映画「スコット・ピルグリムVS.邪悪な元カレ軍団」
5/5にBlu-rayを購入して見ました。
公開当時はこちらでは公開されなくて見てなかったんですが、
「ショーン・オブ・ザ・デッド」「ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!」
のエドガー・ライト監督なので、前作同様小ネタおたくネタを期待してたんですけど、
なんか時期を逃してしまってその後見る意欲をなくしていたのですが、
今回、たまたま クリス・エヴァンスで画像を検索していて、
これに出ている事を知り、その前に「スーパーマン リターンズ」(06)の
ブランドン・ラウスくんもこれに出ていると知ったもんですから、
これは見てみようと思い立ち、ソフトを買いに走ったと言うわけでして…。
バンドでベースを担当してる主人公が、好きになった彼女の
元カレ7人と超絶マンガチックバトルを繰り広げる…
というお話で、
なんで 元彼が次々と現れて闘うのかとか、
なんで 負けたらコインになっちゃうのとか、
なんで ひ弱な主人公が、アクション映画のヒーロー並みに動けるのかとか、
一切の理由ナシ。もうそういうノリの映画なんです。
ノリ切れない人ゴメンなさいみたいなところがミソ!
冒頭のユニバーサルロゴからして映像も音楽も8ビット仕様で…
効果音もマンガみたいに映像に書いてあるところなんかが楽しい♪
お目当てのキャップとラウスくんの出番は結構後で、出てるシーンも短いんですが、
エヴァンスくんの濃ゆい(濃い)眉毛メイクと太い声がキャップとは真逆で
オレはマッチョだぜ光線全開なところが面白くて大笑いしながら見ました。
ラウスくんは金髪の超能力者でどこかほのぼのしてるところが、
高橋光臣くんみたいでいい感じでした♪ただ出番が少ないのが残念。
あとは日本から斉藤祥太、慶太兄弟が、元彼として参加してますが
演奏してるだけでアクションがないのが物足りなかったかなあ。
もっと他のキャラのようにドカンバカンやって活躍して欲しかったなあ。
まあ元彼(?)の人数が7人もいるとそんなに濃く描けないのは仕方ないか。
で、ラウスくんのシーンで2分くらい?ふたりのエージェントが登場するんですけど
そのふたりが「ミスト」のトーマス・ジェーンと「パシリム」のチョイさんこと
クリフトン・コリンズ・Jr!!実はチョイさんは気づいたんですが
トーマス・ジェーンの方はどこかで観た人だな~とあとから調べてわかりました。
そんなカメオ出演も楽しめて小ネタおたくネタは堪能出来たんですが…
主人公が二股掛けてたっていう設定自体にノリ切れず…
もしかしてサイモン・ペッグが演じてたら違ったかもとも思ったりもしてみるものの
「ショーン~」のダメな男もここまで人間的に腐ってなかったしねえ。
主人公に共感出来なかったんでライト監督作品としては最下位になっちゃうかなあ。
まあ、オチとしてはそういうダメな自分に気づくってことだと思うんだけど
それでも納得行かなかったかなあ。どうしても元カノの中国系の高校生ナイブスに
同情しちゃって最後までモヤモヤしちゃいました。
スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団 (2010)
SCOTT PILGRIM VS. THE WORLD
メディア 映画 上映時間 112分 製作国 アメリカ/イギリス/カナダ
公開情報 劇場公開(アステア=パルコ) 初公開年月 2011/04/29
ジャンル アクション/青春/ファンタジー 映倫 G
ゲーム、ロック、イケてる彼女、それがぼくの人生の必勝アイテム!
監督:エドガー・ライト
原作:ブライアン・リー・オマリー『スコット・ピルグリム VS ザ・ワールド』
出演:マイケル・セラ(スコット・ピルグリム)
メアリー・エリザベス・ウィンステッド(ラモーナ・フラワーズ)
【解説】「ショーン・オブ・ザ・デッド」「ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!」の俊英エドガー・ライト監督が、日本のサブカルチャーに多大な影響を受けたというブライアン・リー・オマリーのカルト・コミックス『スコット・ピルグリム VS ザ・ワールド』を実写映画化した青春バトルアクション・ラブコメディ。ひと目ぼれした不思議な少女の愛を勝ち取るため、なぜか彼女の元カレ7人との対決を余儀なくされた主人公のバトルの行方を、ゲームの要素を盛り込んだ多彩な表現でテンポ良く描き出していく。主演は「JUNO/ジュノ」「キミに逢えたら!」のマイケル・セラ。
アマチュア・ロック・バンド“セックス・ボブオム”のベーシスト、スコット・ピルグリムは、年下の高校生ナイブスという彼女がいながら、ミステリアスな女の子ラモーナにひと目ぼれしてしまう。すっかりラモーナに夢中のスコット・ピルグリムだったが、そんな彼の前に突然、謎の男が現われ、戦いを挑んできた。男の正体はラモーナの最初の彼氏、マシュー・バテル。なんと、ラモーナのハートを射止めるためには、次々と現われる7人の元カレたちを全員倒さなければならなかったのだが…。<allcinema>
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