2011年02月04日
改造! 臭くならない、電気カーペット! その1
必要は発明の母! というか、切実な、ある理由からホットカーペットの改造を決意しました
かなりピンポイントな話題ですが、ここは「作る人」ブログなので、大目に見て下さいね。
僕は、手先を動かして、何かを作るのが大好きな人なんです。
さて、南国であるハズの、ここ沖縄でも、冬は寒いです。
← 写真:サトウキビ畑と、山。
あまり知られていませんが、沖縄の冬は梅雨のように、曇りや雨のどんよりとした天気が続き、周期的に寒波が来ます。
今日は温かい方ですが、この時期、忍び寄る寒さに、肩のあたりが固まる日も少なく有りません。
それでいながら、なんて言うのか、沖縄の人も建物も、暖房に対して、どこか真剣で無い気がします。
琉球家屋は隙間だらけだし、一軒家に多い鉄筋の平屋や2階建てでも、暖房がエアコンだけ! というのが普通。
灯油ストーブは見たこと無いし、風呂場に湯船が無かったりします(シャワーのみ)。
まぁ「明日になれば、きっと暖かくなる」。そんな土地柄なんですけどね。
長年使っているホットカーペット。
今回、改造しようと思ったキッカケは、ズバリ、臭いから。
詳細な解説は避けますが、アラフォー男の足元に数年あったと言えば、状況が分かるでしょうか(笑)。
(っていうか、洗濯できないなんて、有り得ないです)
もう、だいぶ使い込んだし、もし失敗して壊しても後悔しないぞ。
‥という訳で、改造することにします。
オーダー! 臭くならない、ホットカーペット!
どうでも良いけど、僕は何でも、買った日付をマジックで書いておく習慣があります。 見ると、2006年12月21日の日付がありました。
5年も使えば、元は取ったでしょう。
![改造! 臭くならない、電気カーペット! その1]()
![改造! 臭くならない、電気カーペット! その1]()
まずは、コントローラー、そしてカーペットを分解していきます。
単なる電熱線とサーモスタット程度かな。と思っていましたが、意外な事に電子回路が入っていました。
電熱線も2重構造。熱線の外周を取り巻く細い線は、抵抗式の温度センサーでしょうか。
どうやら、常に一定の温度を維持する為の回路が組まれているようです。
続いて、カーペットを切り裂いて、中の電熱線を取り出します。
とても柔らかな被覆で、配線は自由自在に曲がる構造です。
それにしても、ホコリが凄いな。
![改造! 臭くならない、電気カーペット! その1]()
![改造! 臭くならない、電気カーペット! その1]()
メインの構造体は、省エネのため、熱を逃がさない断熱材で作ることにします。
100均で買った、スチレン製のカラーボード。
これに、電熱線が入る溝をカッターで掘り、テープで仮組みしてから、透明シートでカバーして行きます。
作ってみてから気が付きました。
まずいな!
この、コントローラーむき出しの構造では感電の危険があるので、いったん作り直す事にします。
続く: ⇒ 改造! 臭くならない、電気カーペット! その2。
![改造! 臭くならない、電気カーペット! その1]()
かなりピンポイントな話題ですが、ここは「作る人」ブログなので、大目に見て下さいね。
僕は、手先を動かして、何かを作るのが大好きな人なんです。
沖縄の冬は寒い‥
← 写真:サトウキビ畑と、山。
あまり知られていませんが、沖縄の冬は梅雨のように、曇りや雨のどんよりとした天気が続き、周期的に寒波が来ます。
今日は温かい方ですが、この時期、忍び寄る寒さに、肩のあたりが固まる日も少なく有りません。
それでいながら、なんて言うのか、沖縄の人も建物も、暖房に対して、どこか真剣で無い気がします。
琉球家屋は隙間だらけだし、一軒家に多い鉄筋の平屋や2階建てでも、暖房がエアコンだけ! というのが普通。
灯油ストーブは見たこと無いし、風呂場に湯船が無かったりします(シャワーのみ)。
まぁ「明日になれば、きっと暖かくなる」。そんな土地柄なんですけどね。
ホットカーペットって、欠陥商品じゃない?
今回、改造しようと思ったキッカケは、ズバリ、臭いから。
詳細な解説は避けますが、アラフォー男の足元に数年あったと言えば、状況が分かるでしょうか(笑)。
(っていうか、洗濯できないなんて、有り得ないです)
もう、だいぶ使い込んだし、もし失敗して壊しても後悔しないぞ。
‥という訳で、改造することにします。
オーダー! 臭くならない、ホットカーペット!
