( 2020年9月27日補筆
このブログには、続編の第2弾があります。
もし、このブログをお読みになるのであれば、
第2弾もお読み頂くようお願いします。
第1弾のこちらのブログだけでは
日産への悪いイメージだけが残ってしまいます。
それは本意ではありませんので。
第2弾のブログは最後にリンク先があります。)
愛車スカイラインV37のエアコンは、
暖房にしても左側吹出し口から冷風が出続ける
不具合があります。
そのため設定温度に暖まらず、車内は冷えたままです。
最早不具合というより故障ですね。
これをディーラーで計測したところ
左右で10度違うことが確認されました。
さらに日産本社でも同型車を使って調査し
同現象を確認しています。
ですからこの故障は私の車だけではなく、
同型車全部にわたる問題になります。
もしかすると、
この故障はスカイラインV37だけではなく
日産の他の車種でも起きているのかもしれません。
それを裏付けるように
日産の他の車種をお持ちのみんカラ会員さんから
「自分の車も同じことが起きている。」
との情報を頂いています。
この件の問題の発端は、
今年4月のブログのとおりです。
「エアコン故障に対する日産の回答にビックリ(@@)」
この時、日産に
「故障ではなく仕様である」
と言われたワタシ。
もちろん納得出来るはずがありません。
そしてこの後、
日産社長に文書で直接質問することにしたのです。
文書のやりとりは5ヶ月で3回にわたりました。
今回は、それを中心に次の順番で書いてあります。
1 どのようなエアコン故障か
2 3度にわたる修理の経緯
3 日産内田社長への質問状と回答(1回目)
4 日産内田社長への質問状と回答(2回目)
5 日産内田社長への質問状と回答(3回目)
なお、事実誤認による日産への一方的な誹謗中傷は
フェアでは無いばかりでなく
場合によっては名誉棄損になりかねませんので、
私の認識に間違いや勘違いは無いか、
その点を日産に文書で確認をした上で書いています。
みんカラにこのようなディープなことを
書くのはどうかとも思いましたが、
話が車に直接関係することであり、
かつ、快適性に関する重要な問題であることから
少しでも皆様のご参考になればと思いアップしました。
大変長いブログになりますが、
最後まで読まれた方は
今の日産の体質に失望され、
そして今の日産が凋落しつつあることに
思い当たるのではないかと思います・・・
これまで6台の日産車を乗り継いできたのは、
少なからず日産車ファンであったためです。
しかし、今回、日産本社との対応で、
今の日産という会社は、
ユーザーの苦情を軽視する
臭いものには蓋をする
黒いものを平気で白と言う
不都合なことに口を出させない
苦情を言うユーザーは切り捨てる
内部監察が機能していない
企業倫理が地に落ちている
という企業であることを思い知らされ、
40年のファン歴に幕を下ろすことにしました。
無条件に日産ファンという方には
不愉快な内容になりますのでスルーされて下さい。
⒈ どのようなエアコン故障か
エアコンを暖房にしても
左側吹出し口からは冷風が出てきて、
いつまでも設定温度にならず車内が暖まりません。
冗談抜きで風邪を引きそうになります。
今年春にディーラーがその温度を計測したところ
左側は右側よりも10度低い
ことが確認されました。
この計測が行われたのは既に春になってからです。
真冬であれば左側はもっと低かったと思います。
計った訳ではありませんが、
外気温が5度の時は、
体感的には5度ぐらいの冷たい風が出ていました。
他社の車ではあり得ない話です。
もちろん過去所有していた5台の日産車でも
このようなことはありませんでした。
⒉ 3度にわたる修理の経過
故障したエアコンは、
ディーラーが3回修理しています。
■1回目の修理 2019年6月■
その年の3月頃から症状が出ていたのですが、
それまでも色々な不具合で入庫続きだったため、
車を何度もディーラーに預けるのが煩わしく、
6月の車検時にまとめて修理してもらうことにしました。
その年の春には、
他のスカイラインV37ユーザーさんからも
「V37のエアコン不具合はメーカー既知の故障のようです。
ディーラーにはそのことを伝えた方が良いです。」
とのアドバイスを受けていたこともあり、
ディーラーには
「メーカーと連絡を取り合って直して下さい。」
と伝えました。
この時の修理では、
「エアコンのパーツ交換をした。」
とディーラーから説明がありました。
■2回目の修理 2020年2月■
気温が下がってきた2019年11月、
暖房にしたら以前と同じように
左側吹出し口から冷風が吹き出てきました。
1週間ほど様子を見ましたが同じです。
直っているはずが直っていなかったのです。
そのためディーラーに再度連絡し、
12月の法定点検時に修理するよう依頼しました。
ところがエアコンの修理は
2ヶ月以上先の年明け2月16日になりました。
理由は
「メーカーにパーツが無い」ためとのこと。
メーカーに現行モデルのパーツの在庫が無い?
