和食屋の雑感Ⅱ

  • 重症

嫁さんが重症。
昨日のテニスの最中、アクシデントでボールが当った。
手が痺れて布巾が絞れない。
湿布して掃除してる。
I’ve got a message!

  • Gンドホテル

そう言う訳で外食。
どこに行くか?
小市民の頭の中は真っ白だ。
でも嫁さんの頭の中は真っ黒だったらしい。
計画がびっしり詰まっていると見える。
「Gンドホテルはどう?」
拒む理由は何も無い。
我が家から歩いて1〜2分のところにホテルがある。
一応、この街ではメジャーだと思う。
この中に幾つか料理屋もある。
今日は最近オープンした店に行ってみる事になった。

  • 「S季菜」

ホテル別館の8階を改装してオープンした店だ。
タイトルは旬彩料理。
旬の素材を使った和風ベースの多国籍料理みたいな・・・。
生ビールはアサヒスーパードライだ。
これは嬉しい。でも630円は高え。
メニューを眺める。
「唐揚げサラダ」「モザイク蜂蜜ヴィネグレット」「ロティムータルド」
何のこっちゃ?
「タコと四季菜の真空サラダ」「真鯛切り身の黒豆ソース炒め」
イメージ湧かんなあ・・・。
面倒い。コースだ。
コースは、3,990円、5,250円、7,350円の3種類ある。
ボリュームは変わらない、食材の違いだけと言う説明だ。
確かに上に行くと、フォアグラとか何とかの文字が見える。
一番安いのでオーダー。
言わずもがな、ビールは美味い。
突き出しが空豆のフリット。
ビールに合う。
オードブルにホタルイカの沖付け、〆ニシンなどなど。
上品でホンの一口ずつ、旬の素材を味わうのだ。
デパ地下の試食の方が沢山喰えるかも知れない。
汁物はパイタンスープ。
カリカリに揚げたワンタンの皮やシイタケなどを加えて頂く。
これは美味かった。
ちょっと味わった事の無い味だった。
メインディッシュはアマダイのグリル、フィレステーキ、野菜素揚げ。
美味しかった。
特にアマダイは皮がカリカリで香ばしかった。
肉は元々得手では無いので評価出来ないが、多分上等だと思う。
欲を言えば焼き方を訊いてくれると嬉しい。
間髪を入れずに「ウェルダン」と答えたのに・・・。
ご飯も付いてる。
雑穀とジャコや青梅、ミョウガなどの炊き込みご飯。
美味い。
ホントはここで味噌汁か何か欲しくなる。
最後にデザート。
フルーツセットとメロンとチョコケーキの3種類を運んで来た。
どれでもお好きなモノを、全部でも構いません、と来た。
そーですか、じゃ全部。
小市民はいやしい。

  • 総評

結構お腹は一杯になった。
ホテルだけに接客はしっかりしている。
8階で眺めもキレイだ。
上品な創作料理と言った感じで、お洒落である。
会計1万円ちょっとは妥当だろうな。
腹が立つようなこたあ無いが、得したと言う気もしない。
っと言ったところかな。
「Nのな」に行った時の様な感激は無かった。