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著者プロフィール

藤谷直明(よつばファミリークリニック[大分県大分市]院長)●ふじたになおあき氏。2008年大分医科大学卒。奈義ファミリークリニック、宮崎医院(大分県由布市)副院長などを経て、2021年より現職。地域のかかりつけ医としてプライマリ・ケアに従事しながら、認知症診療にも積極的に取り組む。教育にも力を入れ、岡山家庭医療センターでの指導経験があるほか、現在は豊の国大分総合診療専門研修プログラムで指導に当たっている。認知症サポート医、家庭医療専門医、日本プライマリ・ケア連合学会認定医・指導医。

連載の紹介

非専門医が診る認知症現場の“ドロドロ”に向き合う
認知症患者について、専門医が診ている患者層と、非専門医が現場で遭遇して対応に困る患者層では、病識や治療への意欲、社会・経済的背景などが異なるといわれています。プライマリ・ケアの現場では、様々な問題が複雑に絡み合い、解決に難渋する“ドロドロ”なケースも少なくありません。きれいに対応し切れない現実にどう向き合い、乗り越えていくか──。プライマリ・ケア医ならではの強みを生かしながら考える、非専門医による非専門医のための連載です。