ハッキングされる日常ー姉に奪われたデジタル生活

姉によるハッキングで奪われた日常と、技術的な視点からの記録

ハッキング対策として、OSクリーンインストールとVPNの導入をしてみました【05】

スマホをWiresharkでウイルストータルでチェックしても、何も見つからなかった前回でしたが、前々回の記事で症状をお伝えしましたが、ハッキングされていることに確信した後、いろいろ調べているとパソコンのOSをクリーンインストールするのがベストだということがわかりました。しかし、パソコンをクリーンインストールしてまたソフトを入れたり設定をやったりするのは大変なので、その前にできることはないかと調べていました。東京にある大手のマルウェア調査を行っている会社に連絡をしてみました。VPNを使ってみると良いとのことだったので、入れてみました。

VPNというのは「Virtual Private Network(仮想プライベートネットワーク)」の略で、簡単に言うと、インターネットを使う時に、自分の通信を他の人に見られないようにする技術です。例えば、普通にインターネットを使うと、あなたがどこからアクセスしているかがわかることがありますが、VPNを使うと、あたかも他の場所からアクセスしているかのように見せかけて、実際の位置や情報を隠すことができます。これによって、ハッカーや第三者からの攻撃や覗き見を防ぐことができるのです。

いろいろとVPNサービスはありますが、速度が早いと評判のExpressVPNを入れてみました。使い方も簡単で、接続するだけで安全な環境を作れるので、日常的なネット利用でも安心感が増すとのことです。また、IPアドレスを変更できるので、他の場所からのアクセスに見えるため、情報が漏れにくくなるという点も大きな魅力です。

ほとんどのVPN会社は下記のようなことを言っています。

①データの保護:VPNを使用すると、データを暗号化して送受信することができるため、第三者がデータを傍受することが難しくなります。
②匿名性の確保:VPNを使用すると、IPアドレスが隠されるため、第三者があなたの位置やIDを特定することが難しくなります。
③インターネットのセキュリティの強化:VPNを使用すると、インターネット上でのセキュリティが強化されます。ハッカーの攻撃からあなたのコンピューターを守ることができます。
④マルウェアの保護:VPNを使用すると、マルウェアによって個人情報が盗まれることを防ぐことができます。

入れてから、その日のうちに効果がわかりました。
何も変わりませんでした。というのも、入れた当日中には不審なことがまた起きたからです。

私は③と④を目的としてVPNを導入したわけですが、効果がなかったのです。
またセキュリティ会社さんに連絡して聞きました。

私「アドバイスありがとうございました。しかしVPN入れても感染してしまいました」
<<症状を説明・・・・・>>
担当者「OSはクリーンインストールしましたか?」
私「いえ、その前にとりあえずVPN入れました」
担当者「既に感染しているパソコンでVPNを入れても効果がない場合もあります」
「OSをクリーンインストールしてみてはいかがですか?」
私「そうでしたか。わかりました。」
見積もりとかではなく今は。無料で相談にのっていただいているため、何回も連絡するのも申し訳ないので万が一のため、事前に最悪の事態を聞いておくことに。
私「ちなみになのですが、もしOSをクリーンインストールしてVPNを入れても感染した場合、そのときはどうしたらいいですか?」
担当者「VPNを突破できるのはかなりの腕のハッカーですからそれはないと思います」
私「わかりました!ありがとうございました」

とのことでほっとした自分がいました。
「OSをクリーンインストールしVPNを入れればハッカーとはお別れや」

準備にあたり、現在あるデータをすべて外付けHDDに入れようとしました。そして、OSのインストール後にデータを移そうと。しかし、ここであることに気づきました。そもそも感染していたパソコンのデータを、OSを上書きインストールしたいわゆる新しいPCにUSB接続してしまうと、また感染してしまうのではないかと。不安に思い、調べてみると、やはりその懸念は正しかったのです。

つまり、今あるPCのデータはハッカーによってどこかをいじられている可能性があり、そこにマルウェアが含まれていれば、移動した先の新しいPCも感染してしまう可能性があるのです。これでは、せっかくOSをクリーンインストールしても、再びハッキングの被害に遭うリスクが高くなってしまいます。マルウェアは、ドキュメントや画像の中に埋め込まれていることもありますし、USBドライブや外付けHDD自体に感染していることもあるようです。つまり、感染したデータを新たなPCに移すことは非常に危険。