それを準備するのに2ヶ月以上もかかる?
ちょっとした驚きです。
日産のパーツ管理はどうなっているのでしょうか。
緊急な修理を要する場合が心配です。
もしかすると全国のV37エアコン不具合への対応で
パーツが欠品になっていたのかも(笑)
この時の修理は
「制御ユニットを交換した」
との説明でした。
ところが、
車を受け取って、
ディーラーを出た2~3分後には、
左側から同じように冷風が出てきました(@@)
びっくり仰天の「修理」です。
■3回目の修理 2020年3~4月■
3回目の修理は29日間に及びました。
しかし、これだけの日数をかけて修理するのだから
必ず直るだろうと信じて待ちました。
ところが、
ディーラーの説明は驚くべきものでした。
その時の説明が次の3つです。
① 暖房時に左右の吹出し口の温度差が
10度あることを確認した。
② メーカーの日産においても
同型車を使って、そのことを確認した。
③ しかし、それは「多少の差」であって
「仕様」であるとのメーカーの判断である。
早い話、
暖房の左右吹出し口の10度の温度差は
日産の仕様であり当たり前のことである。
よって故障でも不具合でも設計ミスでも何でもない、
という回答です。
車内が暖まらないことに関し
謝罪や気遣いの一言も無いことからすれば、
「暖房で冷風が出るのは日産車の仕様なのだから、
車内がいつまでも寒いことは我慢せよ。」
ということになります。
それまで10ヶ月にわたり、
制御ユニットを交換するなどの
3度の修理対応を経ても直らないものだから、
最後は、
「これは故障ではない。仕様である。」
と居直ったのですから開いた口が塞がりません。
まさに詭弁です。
もちろん子供の言い訳のような
日産の説明に納得出来るはずはありません。
メーカーである日産が
「故障ではない。これが日産の仕様だ。」
と言い始めたのですから、
これ以上ディーラーに苦情を言ってもはじまりません。
そこで、日産本社に直接質問することにしたのです。
ここからはメーカーである日産本社とのやり取りになります。
ここまでは、
これが「故障」ではなく「仕様」であるなんて、
そんなバカげた言い出すのは
日産の現場の一部の社員か部署だろうと思っていました。
暖房に設定しても、
いつまで経っても設定温度にならず
車内は寒いまま、
それをエアコンの故障と言わず何と言うのでしょうか。
直せなくなった担当者か部署が
不都合なことを隠すために「仕様」と言い出した、
そのようにこの時点では思ったのです。
だから、
この件を日産にしっかり調べてもらおう、
そう思っての質問状です。
ところが、
この後、常識では予想もつかない
常軌を逸したとんでもない
展開が待っていました(笑)
⒊ 日産内田社長への質問状(1回目)と回答
近ければ直接日産本社に愛車で行ったのですが、
九州の南端から横浜は遠すぎます。
そのため質問状を郵送することにしました。
エアコン故障の症状と
これまでの修理状況を具体的に示した上で、
7項目の質問をしたためたA4紙11ページの文書を
日産内田社長宛に4月中旬に発送しました。
内容証明付き郵便で(笑)
メールでは単なるクレームとして
扱われる恐れがあるので文書にしました。
宛先を内田社長にしていますが、
もちろん社長が見ることは無く、
秘書室からクレーム担当部署へ転送
されることは承知の上の宛先です。
敢えて社長宛にしているのは
いち担当部署の回答では無く、
日産本社としての公式な回答を
頂きたいとの意思表示です。
7つの質問は次のとおりです。
>原文ここから↓
1 貴社におかれましては、貴社も実際に確認された、暖房時のエアコン(独立運転でない場合)の左右吹き出し口の温度差10度は、あくまでも「多少の差」であると認識されますか。
