推しと酒と私

ドルヲタ酒飲み日記

ふくちゃんはかっこいい

お願いだ。語らせてくれ。

ふくちゃんこと、モーニング娘。'19のリーダー譜久村聖ちゃんについて語らせてくれ。

オタクだから感情が高ぶると文字に起こしたくなるんだ。

ふくちゃんのことを語る前段として、彼女がハロプロエッグ加入してからモーニング娘。のリーダーに就任するまでのエピソードを紹介しようと思った。しかしそれだけで1030万字を超えてしまうことに気づいた。前回のフィロのス紹介ブログで7000字はさすがに長かったと反省したばかりなのに。ゆえに断腸の思いで割愛させて頂く。

……やっぱりさらっとだけ書かせてほしい。ほんのすこし。本当にちょびっと。

・1996年10月30日生まれのO型。ちなみに生まれてこの方生粋のハロオタである。

・2008年ハロプロエッグとしてキャリアスタート。しゅごキャラエッグの活動などを通じて、9期メンバーとして2011年1月にモーニング娘。に加入。伝説の「譜久村降りといで*1」エピソードは歴史の教科書に残そう。

・2014年12月に道重さゆみの後を引き継ぎ9代目リーダーに就任。史上最年少での就任となった。

・確かな歌唱力とパワフルなダンスと大人の色気を併せ持った*2奇跡の存在。感謝。

・アンパンマンが大好きでグッズを収集している。幼女趣味。

・スーパーと聞かれ思い浮かべるお店は成城石井、爺ちゃんの家に電車が一両まるごと保管されているなど、裕福なご家庭で育ってきたことが伺えるエピソードがちらほら出てくる。ペットは犬蟹猫。

・シュールなお笑いセンス*3を持つ。

あとはWikiとか公式プロフィールとかSNS(Ameblo/Instagram)をチェックしてね!

つまり、歌とダンスが上手く、大人の色気と幼女気味な趣味を併せ持ち、更にシュールなお笑いセンスで次々続々オタクを陥落させるモーニング娘。のリーダーってことなんだよ!!!!

 

そしてなにより。

ふくちゃんはかわいい。

 

例えば少し舌足らずなところ。

「みじゅきね~」と自称するたびに私の母性が爆発して夜空の星となる。

 

例えばアンパンマンが好きなところ。

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ライブのリハ等でスキあらば幼女趣味全快のTシャツを着こなしてドヤ顔でブログに投稿する。その場で即抱きしめたい。

 

例えば半端ない色気とダイナミックなその身体つき。

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いや、これは可愛いというか、セクシーか。

 

けれど、かわいいだけじゃない。 

 

ふくちゃんはかっこいい。

 

はい。やっとタイトル来ました。いつも本編入るの遅いです。社会人は結論から言えって指導を受けてきましたが、社会人のフリしたただのオタクなので社会のしきたりは守れません。

このブログを書こうと思ったのは、8月10日に行われたロッキンのパフォーマンスがきっかけだ。

────あの日。

モーニング娘。は国内ロックフェスの中でも最大規模のグラスステージに立っていた。50分間のステージで披露した楽曲は実に14曲*4。「体力おばけ」とも評される、MCをほとんど挟まないその熱量あふれるパフォーマンスに、何万人もの大観衆が熱狂した。

ライブ直後にインタビューが行われ、その内容は即時に配信された。ロッキンの感想、今後の意気込み等を語った後に、ふくちゃんはこのように締めくくっていた。

去年初めて私たちはフェスに立たせて頂いたんですよ。モーニング娘。って 20 年以上続いていても新たに開拓できるところがたくさんあって、それが私たちの良さだなって思うので。

だからこれからは、もう右肩上がりしかしません。

 

リーダー就任5年が経とうとする、このタイミングで堂々の右肩上がり宣言である。

しかも黄金期と呼ばれた時代でも立つことができなかった、モーニング娘。史上最大級のステージで堂々たるパフォーマンスを見せつけた直後の宣言だ。

これはもう大衆への宣戦布告だ、と私は思った。

 

黄金期しか知らない?まだモーニング娘。ってやってたの?そんなことをまだ言ってる人がいるのか?もう私達は新しい時代を作ろうとしている。私がリーダーを務めている間に第二の黄金期を作っちゃるけぇの!それが今からや!右肩上がりしかないんや!覚悟しいや!

