バクマン14巻

表紙にもある七峰君のワンマンショーという感じの14巻。 出来はともかく、いまどきだったら「没原稿です」といってネットにアップする人は一人や二人じゃない気もする。といっても、今はコミケもあるし、そちらで実績つんでメジャーにって人もいるんでしょうか。逆にメジャーで連載してるにもかかわらず、ほっぽらかしてかどうか知らないけど、コミケに出している人もいるとかいないとか。 まぁ、仕事でやってれば縛りがきつくなって、原則縛られない(ように見える)コミケで好きに売るってのもわからないではないけど。 巧妙な手段で連載とった七峰とそれが許せない二人。ジャンプの場合は編集者とマンツーマンらしいけど、マガジンの場合は複数の編集者だそうで(赤松氏のツィートとか、「もうしま」の原稿にも複数の編集者が出ていますね)。どっちもどっちなのでしょう。のし上がるのはジャンプっぽいけど。 しかし、やっぱり寄せ集めの悲しさ。確かにアイディア出すよりも、削ってうまくまとめる方がはるかに難しい。ましてや責任を負わない任意メンバーだと。この辺はありがちだなぁと思います…ほんとに。 さて、後がなくなった七峰君はこのままズルズルいっちゃうんでしょうかね。関係ないけど、平丸さんはやはり楽しい。近すぎるとうざいかもしれないけど、ちょっと離れてみている分にはああいう人がいると潤いが出そうです。

バクマン。 14 (ジャンプコミックス)
集英社
2011-08-04
小畑 健


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