についての映画が2本、同時公開されるんで。日本では秋にね。その映画について、紹介しようと思うんですがこれは2つとも、裏表の映画で非常に面白いんですね。『くまのプーさん』ってわかりますよね?

(赤江珠緒)はい。

(町山智浩)舞台はイギリスの……実際は森なんですけど。その森にいるクリストファー・ロビンという5、6歳の男の子と彼の友達のくまのプーさんって言っているんですけど、これは実際は黄色いから。変ですよね。

(赤江珠緒)たしかに。黄色いですね。

(町山智浩)これ、生き物のくまさんじゃなくて、ぬいぐるみだからなんですよ。で、あとは気の弱い子ブタのピグレット。それとピョンピョン飛び跳ねているトラのティガーっていうのがいるんですけど。このトラもすっごく小さいですよね。あれもぬいぐるみだからなんですよ。

(赤江珠緒)ああー。

(町山智浩)そう。みんなぬいぐるみで。イーヨーっていういつも陰気で憂鬱なロバとか、みんなぬいぐるみなんですね。それがしゃべって、森でいろいろと冒険をするんですね。っていう、まあディズニーアニメですごく当たりましたけど。僕はこれ、いちばん最初の1966年に短編で併映された時に子供の頃、見ていますね。

(赤江珠緒)へー。町山さんが。

(町山智浩)見ています。プーさんが木の中でハチミツ食べるところで終わるんですけども。で、これはもともと原作があって、イギリスで描かれた小説っていうか童話なんですけども。で、それが今回、2つ別の形で映画化されました。両方ともアニメじゃなくて実写映画です。ひとつはディズニーが作った『プーと大人になった僕』という映画なんですね。これは日本で9月14日から劇場公開されて、アメリカでは先週、公開されました。それともう1本が10月3日に日本ではDVDだけで発売されるイギリス映画で『グッバイ・クリストファー・ロビン』というタイトルの映画です。

(赤江珠緒)はい。

(町山智浩)これは日本では劇場公開はないんですけども。この2つが、光と影になっているんですよ。見事に。っていうのはこれ、『プーと大人になった僕』という映画の原題は『Christopher Robin』なんですね。

(山里亮太)はい。

(町山智浩)で、主人公がクリストファー・ロビンなんですよ。プーさんの友達だった5歳の男の子ね。で、イギリス映画の方は『Goodbye Christopher Robin』。グッバイなんですよ。なぜグッバイなのか?っていう話なんですけど、これは実は『くまのプーさん』には呪いがあるんですよ。

(赤江・山里)ええっ!?

(町山智浩)『くまのプーさん』の呪いというものが昔から言われているんですね。で、その呪いを描いちゃっているのが『グッバイ・クリストファー・ロビン』なんです。まあ、どういう呪いかっていう話をする前に、『プーと大人になった僕』というディズニーの方の映画の紹介をしますと、それは主人公のクリストファー・ロビンが40をすぎてサラリーマンをやっているっていう話になっています。で、ユアン・マクレガーが演じているんですけども。『スター・ウォーズ』のオビ=ワン・ケノービの若い頃をやっていた人ですね。

(赤江珠緒)はい。

(町山智浩)で、カバン会社でサラリーマンをやっているんですけど、「リストラをしろ」って言われてすごく苦しんでいるんですよ。嫌な上司の下でね。で、その仕事ばっかりしていて、奥さんとも5、6歳の娘とも上手くいっていないんですね。そこで苦しんでいるところで、子供の頃にプーさんと遊んだ森からプーさんがロンドンに出てきちゃって。で、それを返しに森に行くっていう話なんですね。

(赤江珠緒)うんうん。

(町山智浩)そこで森に行ってプーさんたちとまた再会して、いろいろとあって。冒険があって、だんだん昔の子供だった頃の自分を取り戻していって。なおかつ、そのプーさんとクリストファー・ロビンの娘ががんばってお父さんを助けるみたいな話になっているんですよ。普通にまあ、いい話なんですね。ただ、この『プーと大人になった僕』で描かれていないことがひとつあって、『くまのプーさん』っていう絵本、ないし童話が存在しない世界なんですよ。この世界っていうのは。

(赤江珠緒)ん?

(町山智浩)なぜなら、クリストファー・ロビンっていうのは実在の人物で、『くまのプーさん』がベストセラーになったためにスーパースターになってしまった実在の人物なんですよ。具体的にはその原作者のA・A・ミルンっていう人の息子さんなんですよ。そのことは一切『プーと大人になった僕』では出てこないんですよ。

(赤江珠緒)はいはい。そうか。

(町山智浩)実在の人物なんですよ。で、そのプーさんとかイーヨーとかピグレットも実在のぬいぐるみなんですよ。

(赤江珠緒)へー。じゃあ、クリストファー・ロビンっていう名前もそのまま?

