キングコング1933
午後、歯医者とクリニックのはしごをして夕方帰宅。
夕飯のあとマクタロウとワンコイン(定価500円!)で購入した「キングコング1933年版」を見ました。だいたいのストーリー展開は知っていたのですが、ラスト涙にくれることもなく(これはジェシカ・ラングが出たのリメイク版のイメージから来ていたのかも?)むしろ上陸した島で繰り広げられる大スペクタクル映像に、わくわく!!
最初のアン救出隊が出くわす恐竜のシーンからコングを捕獲し島を去るまで、テンションあがりっぱなしで一気に見てしまいました。公開が1933年(昭和8年)とあのミッキーマウスのデビュー作「蒸気船ウィリー」のわずか5年後にも関わらず、今から考えるとかなりの技術力だったのではないかと思うくらい素晴らしいです。
確かに今の技術にくらべれば、雲泥の差があるのですが、表現力と作り手の愛情それにセンスが格段に上と言っても良いでしょう。たとえば、コングがティラノサウルスを倒したあと、顔を何回か持ち上げて、ちゃんと死んだかどうか確認を取ったりと、とにかく芸が細かいんです。それにコングとヒロイン・アンとアンの恋人となるジャックの三角関係が非常に上手く物語に反映されていて、これをピーター・ジャクソン監督がリメイクでどう描いていくのか…とても興味を持ちました。
いや~しかし、これって東宝怪獣映画のルーツが全て詰まっていたんですねー。孤島、原住民、生け贄、はーため息が出ました!!この手のジャンルが好きな監督さんが、あこがれちゃうのは、すごく良くわかるような気がします。って今更ながら「ロストワールド」って、まんまなのねーと思った次第。スピちゃんも、やっぱり…そうだったのねー。
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