2017年12月13日
光るLEDどんぐりで、クリスマスリースを作ってみた!(UVレジン)
台風の季節に、道端でどんぐりを拾いました。
沖縄でも、どんぐりの木はアチコチあって、公園などで見つけることができます。
子供のころ、爪楊枝を挿してコマを作ったっけ。なんて考えながら、ふと工作してみたくなりました。
で、同じ時期に、ネットでガラスのどんぐりを作っている人を見かけたんです。 とってもかわいい作品!
これ、僕の得意な樹脂を使って、透明などんぐりを作ってLEDで光らせたら、楽しいかも!!
思い付いてしまったので、クリスマス用に工作を開始してみました。
11月のはじめ頃の話です
仕事の合間に作っていたので、一ヶ月ほどかかりましたが、12月に入って、やっと完成!
工作の過程をざっくり書き出してみますね。
どんぐりの原型を削り出し。
クリスマスのイルミネーション用だと、数十個のどんぐりが必要です。
しかし、大量のどんぐりを探すのは大変なので、樹脂で量産することにします。
▼Twitterからの転載
秋なので、2。ドングリ量産開始! pic.twitter.com/NPrd51Zf52
— 作る人 (@IGU58) 2017年11月6日
最初に原型作り。
「おゆまる」を溶かして筒を作り、その中に2液硬化型のレジンを流し込んで竹箸を差し込んで固定。
いくつか作ったら、ドリルの先端に付けて回しながら形状を削り出し。
サイズを変えて5種類ほどの原型を用意してみます。
完成品はLEDで光らすのが目的のため、量産するどんぐり本体は透明な材料で作る必要が有ります。 今回はUVレジンを使うことにしました。
すると型枠も、紫外線を通す透明な材料を使う必要が有ります‥。
どんぐりの型枠作り1(おゆまる)
まずは透明な「おゆまる」を使ってみます。お湯に「おゆまる」を入れて、柔らかくなったら、どんぐりの原型に巻きつけて型枠作り。
ところが、水が付いているせいで型に密着せず、中に隙間が空いてうまく型が取れません。
ふと、グルーガンで「おゆまる」を使うことを思い付いて、いろいろ試してみました。
最初はグルースティックのように「おゆまる」を細長く伸ばして使ってましたが、ガン本体を改造すると四角いままの「おゆまる」を使えることが分かって、型枠をいくつか作ってみました。
⇒ DAISOのグルーガンでおゆまるを使う方法!
どんぐりの型枠作り2(シリコンコーキング剤)
「おゆまる」も手軽で良いのですが、UVレジンを固める時に発生する熱で溶けて変形するので、1つの型枠が数回しか使えません。
なので後半は、シリコンコーキング製の型枠を使用しました。
撥水剤を塗った紙筒にシリコンコーキング剤を入れて、硬化したら取り出し。(24時間後)
ところが、シリコンコーキングで作った型枠だと、レジンが完全に固まらずに表面にベタベタが残ります。
ここでもふと思い付いて、オーブンで焼いてシリコン型枠の溶剤を飛ばしてから使うとベタつきが減ることが発見できました。
⇒ UVレジンの型枠をシリコン・コーキング剤で自作する方法!(簡単・激安)
それにしても『初めての物作り』では、分からない/うまく行かない事が多いですが‥、工夫すると自分なりのノウハウが生まれるのは面白いですね。
UVレジンを流し込み
UVレジンは、DAISOやセリアの物を使いました。
手持ちのUVランプで簡単に固まります。
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⇒ Vansky 51LED 紫外線ブラックライト UVライト懐中電灯 レジン用硬化ライト
⇒ ジェルネイル用UVライト ペン型LEDライト ミニサイズ 携帯用ハンディライト
後半はネイル用の大出力のランプを使って、量産しました。
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⇒ Morovan 24W 型号9C/9S LED+UVネイル光線療法 UVライト
レジンは気泡が入らないように固めるのにコツが要りますが、今回は気泡が有ったほうが光が乱反射して全体が光ると思ったので、気泡は無視しています。
色はLEDに合わせて、赤/黄/青/緑/透明。