2 貴社におかれましては、貴社が製造した車において、エアコン(独立運転でない場合)が、冷房時には左右吹き出し口の温度差がほとんどなく、暖房時には左右吹き出し口の温度差が10度あるのは、設計・製造上の仕様であって、故障又は不具合若しくは設計ミスではないと判断されていますか。
3 貴社が、エアコンの暖房時における左右吹き出し口の10度の温度差は「多少の差」の範囲の仕様であって、設計や製造に問題はないと判断されている場合、今後設計の見直し又は部品の変更等によって、左右吹き出し口の温度差をほぼ無いようにすることは無いと理解してよろしいですか。
4 それまでは故障・不具合を前提にした修理対応をされていたにもかかわらず、3回目の修理で、かつ、1ヶ月もの期間を経て、貴社が今度はまったく逆の「10度の左右差は仕様である」旨の見解に突然変えたのは、どのような理由からですか(その変遷に関する説明をまだ受けていません。)。
5 故障又は不具合を前提にした3回の修理を経て、今回になって「これは仕様である」と貴社が判断されたのは、どのポストの意思決定ですか。その役職名を教えてください。
6 貴社が、左右の10度の温度差を故障又は不具合若しくは設計ミスであると判断された場合、今後、どのような対応をとられるのですか。
7 暖房時に左右の温度差が10度程度違う日産の車種は、ほかにどれがあるのですか。(多くの車種にその差があれば、良し悪しは別にして、これが日産の仕様であるとの説明を受け入れます。)
>原文ここまで↑
回答は7月初旬に届きました。
回答者は、
日産自動車株式会社国内サービス部お客さま相談室室長○○
となっています。
内田社長に代わりお客さま相談室室長が
日産を代表して回答してきました。
回答はA4紙1枚。
前半と後半はあいさつ代わりの内容なので省略して、
回答の本論部分を紹介します。
>原文ここから↓
「弊社の空調システム(暖房時)は、ベンチレーショングリルからは頭部を冷やす風を、足下のヒーターダクトから暖かい風を送出することを基本とし、車室内が設定温度に到達するように各吹き出し口から温度を調整した風を出しております。
また、エアコン使用時の各吹き出し口からの風は、エンジンを掛けてから室内温度が設定温度になるまでの過程において、エバポレーターで冷やした風とヒーターコアで暖めた風を混ぜることで作り出しております。その風がエアミックスドアを通過する際、車室内温度、外気温度、エンジン水温で変化することがあります。以上のことから、今回のご指摘につながったものと思われます。」
>原文ここまで↑
・・・
まったく質問に対する回答になっていません。
送出される風の温度が少し変化するのは当然のことであり、
全て同じ温度であることなんてそれこそあり得ません。
ただし、ある方のお話ではその誤差は1度までが許容範囲とのこと。
私が質問しているのは、
そのような一般的なシステムのことではなく、
左右の吹出し口の10度の温度差は
故障なのか又は日産の仕様なのか、ということです。
もっともらしい一般的なシステムの話でお茶を濁し、
ユーザーを煙に巻こうとする、
人を小馬鹿にした形式的で不誠実極まりない回答には
年甲斐も無く怒りを覚えます。
クレーム回答のひな形をコピペしたような
当たり触りのない全体の文面から
「軽くあしらってやろう」
という日産の魂胆が透けて見えます。
ユーザー目線に立てば、
故障で困っているユーザーに
このような回答はとても書けないはずです。
日産では
「苦情を言うユーザーは切り捨てろ」
ということになっているのでしょうか。
車には不具合などのトラブルはつきものです。
工業製品に完璧は無いのですから、それは仕方ありません。