 

そんな声が聞こえた。関西弁と広島弁が入り混じった言葉で確かに聞こえた。

ロッキンの帰りのバス内でインタビュー記事を読んだ私は震えた。そして、私の中の尾形春水が叫んだ。

 「この感動を共有したい」の画像検索結果

この感動を「共有」したいと。

 

────翌日。

私はハロープロジェクトのオタクたちと居酒屋にいた。もちろんロッキンの感想を語り合うために。セットリスト14曲全てを振り返るつもりで太陽のギラつく真っ昼間から居酒屋に訪れた。

が。

6人でレモンサワー6杯・酎ハイ18杯・ビール8杯・コイハイ3杯・緑茶割り2杯を飲んでしまったせいで語彙力が失われてしまい、1曲目のみかんについて話しているうちにタイムアップという凄惨たる結果に終わった。

そんな中で「右肩上がり宣言」の感動を共有しようにも

「腕に九代目J soul sister'sと彫る」

と宣言するのが精一杯でまったく伝わらず。撃沈である。

 

違う!私が言いたかったことはこんなんじゃない!

こんなんじゃ誰も感動を共有してくれない。

もっと!もっとしっかり文章に残すべきだ!

 

そんなわけで私はこのブログで、私が思うふくちゃんのかっこよさを思う存分書き上げた。もしこのブログを読んでくれたオタクが「分かるぅ!」となってくれたら嬉しい。

はい、それではいきなりスタートです。(ここまで2000字超)

 

愛を紡ぐ姿がかっこいい

冒頭紹介した通り、ふくちゃんは幼い頃から生粋のハロオタだ。そんな彼女が愛してやまないハロメンといえばももちこと嗣永桃子と、えりりんこと亀井絵里の2名が挙がる。

ももちへのドン引きするほどの偏執的な愛はかなり有名だが、ここではえりりんについて触れたい。その理由は私が亀井遺族だからでは断じて無い。

彼女が卒業公演で残した「モーニング娘。は永遠の愛の形、いつまでも私の大切な宝物です」というスピーチは今なお語り継がれている。

さて、「愛の形」とはなんだろうか。誰への、何の愛を指しているのだろうか。

ここでいう愛の形とは、他者を慈しむ心、地球の平和を願う気持ち、自分自身を肯定し、ポジティブであり続ける姿勢、そしてハロープロジェクトを自らが愛し、そのたすきを後輩へと受け渡すこと、そんなものがひっくるめられていると思う。

 

モーニング娘。としての活動を通じて多くの人を笑顔にし、勇気づけてくれている。

平和を願ってやまない数々の楽曲を歌いあげるモーニング娘。は、地球を守る美少女戦士そのものだ。

厳しいオーディションを勝ち抜いたダイヤモンドより輝く原石を持つ少女たちが、自らの努力により原石に磨きをかけ、世界でたった一つの美しい宝石となり卒業を迎える姿は、己を信じ、努力を怠らない素晴らしさを教えてくれる。

加入と卒業を繰り返しながら進化を止めず、次世代へ愛を継承する姿を見て、長く長くハロープロジェクトを見守り続けたいと思わせてくれる。卒業するメンバーは、決まって「これからも(私が所属した、私が愛したグループを)よろしく」と最後に言うのだ。誰に言われるまでもなく。

 

そんな「愛の形」の最たる姿がふくちゃんだと私は思っている。

彼女はモーニング娘。そのものだ。モーニング娘。を愛し、後輩を導き、自らも美しく輝き、メンバーもオタクも愛と平和で包み込んでくれている。

愛の結晶を紡ぎ、私達オタクにおすそ分けしてくれている。まさに聖母だ。

 

リーダーとして成長していく姿がかっこいい

ふくちゃんはさゆこと道重さゆみの後を継いでリーダーに就任した。さゆといえば、モーニング娘。8代目リーダーとして10近くも年の離れた9~11期を従え、最後は横浜アリーナを自身のメンバーカラーであるピンク一色に染めて卒業した、いわば伝説のリーダー。モーニング娘。の現在の人気を押し上げた中興の祖。

そんなさゆから、ふくちゃんにリーダーのバトンが渡った。

当時は12期メンバー4人が加入したばかり。右も左も分からない新メンバーの面倒を見つつ、自らがリーダーとしてグループを率いていかなければならなかった。また、つんく♂が総合プロデューサーから降板した影響も大きかったと思う。

