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アニメ体力問題 近況

過去日記から適当に経緯。

最近どうも「まなびストレート」を視聴したものかどうか、というあたりから、アニメ体力問題がぶり返してきた気がする。日常的にアニメを消化する、という行為の億劫さから、べつの行為に逃避してしまう。そこでゲームや漫画に逃避してもいいわけだが、しかしアニメ鑑賞能の下降曲線化は避けたいところなので、当座「トップをねらえ 2!」鑑賞にその勢いを流し込んでいるかんじ。おかげで最近やたらとトップ 2 を見流す回数が増えた。やーおもしろいなあトップ 2。まなびもいいけどこっちでいいんじゃないのかな。通しても三時間弱しかないし。しかしその三時間を何回繰り返してんだという話だ。そのうちの数回分をほかに回せば、ずいぶんたくさんのまだ見たことのないアニメを見ることだってできたはずだ。

いくつかの問題意識が混在している。

  1. 強化合宿的なアニメ鑑賞は平気だが、日常的なアニメ鑑賞に困難を感じる
    • アニメ鑑賞の日常化という対策を講じ、わりと改善された。
  2. フローの 30 分てわりとどうってことないかんじするのに、なぜかストックの 30 分は重たく感じる
    • Windows MCE 導入により「現在放映されているアニメを見る」に加えて「録画したアニメを消化する」というオプションが加わったことで、鑑賞意識が多様化。現状の生活リズム上では抜本的な意識改革が困難。現在併走中。
  3. まなびは重たいがトップ 2 は平気
    • 最近これは深刻だなと思っているのが、結局「見覚えのある映像(すでに見たことのある作品)、あるいはそれがあらかじめおもしろいとわかっている作品」は何度でも見れるが、まだ見たことのない、またはあらかじめそれがおもしろいかおもしろくないかがわかっていない(評価を固めていない)作品を見るという行為に億劫になっているのではないか、ということ。
    • わりと新しくて見覚えなくても平気なやつは平気。「苺ましまろ」とか「桜蘭学ホスト部」とかおもしろかったし、最近でもたまにエピソードをつまみ見流ししている。基本的に録画したアニメは見た順に消しているが、「おじゃる丸」の気に入ったエピソードなどは消さずに残しておいて、こちらもたまに(ゲームに疲れた合間などに)見るというリズムを作ることに成功している。
    • むーん、しかしそういうことじゃないかな。ごく最近感じているまなびとトップ 2 を秤にかけた場合に生じるアニメ体力問題というのは、ようするになんというか、「リアルタイムでその作品を追いつつ、それがおもしろいのかおもしろくないのかの判断を最長一クール程度の期間にわたって保留しつづける」という行為の困難のことじゃないのかな。ひょっとしたらこれはおれにとって特別おもしろいもんではないかもしれないなーというような疑念を抱えつつそれを楽しむのには、精神力というか、持久力みたいなものが、やはり問われるんじゃないかというか。
    • アニメ枠の増大に伴う録画マニアの一週切り(おもしろいかおもしろくないかを一話目の時点で決めて、そこで録画継続するかしないかを決める)問題なども、ある程度そこにつながるんではないか。

あらかじめおもしろいことがわかっている、あるいはすでに知っている、というものに情熱を注ぐことは(非オタはそうでもないのかもしれないが、オタならば)簡単だ。が、それがおもしろいかおもしろくないか自分でわからないとき、それでもなお情熱を投資できるか否か、という部分で、体力の衰え、または若さの喪失が顕れるということにならんかな。そしてそこにもアニメ体力問題があるとすれば、これはかなり深刻だ。なにしろ天然自然が相手だからな。いずれ必ず絶対に敗れる。その時点をいつにもってくるかを計りつつ、適当にせめぎあうしかないか…。

アニメじゃなくてゲームの話なら、これわりと単純な話なんだけどなー(いやゲームの場合にもやはり似たような「消費とやりこみのコンフリクト」があるんだけど、おれの中でゲームはアニメほどジャンルとして斜陽のステージに入っていないので、わりと能動的に考えられる)。メディア特性の差というか。