ただ、それが起きたとき、どのように対応するのか、
そこが企業の品性が問われる局面です。
過去の話ですが、
トヨタはこちらが恐縮するぐらいの丁寧な対応でした。
マツダは満点では無いものの、
不具合には正面から向き合って対処してくれました。
ホンダも常識的な対応をしてくれました。
それが製造・販売者の持つべき倫理観だろうと思います。
翻って、今の日産は・・・
故障に向き合うことをせず、
不都合なことは隠蔽しようとし、
最低限のアカンタビリティさえ果たそうとしない
今の時代においてあり得ないお粗末な企業です。
吹出し口の右側は暖房しようとし、
左側は冷房しようとする、
マンガのような
このようなエアコンが正常であるはずがありません。
いつまで経っても設定温度とはほど遠い車内温度、
これが故障でなければ何なのでしょうか。
日産が故障を認め、
今後の対応方針を示して頂ければ、
私は納得するつもりでした。
ところが、
もっともらしい一般的なシステムの話でお茶を濁し、
ユーザーを煙に巻こうとする、
人を小馬鹿にした形式的で不誠実極まりない
回答を送ってきたのです。
10年振りに本気で腹が立ちました(`Д´)
しかも、
文面からは厳格な調査が行われた様子は窺えず、
製造部門もクレーム担当部門も
不都合なことは責任回避や自己保身のために
こぞって隠蔽しようとしているのではないか、
そのような疑念を抱かざるを得ない内容です。
社長秘書室、お客さま相談室を経由してこの回答ですから、
日産は内部監察あるは自浄能力は機能していないのですね。
それどころか組織的に黒を白にしようとしている!!(;゚ロ゚ノ)ノ
こちらがその1回目の回答全文です。
クレーム担当者ならお分かりだと思いますが、
丁寧な言葉を使い、
当たり触りのないことを謝罪し、
今後の業務に生かしていきたと述べることで
改善していく振りをして誤解させ、
そして核心には触れない、
古典的な「口先だけクレーム対応」です(笑)
この回答に納得できるはずはなく、
2回目の質問状を出すことにしました。
⒋ 日産内田社長への質問状(2回目)と回答
再び内田社長宛に、
日産はユーザーに対し、
メーカーとしてのアカウンタビリティを果たして頂きたい
旨を書いた2回目の質問状を7月に出しました。
回答は2週間ほどして届きました。
しかし、回答内容は1回目とほぼ同じ、
コピペでした。
それに加えて、次の1文が書き添えてありました。
>原文ここから↓
「happy37様の望むご回答になっていないことは重々承知しておりますが、弊意お汲み取りいただき何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。」
>原文ここまで↑
・・・
私が望む回答になっていないことは
重々承知している?
であれば何故きちんと回答しないのでしょうか。
この1文は言い換えると、
「言いたいことは分かっている、
しかしこちらにも事情がある。
ここは黙って引き下がれ。」
と言うことです。
このような要求をするなんて、
高いコンプライアンスに立脚して、
顧客へのアカウンタビリティを誠実に果たすべき
品位ある企業の姿勢とはとても思えません。
言葉は丁寧ですが、
その実態は、
もめ事に介入した時の反社勢力と同じ思考です。
私の質問に対してこれですから、
他の多くのクレームにもこのような姿勢なのでしょう。
日産の顧客に対する
不誠実でいい加減な体質が見えてきました。
このような体質にあるから
ゴーンや西川前社長、
あるいは末端においても新車無資格検査などの
不正が後を絶たないことが頷けます。
そしてそのような体質というのは
やはり簡単には改善されないのですね。
その2回目の回答文です。
↑「お客さま相 室」?
これって日産の自虐ネタ?