(町山智浩)「クリストファー・ロビン・ミルン」っていうんですよ。本名は。ミルンの息子さんです。その当時5、6歳の。で、彼が持っていたぬいぐるみがみんなプーさんとかピグレットとかイーヨーとかティガーなんですよ。

(赤江珠緒)ふーん!

(町山智浩)で、この実在のぬいぐるみ自体はいまも保存されていますね。ニューヨークの公立図書館に。

実在のプーさんのぬいぐるみ

(赤江珠緒)ああ、そうですか。作者の息子さんだったんですか!

(町山智浩)実在の人物なんですよ。だからその『プーと大人になった僕』の方ではそういう話はなかったことになっていて。ミルンっていう人も出てこないんですね。「クリストファー・ロビン・ミルン」なんですけど「クリストファー・ロビン」っていう名前になっちゃっているんですよ、そこは。だから完全なフィクションなんです。ディズニーの方は。ただ、劇場公開されないDVDで出る方の『グッバイ・クリストファー・ロビン』は実際の話だけの映画なんです。

(赤江珠緒)ふーん。

(町山智浩)こっちはノンフィクションなんです。そっちは大人向けなんですね。さっき言った『プーと大人になった僕』ではプーさんがアニメと同じように動いたりするわけですけど、そういうものはないです。ただのぬいぐるみとしてしか出てこないんです。『グッバイ・クリストファー・ロビン』の方は。だからフィクションと実話なんですね。

(赤江珠緒)うん。

(町山智浩)で、『グッバイ・クリストファー・ロビン』はまず最初に原作者のミルンの話から始まるんですけど、このミルンっていう人は、なぜこのプーさんの話を書かなければならなかったのかっていうと、まず最初に第一次世界大戦に従軍するんですよ。で、第一次世界大戦の中でも西部戦線って言われている最大の激戦に参加するんですね。映画だと『ワンダーウーマン』とか『戦火の馬』とか『西部戦線異状なし』に出てくるすごい戦争で。ドイツ軍と英仏の連合軍が激突しまして。塹壕戦で白兵戦で銃剣で刺し合って。開発されたばかりの機関銃で弾丸を撃ちまくって。で、火炎放射器だの毒ガスだの、近代兵器が全部そこに導入されたんで、前代未聞の死者が出て。西部戦線だけで死んだ人は320万人ですからね。

(山里亮太)うわーっ。

(町山智浩)ものすごい大量虐殺になっていたんで。そこの現場にいたんでA・A・ミルンはもう本当に、体もケガをしたんですけど、心にものすごい傷を負ってしまって。いわゆる戦争後遺症、PTSDになってしまうんですよ。で、それがひどくて戦後もそれは治らないんですね。で、結婚してロンドンで劇作家をやっているんですけど、ちょっとドン!っていう音がするともうパニックを起こしちゃうんですよ。光がピカッと光っただけでもうパニックを起こしちゃう。そんな状況だから、日常生活もできないし、物書きとしても全然、物を書けなくなっちゃうんですよ。

(赤江珠緒)そうでしょうね。

(町山智浩)それでこれは大変だということで、田舎に土地、森を買って。そこで療養しながら作家生活を続けようとするんですね。奥さんと子供をそこに連れて行って。その森が、そのプーさんの舞台となった森なんですよ。

(赤江珠緒)ああ、そうですか。最近、実際にその森があったんだ。かなり広大な森だったって日本でもニュースになりましたけども。そういう理由だったんだ。

(町山智浩)そうなんですよ。戦争でもう大変な心に傷を負ったんで、その療養のためなんですね。で、この映画『グッバイ・クリストファー・ロビン』の方でミルンを演じている人は、顔がそっくりだからっていうことで、ドーナル・グリーソンっていう人が演じているんですけど。この人は『エクス・マキナ』っていう映画でアンドロイドの女の子に恋をしてひどい目にあうオタクの役とか、ひどい目にあう役ばっかりやっている人です。この人は。

(赤江珠緒)フフフ(笑)。

(町山智浩)『スター・ウォーズ』では敵の情けない将軍の役をやってカイロ・レンに怒鳴られていた人ですね。あと、最近だと『ピーターラビット』っていう映画でものすごく凶悪なピーターラビット率いるウサギ軍団にボコボコにされる人を演じていましたね。だからいいことが全然ない俳優さんですけども(笑)。で、顔がミルンに似ているんでやっていますね。で、ミルンの奥さんはマーゴット・ロビーが演じています。この人はトーニャ・ハーディングをやった人ですね。『アイ、トーニャ』で。あと、『スーサイド・スクワッド』でハーレイ・クインをやっていましたね。すごい派手な美人なんですけども。彼女は、だから田舎の生活に耐えられないんですよ。

(赤江珠緒)ええ。

(町山智浩)夫は田舎に行っても全然書けないしね。で、華やかなロンドンの社交界とかからも隔絶されちゃったんでイライラして。夫と息子を置いてロンドンに帰ったりしちゃうんですね。で、それでいろいろあってミルンっていう人も自分が戦争後遺症だから……その森の中で書けないし、奥さんには逃げられちゃうし。それで子供はあまり苦手で話ができないんですよ。ただ5、6歳ぐらいの息子と対峙しなきゃならなくなる中で、ぬいぐるみが助けてくれるんですね。

(赤江珠緒)ああ、そういうことか!

