〈食通が占う、2025流行る店〉

パリオリンピックの開催もあった2024年。さまざまな国の食事情や食品ロスについて、目を向ける機会にもなったのではないでしょうか。新たな食体験に感謝しながらできることを続けていく、2025年もそんな優しい社会になりますように!

そんな願いも込め、グルメ情報を熟知した有識者にアンケートを実施。2025年注目の「ブレイクしそうな店」「3,000円以下のお手軽グルメ」をうかがいました。

アートディレクターの秋山具義さんがおすすめするお店とは?

教えてくれる人

秋山具義
1966年秋葉原生まれ。1990年日本大学芸術学部卒業。広告代理店I&S(現 I&S BBDO)を経て、1999年デイリーフレッシュ設立。広告キャンペーン、パッケージ、写真集、CDジャケット、キャラクターデザインなど幅広い分野でアートディレクションを行う。主な仕事に、東洋水産「マルちゃん正麺」広告・パッケージデザイン、AKB48「ヘビーローテーション」CDジャケットデザインなど。著書に「世界はデザインでできている」がある。2016年より「食べログ」グルメ著名人としても活動。J-WAVE「ALL GOOD FRIDAY」にランチのスペシャリストとして出演している。

2025年のブレイク予想

Q. 2025年に〈ブレイクしそうな飲食店〉はどこですか?

A. 「白金 芯」です

えこだねこ
おまかせ5品(11,000円)の一品   出典:えこだねこさん

恵比寿「創和堂」出身、前田亮さんの和食店で、最近がっつりコースだとお腹いっぱいになりすぎちゃうのですが、こちらはおまかせ5品で、あとは好きなものをアラカルトで食べられるのがうれしいです。〆のかすうどんをかす増しにして食べるのが最高です。

アンダー3,000円のお手軽グルメ

Q. 2025年に〈ブレイクしそうな3,000円以内のグルメ〉は何ですか?

A. 「浅草おにぎり はるちゃん」の「肉そぼろらんおう カルピスバターおにぎり」580円です

左が「肉そぼろらんおう」、右は「しゃけすじこ」
左が「肉そぼろらんおう」、右は「しゃけすじこ」   写真:お店から

世の中はおにぎりブームですが、ぼんご系とも違う、ほとんど握らない新しい食感のおにぎりです。肉そぼろと卵黄がご飯によく絡んでおいしいのですが、追加したカルピスバターがさらに濃厚にしてくれてたまりません。

※価格は税込です。

※「食べログ」に掲載されている情報をもとに、料理名・金額等を掲載しています。最新の情報はお店にご確認ください。

文:秋山具義、食べログマガジン編集部

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