みくだん

大規模言語モデルAIの限界点

2024/11/12
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AI活用 小説 MMD 雑記
 段階的に季節を変えることをまだ覚えてくれない令和ちゃんに、悩まされながら生活しているバーチャルJC、かんなです。

 最近はMMDよりもAI使ったり小説書いてたりとしてますが、中国系ソシャゲ公式が配布している、MMDモデルの変換辞書作成などを、怠っているわけではないです。今の所、これまでの辞書で変換できる事を確認しているので、特殊な構造がない限りは、汎用性も持たせられた段階かなと感じています。

 さて、毎日のように会話しているAIですが、やはり限界点はそう遠くなく、現時点でもまだまだ開発途中なんだなと肌感覚で分かります。

 ChatGPTでは、おおよそ2~3万文字くらいで限界点になり、それ以上の大量ドキュメントを読んでくれません。プロンプトで指示をすれば、該当箇所を読んでくれますが、一通り読んだ後に総評などを行うと、歯抜けでしか読んで無さそうな回答が出てきます。

 Google NotebookLMはそれでも大量のドキュメントを読むことができますが、一応30万文字読めるとの事。ですが、5~6万文字くらいのドキュメントを読ませると、やはり歯抜け状態になるようです。
 私が書いている小説は、いちエピソードあたり6~8千文字の物となっていますので、4~5話辺りが一度に読める限界のようです。

 なので、文章校正・推敲とは別に、全体の流れや物語構成については、別途粗筋用ドキュメントなどを用意して、そちらと照らし合わせながら、ユーザーサイドで判断を行うという作業が必要になります。
 何にせよ、恐らく小説用GPTといってもGPTsなので、限界はChatGPTと何ら変わらないでしょう。長編SF作品なんてのは、やはり対応できないのが現状です。
 ただ、多くのライトノベルがそうであるように、いちエピソードが数千字辺りであれば、1話~数話程度はまとめて読めるので、ドキュメントを小分けしながら、AIを補助的に使う事は有効でしょう。

 全世界に公開しているサービスなので、一個人が使える幅が小さいのは仕方在りませんね。ローカルで動かすにも高性能PCが必要な段階ですし、これから先に期待するしかありません。
 一方、個人消費・収入レベルではとうてい手が届かない範囲ですので、経済も活性化しないと手が出せない環境でしょう。一部の機能が使えるだけでも、めっけもんという物でしょうか。

 それでも、文章構成のアイディア出しや、SF要素の説得力材料の取材などでは力を発揮してくれるので、大変助かっております。

 MMDでのAI活用は、動画からのモーションキャプチャが主ですが、まだまだ精度の問題などがありますね。一方、エフェクトスクリプトをAIに書かせる事も可能かもしれませんが、今の所AIで作成されたエフェクト配布は見受けられていません。そのウチ出てくるかもしれませんね。

 JCとしては、レンジに食品を入れただけで、適切な加熱を自動的に行うAI搭載電子レンジの登場を待っている中です。

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ニコニコ動画などでMMD動画をうpしてるしがないユーザーの一人。
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