ゆめ見るディオスクロイ

メビウスの輪を旅するアドヴェントカレンダー

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スーパームーンを撮影してみたら顔になっていた。


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月にもいろいろありまして、三日月、上弦・下弦の月、満月、新月、そしてスーパームーン。
いつもスーパームーンの翌日に友人から「昨日の月見た~?」って言われて「ああ、そういえば昨日はスーパームーンだったっけ。今回も見逃しちゃった。同じ過ちを何度も繰り返す私をお許し下さい。人は簡単には変われないもの、でも、諦めなければそこに一筋の光明といっても差し支えない程度の希望は残されていると思うんだ。ねえ、違うかな?」などと言って友人をうざがらせているので、今回こそは見てやろうじゃないかということで、取材班はいよいよ撮影に成功したのです!

で、今回はどのようにしてスーパームーンの撮影に成功したかといいますと、数カ月前から綿密な下調べを行い、もっともよい状態で観測できる日時を特定し、一ヶ月前、一週間前、三日前、一日前、一時間前にそれぞれアラームを設定して絶対に忘れないようにその時の備えた、というわけではありません。はっきり言って、いつものように完全に忘れてました。

当日の夜、突然なんの前触れもなく、さあスーパームーンを見に行くかという思いが脳裏に立ち上がり、おもむろに立ち上がった私はさも当然のように、そして毎回そうしているかのように表に出てスーパームーンと対面したのです。初対面なので向こうも少し照れくさいのか、うっすらとした雲の向こうから、たしかにいつもとは異なる鮮烈な光を放つお月様をしばらくぼんやりと見つめていました。

すると、なんとなく誰かの視線を感じました。夜ということもあって少し心配になり、私は周囲を見回しました。誰もいません。この視線は…上から…?はっとして再びお月様を見上げると、視線の正体がわかりました。なるほど、どうやらお月様は照れて雲に隠れていたわけではなく、こちらをジッと見つめていたようです。

こりゃスーパーだわ。



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