matabe’s Blog

平和と家族とfootballと少しばかりのお酒を愛する爺

dbxfsでDropboxをマウントする(Chromebook)

ChromebookでDropboxをマウントする方法の覚書です

Linux環境(Crostini)でTyporaやZettlrなどのLinuxメモアプリを使う際、クラウドにあるファイルをアクセスするために必須です

pythonパッケージ管理システムpipをまずインストール

```
$ sudo apt install fuse libfuse2 python3-pip
```

dbxfsをインストール

```
$ pip3 install dbxfs
error: externally-managed-environment
× This environment is externally managed
╰─> To install Python packages system-wide, try apt install
python3-xyz, where xyz is the package you are trying to
install.
.....
```
管理人の環境では上記エラーが発生する。仮想環境が必要らしいです

仮想環境を準備する

ホームディレクトリで実行

```
$sudo apt install python3-venv
$python3 -m venv .python3_venv
$source .python3_venv/bin/activate
```

コンソールは下記と表示
(.python3_venv) (user)@penguin:~$

ここでdbxfsインストール

```
(.python3_venv) (user)@penguin:~$ pip3 install dbxfs
Collecting dbxfs
Using cached dbxfs-2.0.1-py3-none-any.whl (64 kB)
.....
```
インストールできました

dbxfsを起動する
  • dbxfsは~/. python3_venv/binにインストールされる
  • マウントポイント(この例では~/Dropbox)を作っておいてからdbxfsを起動する

```
$ mkdir ~/Dropbox
$ ~/.python3_venv/bin/dbxfs ~/Dropbox
We need a refresh token. Perform the following steps:
1. Go to (..........)←URL
2. Click "Allow" (you may have to log in first)
3. Copy the authorization code.
Enter authorization code (Ctrl-C to quit):
```

  • 上記1のURLにアクセスして自分のDropboxアカウントにログイン
  • 表示されるAPIコードをコピー
  • 下のようにコピーしたコードを貼り付け

```
Enter authorization code (Ctrl-C to quit):(コード入力)
We're now connected to your Dropbox account. Do you want to save the credentials we just obtained for the next time you run dbxfs? [Y/n] Y <-Dropboxアカウントを保存したければ質問に「Y」
Before we can save your credentials, we need a passphrase to encrypt them.
This passphrase can be anything, it doesn't have to be your Dropbox password. Please make sure it's sufficiently random and not easily guessable.
Warning: Your passphrase must contain enough randomness to be resistent to hacking. You can read this for more info: https://blogs.dropbox.com/tech/2012/04/zxcvbn-realistic-password-strength-estimation/  <-強度のあるパスワードを入力すること
Enter new passphrase (Ctrl-C to quit):(パスワードを入力) <-Dropboxログインパスワードではない
Enter new passphrase (again) (Ctrl-C to quit): (パスワードを再度入力)
Would you like to help us improve dbxfs by providing anonymous error reports? [Y/n] Y <-「Y」
Do you want "/home/(user)/Dropbox" to be the default mount point? [Y/n] Y <-マウントポイントを聞いてくるのでそのままなら「Y」
(.python3_venv) (user)@penguin:~$  <-終了
```

マウントされているか確認

```
~$ df -h
Filesystem Size Used Avail Use% Mounted on
/dev/vdc 8.2G 2.5G 5.4G 32% /
none 492K 4.0K 488K 1% /dev
.
.
dbxfs 5.3G 336M 5.0G 7% /home/(user)/Dropbox  <-ちゃんとマウントされています
```

念の為

```
~$ ls -l ~/Dropbox

```
以上です

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2024.12.22

国立競技場の壁画から見る土師氏の謎

東京国立競技場に行ってみると筋肉もりもりの男性とギリシャ女神像の壁画があります。この男、いったい誰?と思っていました

f:id:matabe0:20241126205503j:image東京国立競技場(青山門)

調べてみると野見宿禰(のみのすくね)という日本書紀などに登場する古墳時代の有名人で古代相撲で当時最強のチャンピオンと戦わせるために出雲から垂仁天皇時代の大和政権が呼び寄せた強者

見事勝利したことで後に土師氏(はじし)という「氏」を与えられ、今は土師器(はじき)の祖としても知られています

野見宿禰(のみのすくね)

土師氏は古代王たちの葬式を司る職能集団。いわゆる土師器と呼ばれる土物の器や埴輪を作る集団でした。渡来人といわれているそうです

5世紀末頃には陶器(すえき)が陶氏(すえし)により入ってきて、土師器と陶器(須恵器)が共存します

このような職能集団は、器のような物作りや史人(ふみびと)といって文字の読み書きのできる人たちなど多種多様にわたるそうです

 

古代人にとって埋葬は重要な祭り事(政治)なので、埴輪など大王の埋葬に使う装飾品や器を作った人たちが催事も執り行っていたことで力を持っていました

 

野見宿禰(wikipedia)


東京国立競技場にある壁画ですが….

元々1964年東京オリンピックを記念して設置されたもので「勝利」のシンボル。今は青山門にありますが、そういえば旧競技場ではメインスタンドにあったものだと記憶しています

当時は相撲といってもルールはない。命のかかった戦い、負けた方は悲惨なことになったのだと想像します

このような強者として呼ばれたものが、ものづくりのリーダーになるというのも、現代では、ピンとこないのですが.....

古代人の感覚の実際はわかりません。しかし物理的な「力」「武力」は人心をまとめる上で重要なのは間違いのでしょうね。残念ながら.....

管理人のサイトについて

ウェブサイト環境についての覚書です

  • 管理人の本番サイト構築やTipsなど失敗も含めて記録するものです。このようなメモは本番サイトに書いてしまうと万が一ダウンしてアクセスもできない状況になったとき、最悪ですからねw
  • まずは、おおまかな概要

Amazon Web Service

  • Hosting Service: Amazon Web Service (Serverの場所を指定できるなど安心、安全)
  • Package Service: Lightsail Disk,Network,Computingなどを含んだパッケージサービスです
  • Instance: アプリケーションやOSのこと
  • Wordpress,Joomla,Redmineなど必要なアプリケーションを選ぶこともできますが、1カウントでひとつしか選べません
  • 私の場合はLinuxOSを一つ選んで、アプリケーション+ウェブサーバ+データベースを自分でダウンロード、インストールして構築することがベストと考えました。Linux OS Ubuntu22.04を選択
  • 独自ドメイン:私の場合はroute53(amazon ドメインサービス)
  • 静的IPアドレス:指定できます
  • DNSサービス:Lightsail,Rout53

Ubuntu

at 2024.04.29

  • OS: Ubuntu22.04
  • App: drupal10.2.5,Mediawiki
  • Web Server: apache2
  • Domain: route53
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