だって
「お客さま喪失」と聞こえますから(^▽^)/
⒌ 日産内田社長への質問状(3回目)と回答
このようなユーザーを小馬鹿にした日産の体質からして
百回質問してもきちんとした回答は得られないことが明白です。
質問するだけ無駄であることから、
最後の質問状を送ることにしました。
最後になる3回目の質問状は
私の認識に勘違いや間違いはないか、
その確認を日産にしてもらう内容です。
>原文ここから↓
私のエアコン不具合の質問に対して、貴社は
「弊社の空調システム(暖房時)は、ベンチレーショングリルからは頭部を冷やす風を、足下のヒーターダクトから暖かい風を送出することを基本とし、車室内が設定温度に到達するように各吹き出し口から温度を調整した風を出しております。」
と繰り返し説明されています。
このような的外れで不誠実な説明がまかり通る道理はなく、まるで頭隠して尻隠さずを絵に描いた失笑ものの説明を繰り返されることに哀れみさえ覚えます。
私が百歩譲って、その説明を受け入れるとすれば、これまでの確定的事実である
○ 左右の吹き出し口の送風温度の違いが10度であることをディーラー及び日産本社は確認していること。
○ その10度の違いは、40~50分走行しても変わらず、仕事帰りに30分余り走行した状態でディーラーに持ち込み、吹き出し口の送風温度が左右で違うことを確認してもらっていること。
○ 日産は、これらの症状を「多少の違い」「日産の仕様」と説明していること。
などに照らし合わせると、次のような理解になります。
① ナビ画面を挟んだ左右のエアコン吹き出し口から出てくる風が左右で10度も違うのは、
「日産の空調システム(暖房時)は、ベンチレーショングリルからは頭部を冷やす風を、足下のヒーターダクトから暖かい風を送出することを基本とし、車室内が設定温度に到達するように各吹き出し口から温度を調整した風を出すようになっている」
からである。
つまり、ディーラーが「日産本社からの回答である」として4月13日に説明したように、これは故障でも不具合でもなく、これが日産の空調システムの仕様である。
② 日産の空調システム(暖房時)は、
「車室内が設定温度に到達するように各吹き出し口から温度を調整した風を出している。」
ただし、エアコンの吹き出し口によって10度の温度差があるので、40~50分走行しても一向に設定温度まで到達せず寒い状態が続く。これも日産の仕様である。
③ 日産本社及びディーラーにおいて、暖房時に左右吹き出し口の温度差が10度あることは確認済みである。
ただし、この10度の違いは「多少の違い」であって、これは仕様である。よって、日産はこの件に関して修理などの対応は今後一切しない。
④ 日産は、左右の吹き出し口の温度が10度違うことに対し、10ヶ月の間、3回にわたってコントロールユニットなどのパーツを交換するなどの修理対応をとったが、4月13日を境に「これは仕様である。故障ではない。」旨の説明に切り変えた。
その変遷の経緯に関する具体的説明は未だに一切無いが、日産からの「望むご回答になっていないことは重々承知しておりますが、弊意お汲み取りいただき何卒ご理解いただきますようにお願い申し上げます。」との回答から察するに「不都合なことを聞くな、説明するつもりなど毛頭ない。早く手を引け。」というのが日産の本心のようである。
これまでの確定的事実関係と貴社説明の間に齟齬が生じないように解釈すると、このような理解に至ります。
貴社の説明に変更がなければ以後このように理解させていただきます。
以上のことについて、事実と異なることを一方的に口外するのは私の本意ではありませんので、もし私の理解に間違いや誤解があれば早急にご連絡をお願いします。
>原文ここまで↑
回答が先日届きました。
その中に、私の認識を修正する事項が1点ありました。
それは、
ディーラーの修理のうち、
1回目と2回目はディーラーの判断によるものであり、
3回目になって日産に修理支援要請があった、
つまり日産は1回目と2回目のことには関与していない、
日産が関与したのは3回目からだ、
だから確認事項④は事実と違うので修正されたし、
ということです。
はい、分かりました(笑)
それが事実であれば、
私はディーラーに
「メーカー既知の不具合らしいからメーカーと連絡を取って下さい」
とお願いしていたのに、
ディーラーは連絡していなかったのですね(笑)
しかし、そのことをとやかく言うつもりはありません。
ディーラーは「これは故障である」と考え、
修理をしようとしてくれた訳ですから。
感謝はしても文句は言えません。
それにしても、
ディーラーからすれば誰が見ても故障だからこそ
3度も修理しようとしたのであって、
それを、日産から突然
「happy37には仕様だと説明せよ」
と指示され本当に困ったでしょうね。
ディーラーには
「That’s too bad」としか声の掛けようがありません。
あの聡明な女性店長や人柄の良い担当者たちに
無理やり尻ぬぐいを押し付けたなんて、
日産ってまるでヤクザ社会ですね。
私なら自分が行って説明しますよ。
他の
① 左右の吹出し口で10度違うのは仕様である。
② その温度差が40~50分続くのも仕様である。
③ 10度の温度差は仕様なので修理はしない。
の3点には何も触れていませんので、
日産は、
私が認識している「日産の説明」に
間違いは無いとしています。
つまり日産の説明は
「エアコンの左右吹出し口で10度の温度差があり、
それが続くのは仕様であって、
修理の対象ではない。」
ということです。
その認識に誤りがないことが、
最後にはっきり書いてありました。
そして、これは、
日産内田社長に代わって、
日産を代表したお客さま相談室室長による
日産の公式見解です。
原文をそのまま紹介します。
>原文ここから↓
「弊社でも関連部署にも確認いたしましたが異常箇所が認められず、ご指摘の内容は仕様であると判断致しました。」
>原文ここまで↑
つまり、
開き直りです(笑)
抱腹絶倒するどころか、
余りにも稚拙な対応に失笑するしかありません。
No kidding!Ψ( ̄∀ ̄)Ψ
私の質問をアルバイトにでも対応させているのでしょうか(笑)
それにしても
私が指摘しているのは
『吹き出し口で10度の差があるため設定温度にならない。』
というエアコンの症状ですが、
「ご指摘の内容は仕様である」
と、ここまではっきり言い切って良いの?