そこで、データはHDDに移動しましたが、その移動したHDDのデータは一切新しいPCには接続しないことにしました。念には念を、前から使用していたUSBメモリやSDカードもです。新しいPCは、これで完全にクリーンな状態を保てるはず。今後は、必要なデータを再度ダウンロードしたり、クラウド上で必要最低限のデータのみを取り扱うようにし、HDD内のデータは使わずに済ませる予定です。クリーンな状態でPCを使い始め、セキュリティ対策を最優先にしたいと考えています。

そしてようやく、OSを上書きクリーンインストールすることにしました。
詳細は省きますが、OSのクリーンインストールには何種類かあって、完全に根底から新品状態にするにはこの上書きクリーンインストールが必要です。
この完全なる新品のPCには、OSのインストール後すぐにセキュリティソフトを導入し、ファイアウォールやVPNを設定して、外部からの侵入を防ぐための環境を整えました。これにより、防御を固めてハッカーから守ることができると信じました。

マルウェア調査を専門家に頼んだ結果、期待外れだった話【04】

11月はウイルスバスターを入れ、交代で少しの間ESETを入れ、12月上旬にカスペルスキーを入れました。
すべてが検知しませんでした。
普通であれば1個使って検知しなければマルウェアは存在しないと思いますが・・・症状からマルウェアが存在しないのではなく、検知していないのだと思いました。
調査会社に依頼しようと思いました。
会社名はブログでは公開しません。

マルウェア調査会社とかで調べると出てくるような、とある会社のセキュリティ調査サイトで、スマホにマルウェアが入っている場合、Wiresharkを使えばいいと書かれていました。
それをエクセルにコピー、貼り付けしてIPアドレスをウイルストータルというサイトに貼り付けるとマルウェアが見つかると。
有線LAN推奨だったのでそれを自分でやりました。

ここでWiresharkとウイルストータルについて説明します。

「ウイルストータル」は、インターネット上の総合病院のような存在です。怪しいファイルやウェブサイトを見つけたとき、ここに相談すると複数のウイルス対策ソフト(ESETやカスペルスキーやいろいろな)が一斉にチェックしてくれます。
友達からもらったファイルが心配なときや、アクセスしようとしているサイトが安全かどうか確認したいときに使うと便利なサイトです。

一方、「Wireshark」は、インターネットの防犯カメラのようなものです。
このソフトを使うと、自分のパソコンやスマホがどんな情報をやり取りしているのか、どのサイトと通信しているのか、データのやり取りは正常なのかといったことを、すべて見ることができます。
ネットワークに問題が起きたときの原因探しや、不正な通信を見つけ出すのに役立つ、強力な分析ツールとして知られています。

自分でやるにしては、そのときはWiresharkは聞いたことがある程度だったので、専門的なソフトを使うのは初めてでした。
サイトのやり方はかなり丁寧に書かれていたので素人でも手順どおりにやれば誰でもできるものでした。
上記のやり方ではIPアドレスをエクセルに貼り付けて、それをウイルストータルにかけるというもので、つまりIPアドレスのみの調査でした。

HPにはこのようなことが書かれていました。
説明の最後には、どうしても自分でできないという方はこちらのサービスを利用していただければ代行調査させていただきます。
◯◯プランで4万円(正確な値段はわかっちゃうので概算)です。
そして、そこだけ読んでいたら特に自分でできるから依頼することもなかったですが・・・このようなことが書かれていました。

「IPアドレスだけでなくネットワーク層、トランスポート層を◯◯検査しますので、IPアドレスだけの検査よりも更に高精度です。」

サイトに書かれているやり方で有線LANを使用し、スマホとパソコンを接続し、Wiresharkでキャプチャしてウイルストータルにかけてみましたが、何もなかったので、自分だけでは限界があると感じました。
しかしこの文章を見て、専門家によるサポートで解決できる可能性があるため、期待感が持てました。

HPに電話番号が書かれていたので、気になって電話で聞きました。
その人はかなり丁寧な話し方でゆっくり話す人でした。話を聞いているとワンマン社長のようです。だいたいこんな感じの会話でした。

電話口の担当者は非常に丁寧で、話を聞く限り、少人数の会社の社長のような印象を受けました。以下、会話の概要です。

私:「スマホが感染しているのですが、サイトのやり方で調査しても何も見つかりませんでした。御社の◯◯プランではIPアドレスだけでなく、トランスポート層も調査するとのことですが、より詳細な調査で何か発見できる可能性はありますか?」

エンジニア:「はい。弊社のサイトに記載されている内容はあくまでIPアドレスの調査ですが、ネットワーク層やトランスポート層の調査を行うことで、より深くマルウェアを特定することが可能です。」

