どうせ老いるなら〜シニアーゼまるくるみらくる

60代は余生じゃない。新しい人生の始まりなのだ。

比叡山延暦寺に行くなら坂本ケーブル!琵琶湖を走るなら陽のあるうちに!

mayupp.hatenablog.com

前回の、滋賀県は琵琶湖トホホのあら~!旅。

すいませーん、まだ続きがございます。

良かったら、お付き合いください。

 

さて、左回りのナビ子様(左に曲がりますしか言わないナビゲーション)におだまりいただき、なんとか比叡山延暦寺、そのたもとに辿り着きました。

「ひえいざん えんりゃくじ」

音の響きにも広がりと神々しさがありますねー。

日本仏教の母山と仰がれている延暦寺。

織田信長に焼き討ちされたあのお寺。

60と数年生きて来て、やっとそのお姿を拝見しました。

「光る君へ」がなかったら、恐らく一生拝むことはなかったでしょう。

と言っても、すぐには拝めませんよ。

山登りしなきゃなりません。

延暦寺は、山の上にあるのです。

 

日本一のケーブルカー

車でもバスでも行けそうですが、

坂本ケーブルというケーブルカーで登りました。

100人くらい平気で乗れそうなケーブルカー

このケーブルカー。
なにがスゴイって、日本一なんですよ。

長さが!

片道2025m。

それを11分かけて移動します。

なかなかの急斜面を進みます。車内にはジブリの名曲がオルゴール仕立てで小さく流れてました (*^^*)

途中に隆起があるのか、トンネルの中も走ります。

ケーブル延暦寺駅に到着。彼方に悠然たる琵琶湖さまのお姿が。
湖の左端に写っている白い直線が琵琶湖大橋。

でね、このケーブルカーなんですけどね。

単線なんですよ。

単線つまり線路が一本。

単線なんですが、途中で逆へ進むケーブルカーとすれ違うんです。

どうやって?って思うでしょ。

途中で、単線が二本になってるんです。

ターンアウトというらしいです。

ちょうど、ファスナーが壊れて閉じ切らない部分みたいに。

ここで、すれ違うケーブルカーに手を振る、というちょっとしたショーにトキメキます。

 ⇑ こんな感じ(ターンアウトというらしいです)

さらにです、駅舎の色が面白い。

なぜここで、この色?みたいな。

ケーブルの延暦寺駅。なんとなく場違いな洋風の建物。
国の登録有形文化財。

帰りに気がついたのですが、この建物、屋上まで上がれるんですよ。

屋上からの景色がまた素晴らしかったです。

琵琶湖の左手、白い直線が琵琶湖大橋。

もしも行かれたら、ぜひ上ってください(知らずに帰る人多し)

 

順番が、逆になりましたが、坂本ケーブル登り始めの坂本駅 ⇩

大正14年建設。この日は、アジア系海外からの観光客がいっぱいでした。
真ん前の無料駐車場(数台しか停められない)に運よく駐車。
駅の字が「驛」のままなのがいい。

一日目が、ざっとこんな感じ ⇩ でしたから、どれだけ移動したかおわかりいただけると思います。

一周200キロの琵琶湖 ※グーグルマップ拝借。
米原→琵琶湖大橋→延暦寺→妹子の郷→石山寺→米原

え? 延暦寺ですか?

比叡山が頭に付くだけあって、山全体がお寺です。

山全体を敷地にしてたくさんのお堂が建てられています。

改装中の根本中堂は、深く大きく暗く、アニメ「鬼滅の刃」に出てくる上弦の鬼たちの舞台が思い浮かびました(撮影禁止・土足厳禁)

よろしければ、延暦寺さんのHPをどうぞ ⇩

www.hieizan.or.jp

 

思いがけない丸亀製麺への道

さて、初日のラスト石山寺を17時過ぎに出発。

大津市から、宿泊する米原のホテルへと戻ります。

しかし、これがね~なかなか手ごわかった。

冬ですから日が落ちるのが早い。

どんどん暗くなって、あっという間に真っ暗。

道路沿いに街頭も少なく、月明かりだけの真っ暗な道も多い。一本道のようで結構複雑(たぶん夜のせい)不慣れな道に迷ったりしてヒヤヒヤドキドキ。

夜目には厳しいスマホの小さな画面。

お年頃的に暗いのはちょっとね、見えづらい(言い訳)

そのせいか、人間ナビはあちこちで指示が異なる。

次は右ね!

えー?そのまままっすぐでいいよー。

いや右だよ!

車の中が大混乱!

ついにポンコツ人間ナビはドライバーに見放され、致し方なしと藁にもすがる感満載で「左回りのナビ子様」再登場!となりました。

とほほ~。

するとナビ子様、「次の信号右です」と清々しい声で右への指示をしれ〜っとするじゃないですか!

ナビ子様、右への案内もできたの?!

ナビ子様、実はできる子なんだ!

全員で全員を励ましつつ帰り道を急ぎました。

 

褒められて気を良くしたのか、その後ナビ子様は順調にナビを行ない、なんとか灯りの多い彦根まで戻った時はホッとひと安心。

彦根から米原まではあと一息。

ここまで約2時間。

長かった〜。

とその道路沿いに燦然と輝く看板が!

吸い寄せられるオバ4。

そう。

見慣れたうどん店、丸亀製麺の慣れ親しんだ文字。

滋賀まで来て丸亀製麺?なんていう邪念は一切なし。

あったかい卵あんかけうどんをすすり、ふんにゃりと全員笑顔。

一滴も飲まず(酒)に、いや飲めずにホテルへ。

いつもながら、無事に連れて帰ってくれたドライバー達に感謝!!!

ひこにゃんとラコリーナは、翌日へと続きます。

(まだ続くんか~い)