(町山智浩)はい。で、結局息子と、奥さんもいた時もそうなんですけど、演じるわけじゃないですか。ぬいぐるみを手で持ってこうやって「プーさんだよー」みたいな感じで。「クリストファー、どうしたの?」みたいに。それをやりながら、森でいっぱい遊んでいるうちにいろんな話ができていったわけですよ。で、それをそのまま書いたのが『くまのプーさん』なんですよ。だから『くまのプーさん』で出てくる橋とかあるじゃないですか。小川にかかっている橋とか。あと、特定のハチミツのある木とか。あれ、全部実在して、現在も残っているんですね。

(赤江珠緒)ふーん!

(町山智浩)ただの本当の話なんですよ。で、有名な挿絵がありますけど、あれは挿絵の画家の人が実際にそこの森に行って現物をスケッチしているんですよ。そういう、『くまのプーさん』がどうやって書き上げられたのか?っていう話がこの『グッバイ・クリストファー・ロビン』の中で描かれていくんですけども……ただ、大問題が起こりまして。このプーさんは大ヒットしちゃうんですよ。

(赤江珠緒)そうですね。でも、結果的にはよかったんじゃないですか? 劇作家としてはなかなか書けなかったということですから。

大ヒットで生じた大問題

(町山智浩)めちゃくちゃ売れちゃうんですよ。世界中で。それで、大失敗をしたんです。息子を本名で出しちゃっていたから。

(赤江珠緒)ああーっ!

(町山智浩)これは大変なことになったんですね。で、またこの息子さん、クリストファー・ロビンの実物がかわいいんですよ。写真を見ると。

(赤江珠緒)たしかにかわいい! 本当だ。

(町山智浩)超かわいい。お人形さんみたいな男の子なんですね。で、マスコミが殺到しちゃったんですよ。

(赤江珠緒)ねえ。栗毛でお目々がぱっちりで。

(町山智浩)で、もう雑誌に片っ端から写真が出ちゃって。で、ラジオに出たりとか、ひどい時は舞台で実際にクリストファー・ロビンの役までやらされちゃっているんですよ。で、どうなったのか?っていうと、まだ5、6歳なのに道も歩けない状態ですよ。

(赤江珠緒)まあ、そうでしょう。世界的に有名になっちゃいましたもんね。

(町山智浩)そう。写真がとにかく出ちゃっているから、どうしようもないですね。逃げられないですよね。で、毎日毎日ファンレターが世界中からダンボール箱でグワーッと来るわけですよ。これはもうどうしようもないということで、結局ミルンは「もう二度と書かない」っていうことで書くのを止めるんですね。で、息子はこのままだとマスコミとか世間にひどい目にあわされちゃうから。自分の人生を歩めなくなるからっていうことで、隔離をするために寄宿学校に入れるんですよ。ところが、クリストファー・ロビンにとってはそこからが地獄が始まるんですよ。それは単に地獄の始まりにすぎなかったんですよ。

(赤江珠緒)ええっ?

(町山智浩)っていう話が『グッバイ・クリストファー・ロビン』なんですね。

(赤江珠緒)ええっ、プーさんのお話ってそんな感じに?

(町山智浩)そうなんですよ。これね、どうなるかは言えないんですけど、『グッバイ・クリストファー・ロビン』の方も途中で……クリストファー・ロビンの人生を全部追いかけているわけではないので、途中で終わっちゃっているんですけども。全部追いかけていくともっと悲惨なことがどんどん起こっていくんですよ。

(赤江珠緒)ええーっ!

(町山智浩)だから「呪い」って言われているんですね。

(赤江珠緒)ああ、そうなんですか。

(町山智浩)そう。この『プーと大人になった僕』っていうユアン・マクレガーが出ているディズニー版の方に出てくるのは、クリストファー・ロビンの娘さんなんですけど。実際のクリストファー・ロビン氏にも娘さんがいたんですけど、それについても調べるとまたいろんなことがあるんですよ。これはちょっと言えないんですけど。

(赤江珠緒)ええーっ!