私:「ウイルスバスター、ESET、カスペルスキーでも検知しなかったのですが、それでも御社の方法でマルウェアが見つかる可能性はありますか?」

エンジニア:「より専門的な調査をご希望であれば、フォレンジック調査も対応可能です。フォレンジックではHDDの詳細なデータ解析も行い、費用は30万円~となります。」

私:「それほどの金額は出せないのでそこまでの規模の調査ではなくても、4万円の◯◯プランであればマルウェアの検出が可能ですか?」

エンジニア:「可能な限り調査を行いますので、ご安心ください。」

と、まぁ信用できそうな人だったのですが・・・・・・・・

スマホを送り、一週間ほどして結果がわかりました。
スマホが家に戻ってきて、なにやら調査の書類がありまして、見てみると・・・・異常はありませんでした。。
つまり何も問題ないとでました。
よく見ると、IPアドレスの部分が問題ないとだけ書いてあって、私が期待していたのは、ネットワーク層とトランスポート層の調査なのに、なぜなのか。
電話してみました。

私:「あの、調査していただきありがとうございました。何もでなかったということで間違いないですか?」

エンジニア:「はい。そうです」

私:「ネットワーク層とトランスポート層の◯◯検査について書かれていないように見えるのですが、どこに書いてありますか?」

エンジニア:「ネットワーク層とトランスポート層は、あくまでもIPアドレスに不審なIPが存在した場合に調査となります」

私:「いやいや、私は電話のときに、弊社のサイトの通りやって何も検知しなかったと言いましたよね?だからトランスポート層とかを見てほしくて依頼したんですよ」

エンジニア:「そのようなことは言っていませんが?」

私:「言っていましたよ。だから依頼したんです...」

エンジニア「トランスポート層も見るのは問題あってからだと最初に言いましたけどね????用事があるので切りますね(ガチャ)」

最初は丁寧でゆっくり話をする方で、信用できそうな人だと思いました。しかし、調査終了後にネットワーク層やトランスポート層について質問すると、逆ギレされて機嫌が悪くなってしまいました。

確かに、あのサイトがなければ私がWiresharkを使うことはなかったかもしれませんし、VirusTotalと同様に、使うきっかけを提供してくれた点には感謝しています。

ただ、こうした対応をされると非常にやるせない気持ちになります。

普通のところであれば、「あなたはWiresharkやVirusTotalを使ってその通りに調査し、何も出なかったのだから、わざわざ◯◯プランを依頼する必要はない」となるはずです。

ところが驚くべきことに、電話の翌日にHPの同じページを見たら、あの説明文が消えていました。

「IPアドレスだけでなく、ネットワーク層やトランスポート層も◯◯検査しますので、IPアドレスのみの調査よりもさらに高精度です。」

この文章が削除されていたのは、誇大広告だと気づいたからでしょうか。それとも、単に私の指摘が原因で修正されたのでしょうか。

いずれにしても、自分でできる調査があって、する必要もないのに、それに代行で4万円も払う人がいるのでしょうか。
スマホのことに関しては以上です。

スマートフォンのデータは暗号化されている場合が多く、その解析が難しいため、フォレンジック調査には高額な費用がかかることがあります。スマートフォンはパソコンと比べるとセキュリティが頑丈に設計されていますが、逆に言えば、追加のセキュリティ層を加えることが難しいため、高度な技術を持つ攻撃者に追跡されると脆弱性が残る危険があります。

ただし、一般の人が遠隔からハッキングされることはまずありえないため、過度に心配する必要はないです(まぁ、私も一般の人なんですけど運が悪すぎます)

もしリスクがあるとすれば、物理的にマルウェアの入ったUSBデバイスなどをスマートフォンに接続されて感染するケースです。これは素人でも簡単に行える方法であり、かつ発覚しにくいため注意が必要です。そのため、心配な方は端末を手放さないようにしたらいいと思います。

ゲーム中の不審な動作:遠隔操作マルウェアの影響【03】

その後も、疑わしい現象が続きました。ゲームをプレイしているときや、仕事のためのソフトウェアを使用しているときにも、不審な動作が発生するようになったのです。

ゲーム側で起きたことについて書いていきます。当時、僕は『Call of Duty: Modern Warfare 2』(PC版のリマスター作品)をプレイしていました。『Call of Duty』シリーズ歴は長く、PS3で2007年に発売された初代『Modern Warfare』からプレイしており、歴としてはそろそろ20年になります。もちろん、ずっと『Call of Duty』ばかりやっていたわけではありませんが、シリーズに関してはそれなりの経験があります。