当初は苦労が耐えなかったはずだ。

リーダー就任直後にカウコンのリハーサルが始まったが、グループをまとめあげることが出来ず、親が送迎する車内で泣いていたという話を何年かして聞いたことがある。

リーダーとして初めて迎えたツアーでは初日でも、千秋楽公演でも涙を流した。「なんで泣いちゃったんだろうね?」と語るふくちゃんに「それは頑張ったからだよ」と返した鞘師の優しい声を忘れることができない。

 

そこから約5年の歳月が流れた。 

 

「史上最年少リーダー」の肩書は「史上最長期リーダー」に変わり、今夏よりハロプロリーダーにも就任した。

同期も、後輩も、リーダーとして初めて迎えた新メンバーも、卒業を見送ってきた。

その度に、ふくちゃんはリーダーとして、女性としての強さが増している。内に秘めている芯が確固たるものになってきている。

 

ロッキンの最後に、「ここまで連れてきてくれてありがとう」とふくちゃんは言った。まるで、私達オタクがグラスステージの舞台に導いたかのように言った。

 

もちろんそんなことがあるわけがない。

 

ふくちゃんが、ふくちゃん率いるモーニング娘。が自ら掴み取ったステージなのだ。ロッキンオンの渋谷社長も前説で語っていた。

彼女たちは昨年レイクステージで鮮烈な印象を残した。何が凄いって、ロッキンのために特別なことしたんじゃなくて、普段通りどおりのことをしていただけということ

ここに集まったのは、モーニング娘。を勝たせたいと思っている人と、その勝利を目撃したい人

この前説を聞いたとき、私は涙を流した。

あの日のロッキンは、モーニング娘。の強さを目撃したくて、彼女たちが誰よりも輝いて、あのステージで勝ち誇った姿を見届けたくて、何万人もの観衆が集まったという、ただそれだけの話。彼女たちのその強さは、ふくちゃんから伝播していると思っている。

 

 夢に向かってひたらすら走り続ける姿がかっこいい

伝説のフクムラダッシュ*5から5年。

ふくちゃんは変わらず夢に向かって走り続けている。

「私はモーニング娘。として叶えたい夢がある」とふくちゃんはインタビューで語っている。

それが具体的にどんな夢なのかは決して口にしていない。

紅白出場なのか、あるいは全盛期ですら成し遂げていないドーム公演なのか、はたまたワールドツアーなのか、、、私達が想像するよりも遥かに壮大な、まさに「夢」そのものなのだろう。

その夢を叶えてくれることを私は信じている。

中1の頃の夢を叶えたふくちゃんを、信じている。

「これからは、もう右肩上がりしかありません」と高らかに宣言したふくちゃんを信じている。

 

ふくちゃんの夢は私達ファンの夢だ。

  

何度でも叫びたい。

 

ふくちゃんはかっこいい。

 

よし、今年のバースデーイベントに参加するオタクは九代目J soul sister'sって彫ろうな!

*1:9期がお披露目された2011冬ハロ初日。当時エッグとしてひな壇に立っていた譜久村は、突如つんくから「譜久村降りといで」と大衆が見守る中でサプライズ加入を告げられた。JYP餅ゴリによるTWICEモモの電撃加入劇から遡ること4年前の話である。

*2:10月31日に6冊目の写真発売決定!聖の水着ショットに刮目せよ!

*3:壁画と指相撲を始める、化粧道具でドミノ倒しを始める等。ちなみに一人で淡々とボケるタイプ。好きすぎる。

*4:M1 みかん
M2 気まぐれプリンセス
M3 I surrender 愛されど愛
M4 恋愛レボリューション21(updated)
M5 シャボン玉
M6 ザ☆ピ〜ス!
M7 泡沫サタデーナイト!
M8 LOVEマシーン(updated)
M9 One・Two・Three(updated)
M10 青春Night
M11 Are you Happy?
M12 わがまま 気のまま 愛のジョーク
M13 What is LOVE?
M14 ここにいるぜぇ!

*5:今さら説明するまでも無いと思うが、よりにもよって自身の卒コン中に足がつってしまったさゆ。そんなさゆの隣で歌うため、センターステージからメインステージにいるさゆにダッシュで駆けつけたエピソード。もちろん事前打ち合わせなしのぶっつけ本番