5年も使えば、元は取ったでしょう。
ホットカーペットを分解
まずは、コントローラー、そしてカーペットを分解していきます。
単なる電熱線とサーモスタット程度かな。と思っていましたが、意外な事に電子回路が入っていました。
どうやら、常に一定の温度を維持する為の回路が組まれているようです。
続いて、カーペットを切り裂いて、中の電熱線を取り出します。
とても柔らかな被覆で、配線は自由自在に曲がる構造です。
それにしても、ホコリが凄いな。
電熱線の、仮組み
メインの構造体は、省エネのため、熱を逃がさない断熱材で作ることにします。
100均で買った、スチレン製のカラーボード。
これに、電熱線が入る溝をカッターで掘り、テープで仮組みしてから、透明シートでカバーして行きます。
作ってみてから気が付きました。
まずいな!
この、コントローラーむき出しの構造では感電の危険があるので、いったん作り直す事にします。
続く: ⇒ 改造! 臭くならない、電気カーペット! その2。
Posted by IGU at 23:26│Comments(5)
│工作、いろいろ
この記事へのコメント
20代の頃、
送電線の鉄塔に登っていたことがあるので(もちろん、仕事として)、
感電の恐ろしさはよ~く分かっておりますw
※正確には、感電ではなくて誘電ですが・・・
送電線では、感電した瞬間に死にますから・・・
くれぐれもお気をつけて・・・。
送電線の鉄塔に登っていたことがあるので(もちろん、仕事として)、
感電の恐ろしさはよ~く分かっておりますw
※正確には、感電ではなくて誘電ですが・・・
送電線では、感電した瞬間に死にますから・・・
くれぐれもお気をつけて・・・。
Posted by 草野俊哉@三線弾いてハッピーライフ!
at 2011年02月05日 09:23

沖縄は寒さは我慢が基本です。
厚着したら身体が弱くなると教えられました。
僕の小学校時代には冬でも半ズボンが必須項目でした。
長ズボン履いたら体罰ものでしたよ。
その点では厚着に寛容な北海道に生まれたかったです。
厚着したら身体が弱くなると教えられました。
僕の小学校時代には冬でも半ズボンが必須項目でした。
長ズボン履いたら体罰ものでしたよ。
その点では厚着に寛容な北海道に生まれたかったです。
Posted by ta-isa at 2011年02月05日 21:19
室内で厚着するのは南国特有らしいですね。
北海道の人達は、室内は半袖らしいです。。
私の住んでるところは、夏は蒸し暑い 冬は底冷えっていう盆地そのものです。。
(余談ですが、今、新燃岳の火山灰がすごいですw)
今回もすごく興味深い内容ですね!どうなっていくのかなワクワク♪
北海道の人達は、室内は半袖らしいです。。
私の住んでるところは、夏は蒸し暑い 冬は底冷えっていう盆地そのものです。。
(余談ですが、今、新燃岳の火山灰がすごいですw)
今回もすごく興味深い内容ですね!どうなっていくのかなワクワク♪
Posted by めぐみ at 2011年02月06日 01:07
◇ 草野俊哉@三線弾いてハッピーライフ! さん
電気は怖いですねー。 僕も100Vで何度感電した事か‥。
そう言えば、昔の友人で、送電線の工事中、誤って街ひとつ停電にした経歴持ちがいましたっけ。
仕事で電気を扱うのは、嫌だなぁ。
◇ ta-isa さん
なるほど! そういうベースがあるから、暖房に真剣では無いんですね。
またひとつ、沖縄への疑問が溶けたような気がします。
◇ めぐみ さん
確かに! 北海道では、冬場にアイスの消費が多いとか聞いたことがあります。部屋が温かいですからね。
盆地は、暮らしたことが無いけど、四季のメリハリがありそうですね。
あっ、そうそう。 沖縄は今、桜の季節ですよ。
電気は怖いですねー。 僕も100Vで何度感電した事か‥。
そう言えば、昔の友人で、送電線の工事中、誤って街ひとつ停電にした経歴持ちがいましたっけ。
仕事で電気を扱うのは、嫌だなぁ。
◇ ta-isa さん
なるほど! そういうベースがあるから、暖房に真剣では無いんですね。
またひとつ、沖縄への疑問が溶けたような気がします。
◇ めぐみ さん
確かに! 北海道では、冬場にアイスの消費が多いとか聞いたことがあります。部屋が温かいですからね。
盆地は、暮らしたことが無いけど、四季のメリハリがありそうですね。
あっ、そうそう。 沖縄は今、桜の季節ですよ。
Posted by IGU
at 2011年02月06日 12:04

東芝ホットカーペットCK-3007DKCの回路図が欲しい
Posted by チョータサン at 2015年12月28日 03:08
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。