ある日、このゲームのオンラインでチームデスマッチ(TDM)をプレイしていました。オフィスを舞台にしたマップで、僕はcod mw2最強武器(防御限定)である盾を使って戦っていました。『Call of Duty』の性質上、長時間にわたって1人の敵と撃ち合い続けることは非常に稀で、多くの場合、プレイヤー同士の交戦はごく短時間で決着がつきます。上級者であれば、敵を発見してから倒すまでが1秒以内ということも少なくありません。

その日、僕がプレイしていたのはエンバシーというマップで、窓から侵入可能な構造になっていました。トイレは3坪程度の広さで、僕はその中に盾を構えて籠っていました。すると、一人の敵がこちらに接近してきたので、盾で応戦しました。相手はジャンプ撃ちを繰り返し、僕もそれに応じてジャンプしながら戦いました。さらに、近接攻撃も交えた接戦となり、体感で10秒ほどの戦闘が続きました。これは非常に面白いシーンでした。なぜなら、『Call of Duty』で10秒も接近戦が続くことはほとんどないからです。

ところが、戦闘の7秒目あたりで奇妙なことが起こりました。接近戦の最中に突然、メニューボタンが表示されたのです。こんなことは初めてで、僕にとっても驚きの瞬間でした。この場面は誰が見ても非常に面白いシーンだと思います。しかし、私はその時、自分のキー操作を完全に覚えていました。左手の親指はスペースキー、人差し指はD、中指はW、薬指はA、小指はシフトキーに配置しており、右手はマウスを握っていました。

後でショートカットキーの設定を確認したところ、そのメニューはF6キーで表示されることが判明しました。戦闘中にF6を押すためには、わざわざ手を動かしてキーを押す必要がありますが、そんな間違いをあんな重要な場面で犯すことはあり得ませんでした。また、F6キーのショートカットが設定されていることも、その時初めて知りました。

さらに、この現象についてGoogleで調べても、同様のバグや不具合に関する情報は見つかりませんでした。同じゲーム内で他にも不審なことが起こりました。例えば、マイクのミュート設定をしていないにもかかわらず、TDM中に突然味方の1人が勝手にミュートされていることに気付きました。解除して再度確認すると、今度は別の味方がミュートされており、しばらく放っておいたら敵までミュートされていることもありました。これも非常に奇妙な現象です。

うっとうしいので、オンラインを辞めて、気晴らしにストーリーモードであるシングルプレイをしていると、クリア直前でゲームが急に落ちるという謎の現象が起きました。ステージを変えても同じでグラフィックボードのドライバが最新なのは確認していました。

また、YouTubeを視聴している際に、動画がカクカクと横に動くことがありました。
全体的に嫌がらせじたいは1日に1回とか2回なので動画を撮影していてもなかなか撮れないし、撮ろうと思ったらもう終わっていたということが多かったのですが、これはたまたま撮れましたのでアップロードすることにします。

撮影できたのが2023年2月と少し話が先で前後しますが(OSのクリーンインストールも)ご了承ください。

www.youtube.com

2分27秒頃からです。これを見たら明らかにおかしいっていう人と、ブラウザのレンダリング、設定、ブラウザ変えてみようとか思うかもしれませんが。
私はこれのみだったら設定だろうと思うと思います。しかし、ブラウザをChromeからfirefoxやマイクロソフトエッジにしようが、クリーンインストールした後のソフトを一切入れない状態、拡張機能なしでも検証しても同じことが起きました。

告訴状を書いたりしているときまで、このカクカクは起きました。1回だけだったらまだしも毎日のように起きていたこともあり、これまでのことから間違いなく嫌がらせだと確信しました。
この動画には続きがありますが、カットした部分では、やっている姉に対して私がメモ帳を使用して感情的な発言をしており、その後カクカクはなくなりましたが、全体的に冗長な内容でしたので内容の一部をカットしています。

さらに、FXの取引ソフトである「MT4」でも不審な動作が発生しました。フォルダの中身が勝手に移動されていることがあり、もはやパソコン側で起こる問題はキリがないほどでした。そこで、Googleで解決方法を調べたところ、OSを上書きインストールするのが良いという情報があったため、最終的にそうすることにしました。

私のパソコン歴は15年以上になりますが、最初に親にパソコンを買ってもらったのは中学3年生のとき、2006年でした。それ以前にも、小学4年生頃には初めてパソコンに触れていました。当時、パソコンを持っている家庭はまだ少なく、私自身も家にパソコンがなかったため、親に連れて行ってもらったインターネットカフェが最初の体験の場でした。そこでは、今では想像もつかないような、シンプルな文字だけのWEBサイトが広がっていたのを覚えています。CSSが使われていないサイトが主流で、情報は簡素に表示されるだけ。画像や動画が豊富な今とは全く違うインターネットの風景でした。

