たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

「でもあのときの僕の目は何より輝いてたと思う」

題名はエウレカセブンのED「秘密基地」より。このエントリみたらまた聞いてて涙出てきたヨ!
もうたまらなく好きなんだよこの曲ーーー!ずるいよずるいよ!なにが?
 
たった一人の読者(Ladder to the Moon)

いつの間にか人の目を気にするようになった自分は流行の話題やネタに追従しつつあった。でも、そうやって書くことは、自分のことじゃないみたいだ。
まるで自分の劣化コピーのような。うーん、でもこのうすっぺらさこそが自分って感じもしてくる。あれれ?
(中略)
自己満足でいい。
何回同じことを書こうといい。まずは自分が書いて、そして読んで、楽しめること、そして「ああ、この時はこう思ってたなぁ」というようなことが書きたい。
このブログを読むたった一人の読者、それは自分自身でいいんだ。

こういう文章を、ガチでしっかり刻んでくれるからこの人の文章は好き。
「はてな」システムは実はつい最近ようやく理解できてきました。以前「初心者解説本に『はてな』載ってないんだよネーおかしいよネー」なんて書いてましたが、簡単にキーワードでつながりブックマークでつながるはてなは、確かに「人の目を気にしてしまう」ので相当安定して書ける人か「スルー力」ないと難しいな、と思いました。
かくいう自分も書き始めて最初のころ、コメントがちょっとついただけで心乱れて大変だったものです。最近になってやっと見てくれる読者さんに「ありがとございます!」と心から思えるようになりました。ほんとありがとございます!
 
ただ、ふと見られていることを意識しすぎてしまったとき、記事に迷いが出るのは今も同じ。どんな大手サイトさんでも、いや大手さんのほうが文章には気を使うと思います。うかつなこと書けないし、読者は一定のものを求めるし。日記系サイトでもそうですよね。やっぱり見てもらいたいなと思うとき、人の目を意識してしまう。
もちろん読者としては「そこの管理人さんが好きできてるから、その人の好きなもの書いてほしいなあ」が本音だと思います。少なくとも自分はそう思うから、その書き手さんの一喜一憂や好きなこと嫌いなことは読んでいて楽しいし、あんま何も考えてません。
(ただし、毎日敵を作って罵詈雑言書く人は苦手。どんなに面白くても受け入れる器が自分にはないですw)
 
そうは、思っててもネ。
自分もLadder to the Moonさんのように感じた時があります。
最初うちのサイトではじめたスタンスは「適当なもののしらべものしよう」だったんですが、方向性がわりといい加減なので、あれこれ好き勝手書くようになりました。見てくれる人が増えたときはうれしさで興奮しました。ああ、見てくれてる人っていたんだ!と感じました。
そうすると、自分のやりたいことなんだったか、見失っちゃうんですよ。
それまで書いてきたことが決して書きたくなかったことではない。でも「これからどうしよう?」って余計なこと考えちゃうんですよネ。
10年いろいろなサイトやってきて、反応にビクビクしてたけど、最近になってようやく「自分の記録」であることがやっとわかってきました。そして、あちこち行ったり来たりするけど、書くこと調べることそのものが自分は好きだし、自分の足跡なんだな、とわかってきました。もちろんそれでも、時々戸惑いますけどネ。
 
ちょっと「明日は明日の風が吹く」さんの言葉を引用。yasさんの言葉は、毎日自分の足跡を踏みしめるように書いているので、自分は自信がなくなったときについページを開いてしまいます。
一番その内容に興味があって、一番それを面白く思って、一番大切に思ってる。(明日は明日の風が吹く)

ここ二連続でセルクマだけのエントリが続いてるけれど、あれは、どちらも私にとっては日々の生活に密着している、凄く大事な事で、あれは後で読み返して自分で考えが変わったかどうかとか、当時はどう思っていたのかとか、自分はどうしたいのかとか……そういった事を見る上で凄く大事なエントリだったりする。

自分の心が動いた時(明日は明日の風が吹く)

自分の心が動いた時(というと格好良いな(笑))、その動きを書いていこうと。そういう意図でやっている限り、どれだけ流行のネタだろうと、自分の心が反応しない限り書かないし、まぁ、せいぜい「流行ってるんだねぇ……今一分からないけど」ぐらいを書くのが関の山だ。無理して書いても自分が面白くないから。自分の文章の一番の読者は自分だから、自分が面白いとか納得できる文章を書きたい。それぐらいは、下手な雑文書きでも意識してやっている事だったりする。

やっぱり「自分が楽しいと思ったものを書く」が一番だな、と思いました。確かに昔のエントリとか見ると自分で「キャー!消そうかorz」と思うこともありますが、そのときはそう思ったんだな、って思うと消せません。
 
「魔女の宅急便」のウルスラ姉さんに、キキが「描けないと思ったときどうするの?」って聞いたシーン、今でも思い出します。
「描いて描いて描きまくる!そして、それでもだめなら、描くのをやめる!」
そしてまた、彼女は描くんでしょうね。それが彼女の足跡だから。
多分自分も、これからの見えない未来に手を伸ばしつつも、まずは自分のために書くんだろうな。
そして最近は、時間を割いて見てくれる人のために書きたい!と思うようになりました。それは一人でもいい。
あなたがそこにいるだけでいい。(手前味噌リンク)
ブログは趣味ですしね。そんなにかまえることはないし、適当にだらだらやるのが一番です。しかし、たった一人でも見てくれる人が喜んでくれるなら、時々はエンターティナーになりたいとも思ったりします。もちろんそんな技量なんてないんだけど、たまにはそんなことを考えてだらだら書きます。思ったほど力は入ってないかもしれませんが、ちょっとだけ。あ、それでもつまんないエントリばっかだったらほんとスイマセン。
まあそれもこれも含めて自己満足。
自分が面白いと思ったもの、大切だと思ったものを、残して行きたいナ。反省するのは後からでもいい、後悔はしたくない。
自分の見上げる空は、今日もまだ、わからないくらい広すぎます。手を伸ばせているかな。

秘密基地(再々々々掲載くらい)