(どんぐり感を出すために、色を混ぜてブラウンも作りましたが、光らせて面白くないのでボツです)
どんぐりのヘタ作り
どんぐりに合わせて、ヘタも量産します。
適当な画鋲とおゆまるで原型を作り、適当なグリッターを表面に散りばめて形状を出してます。
こちらもレジンで量産して、穴を空けて表面をブラウンに着色。
LEDの取り付け
最初にレジンを流し込む時にLEDを固定しておくのが効率的かと思ったのですが、位置的に安定しないので、後から穴を空けてLEDを差し込み、UVレジンで固めてあります。
LEDは100個の各色入り数百円の中国製。同じメーカーで揃えたほうが光のバラつきが少ないです。 今回のは高輝度タイプでないですが、十分に明るくて照度も揃ってました。
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⇒ Lovoski 赤、緑、黄、白、青LEDライト発光ダイオード 3mm&5mm 約300個
⇒ SODIAL(R) LEDの発光ダイオードLED陣100 5色
形状は直径3ミリと5ミリのタイプが有ります。今回は3ミリがなかなか届かず5ミリを使いましたが、手間や光りかたを考えたら3ミリの方が良いでしょう。
点滅回路の作成
単に点滅させるだけでしたら、自己点滅タイプのLEDを一個入れれば直列に繋いだ全部のLEDが一緒に点滅します。(自己点滅/それ以外 が交互に光るタイプも有り)
僕はじわっと光ったり消えるようにしたかったので、555という有名なタイマーICを使った回路を使いました。
⇒ LEDをじわっと点滅させる回路
というわけで、簡単に作れると思ったら、意外と手順が多くて大変だったLEDどんぐり作り!
もう一週間ほど、自宅の室内ドアを飾っています。
クリスマスリースは目の高さに飾るので、目立つし、なかなかキレイです。
LEDどんぐり、来年あたり、商品化されないかなー?
この記事へのコメント
こんにちは。初めましてですが、更新楽しみに見させてもらっています。実は、自宅を新築の予定で、コンクリートと木造で悩んでいます。もちろんコンクリートが安心だろうけど、今の建築費高すぎるし、施工業者によって仕上がりに雲泥の差があったりするとも聞くし。。木造はシロアリや、早期に朽ちていくイメージあるし。。色々な建物を見てる作るんちゅさんの意見を聞かせて頂けたらと嬉しいです!
Posted by くうちゃん at 2017年12月18日 14:21
コメントありがとうございます。
うーん、どのような暮らしがしたいかで変わってくるような気がします。
ひとつだけ。
地域によって湿気がすごい場所が有ります。例えば湿地帯を埋め立てた場所とか、。
そういう場所のアパートは、たとえ鉄筋でも部屋中が湿った感じで、畳とかが黴だらけになることも有ります。(前に部屋を探していて、そんなアパートを見ました)
海沿い、街道沿い、山間、住宅密集地等々、場所によってメリット・デメリットが有ると思うので、そっちが重要な気がします。
更新止めてますが、こちらも参考に
http://igu.ti-da.net/
うーん、どのような暮らしがしたいかで変わってくるような気がします。
ひとつだけ。
地域によって湿気がすごい場所が有ります。例えば湿地帯を埋め立てた場所とか、。
そういう場所のアパートは、たとえ鉄筋でも部屋中が湿った感じで、畳とかが黴だらけになることも有ります。(前に部屋を探していて、そんなアパートを見ました)
海沿い、街道沿い、山間、住宅密集地等々、場所によってメリット・デメリットが有ると思うので、そっちが重要な気がします。
更新止めてますが、こちらも参考に
http://igu.ti-da.net/
Posted by IGU at 2017年12月18日 18:59
そうなんですね!湿気とか、本当に嫌です。場所の見極め、難しいなぁ
アドバイス、どうもありがとうございました。
アドバイス、どうもありがとうございました。
Posted by くうちゃん at 2017年12月25日 09:34
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