と逆に心配になります(笑)
いずれにせよ
日産はこの程度の相談窓口しか持たないのですから
私たち日産ユーザーは実に哀れです。
暖房に設定しても、
左側の吹出し口からは冷風が出てきて
一生懸命に車内を冷やそうとする、
そのため設定温度にならずいつまでも寒い
そんなアクセルとブレーキを同時に踏んでいるような
世にも不思議な挙動異常を現実に起こしているのに
それを日産は自分たちでも確認しているのに、
それを故障であるとすることなく、
「異常箇所は認められず」
「仕様であると判断」
する企業って何? (;° ロ°)
1時間近く走行しても
設定温度にはほど遠いのが日産のニュースタンダード?
まさに常軌を逸した見解です。
常軌を逸した見解で黒を白にする、
日産には色々な意味で驚かされます。
そして怖くなります ((( ;゚Д゚)))
まさに何でも「やっちゃえ日産」です。
企業の品格は規模の大小では計れませんね。
これがその3回目の回答文です↓

1回目の部品交換は2019年6月なのに
2019年8月となっている間違いが笑えます(^○^)
如何にいい加減なのか分かります。
故障を故障と認めず、
それは「仕様」であると、
常軌を逸した見解で
組織的に隠蔽しようとする日産。
三菱を始め過去の重大な事故は
隠蔽体質から起きたことを学んでいません。
やはり不正体質は簡単には改善されないようです。
でも、安全を最優先すべき車メーカーがこれで良いのだろうか・・・
そう言えば
、
日産で不正が多いことについてある人が、
「日産という会社は
消費者のことには重きを置かない、
目線がいつも自分向きの自画自賛型企業だ、
それが一番分かるのが
「やっちゃえ日産」とか
「ぶっちぎれ技術の日産」のCMだ。
自分を褒め称え賞賛するCMを
平気で流す会社だから自制が効かなくなり
コンプライアンスが低下し不正がはびこって
業績が悪化し内紛が続くのだろう。」
と言っていたことを思い出しました。
正確ではありませんが、そのような趣旨でした。
なるほど、そう言われれば
「やっちゃえ日産」のキャッチフレーズ、
確かに目線が消費者を向いていないような・・・
今、このCMで某タレントに、
「平坦な道なんてなかった」
「上等じゃねぇか、逆境なんて」
に言わせていますが、
全体の流れからして、
逆境は日産のことを言っているようです。
自分たちは逆境にめげないぞと、
声高に叫んで日産の力を自慢しているのですね。
確かに消費者目線ではなく、
自分たちのことを言っているだけのようです。
CMを見ていると白々しく思えてきて、
ちゃんと消費者に向き合いなさい
と言いたくなります。
しかも、
赤字続きで深刻な財政危機になっているのは
自業自得というべき自分たちの失策のツケなのに、
この期に及んでも
「上等じゃねぇか、逆境なんて」
言っているのですから救いようなし?