(町山智浩)だからね、事実を調べると結構大変なものなんですね。この……。

(赤江珠緒)そうですね。だってクリストファー・ロビンくんにしてみたら、自分が書いた作品でもないしね。気がついたら、もう有名になっていたっていうことですもんね。

(町山智浩)そう。で、彼自身ね、いっぱいそれについて本を書いているんですよ。とにかくそのせいで何をやっても上手くいかなかったっていう。

(山里亮太)そうですよね。「あのクリストファー・ロビン」ってなっちゃいますもん。

(町山智浩)そうそう。「あれ、君でしょう?」とか言われて。自分の人生を全く歩けなかったっていう。

(赤江珠緒)あらー。

(山里亮太)グレちゃわなかったのかな?

(町山智浩)いや、だからそのへんが映画に出てきます。という話で、まさに光と影の2本なんですよね。まあ、もちろんディズニー版の方は光の方で、そういう暗いところは全然見ていないんですけども。だから面白いのはね、映画自体の撮り方っていうのはこれ、この2つは舞台は同じなわけです。で、時代も基本的には同じなわけですけども。それでディズニーの方は明るくて実話版、ドキュメント版の方は暗い話なんですけども、撮影は全く逆なんですよ。ディズニー版の方がいつも空がどよーんと暗くて、寒そうで、本当にイギリスっていう感じなんですよ。イギリス独特の暗いどよーんとした感じなんですよ。

(赤江珠緒)はい。

(町山智浩)ところが、その実話版の方は輝くような撮影なんですよ。本当にワンシーンワンシーンがもう芸術のように美しいんですよ。木漏れ日とか。だからね、映画って撮影のメソッドで全然変わっちゃうんだなって思いましたね。印象が。

(赤江珠緒)そうなんですね。

(町山智浩)ただね、実話版の方の『グッバイ・クリストファー・ロビン』は今回、DVDスルーという形なんですけど、1回だけ劇場でかけますんで。その美しい映像をぜひご覧になっていただきたいんですね。で、僕がイベントをやります。上映しながら、もっといま言えなかったようなことも全部言いますから。9月25日の火曜日に渋谷のユーロライブという会場でずっとやっている『映画サーチライト』っていうイベントがありまして。そこで日本では未公開になるんですが『グッバイ・クリストファー・ロビン』を上映します。で、上映後に解説をします。

(赤江珠緒)はい。

(町山智浩)これ、現在もう前売り中です。2500円ですね。

(赤江珠緒)はい。7時開演。前売り券、当日券どちらも2500円ということです。詳しくはユーロライブのホームページをご確認ください。

(町山智浩)はい。ただね、やっぱりこの『くまのプーさん』をいま読み直したり見直してみると、ディズニーが本当に『くまのプーさん』に助けられているなと思いますね。ディズニーっていうかピクサーっていうか。これはおもちゃが寂しい男の子と遊んであげるっていう話ですよ。『くまのプーさん』って。これ、『トイ・ストーリー』の元ネタですよ。おそらく。

(赤江珠緒)ああーっ、そうか!

(町山智浩)で、『プー横丁にたった家』っていう続編の最後で、そのぬいぐるみともう話せなくなっちゃうんですよ。年齢的にね。クリストファー・ロビンが。で、プーさんとさよならをするところっていうのはもう『トイ・ストーリー』シリーズ自体の結末を見せちゃっていますよね。

(赤江珠緒)ふーん!

(町山智浩)あとね、このイーヨーはものすごく陰気なロバでいつも悲観的で。ピグレットがいつも臆病で怖がってばっかりいて、とか。逆に攻撃的でガツンと行くのがティガーで。プーさんはいつものんびりしていて……っていう性格分けなんですけど、これは実際にはミルンとクリストファー・ロビンと奥さんの3人が演じていたわけですよ。だから彼らの性格の分離したものなんです。

(赤江珠緒)まあ、ごっこ遊びみたいな感じでやっていたわけですもんね。

(町山智浩)これは『インサイド・ヘッド』の元ネタでしょう。だからこれ、すごいなと思いましたよ。やっぱり作品として。いまもディズニーやピクサーはこの『くまのプーさん』に助けられているんですけど、まあ本人たち家族はめちゃくちゃだったという話でした。

(赤江珠緒)まさかね、生まれてくるその過程で物語がね、そんな悲しいエピソードがいろいろとあったとは。

(町山智浩)はい。まあ『メリー・ポピンズ』とかもみんなそうなんですよ。童謡を書くには助けられなければならない自分っていうのがあるんですよね。物語を書く人の中にはね。ということでした。

(赤江珠緒)はい。今日は『くまのプーさん』の少年クリストファー・ロビンを主人公にした2つの映画『プーと大人になった僕』と『グッバイ・クリストファー・ロビン』の2本を紹介していただきました。で、9月25日(火)は渋谷のユーロライブで町山さんの映画サーチライトもございます。町山さん、ありがとうございました。

(町山智浩)どうもでした。

<書き起こしおわり>


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