M:i:III
【マクノスケ】
実は「1」「2」もそれ程乗れなかったので(とは言え「2」のジョン・ウーの映像美は印象的でしたが…。)今回もあまり期待せずに観に行ったら、これが、それなりに乗れて「いつか買うかも知れないDVDマイリスト」(グレムリン、MIB2、スチュアート・リトルなど)に追加したいくらいの出来に満足して帰ってきました!
スパイと言うと、人知れずこっそり行動するイメージがある私ですが、今回も最初からどっかん!ばっかん!ど派手にやらかしてくれます。ヘリや脳内爆発のシーンを短いカットで繋ぎながらハラハラドキドキ見せていくJ・J・エイブラムスの手腕はなかなかだと思いましたし、もしかしたら、テレビ出身である事がテンポの良い展開作りに向いていたのかもしれません。
特にバチカンのシーンはこれぞ「スパイ大作戦」という感じで、スパイ映画の醍醐味を思う存分見せてくれて、今回はチームワークもちゃんと機能してるぞーというところが観られて満足でした。とにかく冒頭から息つく暇もないので、半分くらい観たところで息切れ症状(頭がガンガンしてお腹にも痛みが)出てしまい、こりゃあ困ったと思いながら、なんとか最期まで観ましたが、あー、自分の体力の限界を感じましたねえ。(^_^;)
橋のシーン、トム君の変装、病院での探索、ラストのどんでん返しと、どれも面白かったですが、欲を言えば「上海」のビルのシーン。もうちょっと描写が欲しかったですかねえ。あんなギャグ(?)やってないで見せるところは見せて欲しかったかなあ。でもねえ。それを言ったら始まらないんですけど、結婚するならスパイ家業から足を洗うべきですよ!ハントくん!スパイは本気で恋をしてはいけません…。
それから今日は、マクタロウの友人と「自衛隊富士学校」の基地祭に行く予定だったのですが、訳あって中止になりました。残念でしたが、また来年、みなさんとお会いできれば…と思っています。
【マクタロウ】
相変わらず「スパイ」にしてはハデに銃撃戦を繰り広げております。
今回、最も「スパイ大作戦」らしいヴァチカン潜入、デイヴィアン誘拐のシークエンスが面白い。現場でマスクを作るマシンなど、モデラーとしては是非欲しいモノだ。
主人公ハントが結婚。その女性を人質にとられ殺害か(オープニングにこのシーンを挿入し、観客にどうやって助けるのかと思わせ、実際に殺害。しかし・・・)という演出はなかなか良く、観ている者の感情を盛り上げてくれる。
アクションシーン満載で息も吐かせぬ展開は良いけど、手持ちカメラばかりでブレブレの画面には閉口した。そんなものは部分的に使用して、役者の表情などはしっかりとカメラを据えて撮って欲しい。
欲を言えば、チームのメンバー(3作とも出演しているヴィング・レイムス以外)のキャラクターがもう少し描かれていると良いかも。
■タイムリミット48時間―― この夏、世界各国で 最も不可能なミッションが始まる!
[監][脚]J・J・エイブラムス
[製][出]トム・クルーズ
[製]ストラットン・レオポルド
[音]マイケル・ジアッキノ
[出]フィリップ・シーモア・ホフマン ローレンス・フィッシュバーン
[制作データ] 2006米/UIP [上映時間] 126分
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