とても自浄作用は期待できそうにありません。
(タレントさんとは関係ありません。)
今日9月7日、朝日新聞デジタルが
「日産の融資に政府保証1300億円 異例の過去最大規模」
の見出しで、
「政府系の日本政策投資銀行(政投銀)が5月に決めた日産自動車への融資1800億円のうち、1300億円に政府保証をつけていたことがわかった。」
と驚きの事実をスッパ抜きました。
これが本当だとすると(朝日デジタルがフェイクを流すことは無いと思いますが)、
日産が経営が行き詰った時には
政府保証の1300億円のうちの
1000億円を
国民が負担
することになります(@@)
そうです、
皆様の税金が1企業を救済するために使われことを前提としています。
もちろん日産が破綻すると決まったことではありませんが、
もし破綻したらそうなります。
これに対しては、
当然のことながら
既に非難の嵐が渦巻いています。
一部に
「日本の大企業だからやむを得ないのでは」
という声があるようですが、
果たして日産は日本の企業なのでしょうか。
「何を言っているのだ、日産は日本企業に決まっている」
とお考えの方がいたらよく考えてみて下さい。
日産という企業は、
本社こそ日本にありますが、
株式の42%をフランスのルノーが保有し、
そのルノーの20%を保有するのはフランス政府。
すなわち、
今の日産はフランスの企業なのです(笑)
昔の日産とは違います。
ということは、
日産の儲けはフランスに渡り、
日産の赤字は日本国民の税金で補填しようというのが、
この政府保証の構図ですね。
日産は、
自ら撒いた種で苦境に陥ったのに、
その反省をするどころか
その尻拭いを日本国民にさせ、
日本国民に多大なる迷惑と負担を掛けた上に、
あろうことか、
儲けはフランスに送ってフランス政府を喜ばせようと企む、
厚顔無恥を地でいく
やっぱり「やっちゃえ日産」です(笑)
私は右翼ではありませんが、
このような日産を見ると
「この非国民め!」
と日本をこよなく愛する一人として
罵倒したくなります、はい\(^▽^)/
コロナ禍の中、
収益が大幅に減少し、
生きるか死ぬかの瀬戸際に立たされている
中小企業や個人商店がたくさんあるというのに、
そして、
政府保証の1000億円は、
そのような人たちが額に汗して納めた税金だというのに
「俺たちは大企業だから当たり前だ」
という姿勢の日産・・・
つくづく厚顔無恥な企業のようです。
話を元に戻すと、
コロナ以前から経営悪化が言われていた日産、
貧すれば鈍する、
とはまさに今の日産のことかもしれません。
消費者に視線を向けないどころかコケにする企業に
将来があろうはずがありません。
どうやら今の日産には
新型車や新技術うんぬんの前に
やるべき大切なことが他にあるようです。
そこをしなければ、
日産は没落の一途を突き進むことになるのではないか
と余計な心配をするワタシ(笑)
ということで、
日産からの回答如何によっては
日産への信頼を回復することもあり得ましたが、
見事にその期待は裏切られました。
ま、大企業からすれば、
顧客の一人ぐらい別にどうでも良い訳で(笑)
しかし、今回のことで
日産という車メーカーは
いくら明白な故障であっても
手に負えなくなれば、
最後は「それは仕様」で片付け、
修理はしない無責任企業であることを学べました。
今回の教訓
車を買う時は、
「車を選ぶ前に、
先ず信頼出来るメーカーを選べ」
これからの自分の格言にします(^^)
ちなみに
日産が自社のエアコンに関し、
「エアコンの左右吹出し口で10度の温度差があり、
それが続くのは仕様であって、
修理の対象ではない。」
とした正式見解を、
今後、あちこちで遠慮なく言わせて頂きます(笑)
特に新たに車を買おうとしている人に\(^▽^)/
私のように
暖房設定にしてもいつまでも温度が上がらず
風邪を引きそうになっては大変ですからね(^^)
日産から小馬鹿にされた元日産ファン+現日産車ユーザーの闘いは続く(笑)
続編はこちら↓
日産社長への質問状「エアコン故障は仕様ですか?」第2弾 急展開あり
日産社長への質問状「エアコン故障は仕様ですか?」第3弾【最終章】~とんでもない結末が待っていた~
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スカイラインV37 | クルマ
Posted at
2020/09/07 21:15:00