中学3年生から現在に至るまで、私は常にパソコンを使い続けてきましたが、今回のような不可解な出来事に遭遇したのは初めてです。ハッキングというのは国の機関、たとえばCIAのスパイ活動とか、映画やドラマの中で描かれるような遠い世界の話だと思っていました。だから、自分自身がこうした状況に直面するとは全く想像もしていませんでした。

マルウェア感染の被害の実態:パソコンまでも不審な挙動【02】

スマホのウイルス感染(マルウェア感染)した出来事の続きです。
スマホの異常を感じてから、最初に行ったのはスマホの初期化でした。初期化後の数日間は特に問題は発生しなかったものの、突然「あ」という文字が勝手に打たれたりする事象が現れました。これがゴーストタッチによるものではないことは確かで、同時に怪しいサイトが表示されることもありましたが、徐々にそのような現象はスマホ上では減少していきました。しかし、この奇妙な出来事がスマホだけに留まらなかったのです。

スマホの異常が始まってから約10日後、パソコン(Windows 10)でも不可解な現象が発生し始めました。パソコンを使っている最中、デスクトップにエクセルのマクロのようなラジオボタンに似た小さなウィンドウが突然表示され、私が不審な点に気づくのを促すというか気づかせるように、デスクトップの左下のほうにそれが表示されました(通常、アプリケーションで何かを選択させるボタンなどがでるときはアプリケーションのウインドウの真ん中もしくは右下に表示される)。

この現象が発生したのは、私がパソコンのネットサーフィンを終えて一服しようとしているときで、マウスやキーボードに触れていない状態でした。エクセル自体はその日は一度も起動しておらず、そのラジオボタンのようなのが実際にエクセルに関連するものかどうかも不明です(それっぽく見えるが実際の見た目は違う)。しかし、そのウィンドウにはクリック可能なボタンがあり、機能しているように見えたため、恐怖心からボタンをクリックせず、放っておいても消えないので、右上の「×」ボタンでウィンドウが消えました。

他の人に聞いたりしましたが、通常そのような現象は発生し得ず、マルウェアによる可能性が高いというものでした。パソコンには標準装備のWindows Defenderのみだったので、スキャンしましたが何も検出されなかったため、追加のセキュリティ対策として、ウイルスバスターを購入することに決めました。このソフトはスマホアプリ版もあり、スキャン可能だったため、両方のデバイスでスキャンを行いましたが、期待していた結果は得られず、いずれのデバイスからもウイルスやマルウェアの兆候は検出されませんでした。

状況は一向に解決されず、再び不安が募っています。スマホの初期化や新たに導入したセキュリティソフトでも解決に至らない状況に、ますます混乱しているのが現状です。これまで考えもしなかった未知の脅威が、自分のデバイスに影響を与えている可能性があり、日常的な操作にすら恐怖を感じるようになりました。

まるでスマホからパソコンに感染したように、パソコン側で変な出来事が次々起こるようになりました。Amazonのサイトを見ていて、商品検索後、ただ見ていて考えているとき、マウスカーソルが商品のところにないのに、勝手に商品ページ飛んだりしました。私はPCゲーマーで、マウスにZowieのEC-2というプロゲーマーも使用している高品質なものを使用しています。キーボードでNizというどちらも誤作動でタッチは考えられないようなものです。なぜなら、そのようなことがないように設計されているからです。

別日、パソコンから価格.comで商品の口コミを投稿しようとしていたときのことです。500文字ほど書き終わり、投稿ボタンを押す直前に、突然ブラウザが閉じました。その瞬間、まるで誰かに見られているかのような絶妙なタイミングで、非常に不気味な感覚を覚えました。ここから私は、単なるマルウェアやウイルスの問題ではなく、誰かが私のパソコンを監視し、遠隔操作しているのではないかと疑うようになりました。それまでは、単純にウイルスに感染してしまったのかもしれないと考えていましたが、この出来事を境に状況の認識が一変しました。

以前、スマホで不審な挙動があったときでさえ、ハッキングされているとは考えず、何かの不具合だと思っていました。しかし、今回のようにデスクトップパソコンでも異変が起こり始めてから、これは一体何が起きているのか?という疑問が頭の中に浮かんでくるようになりました。もしかして、これがハッキングなのか?と考えざるを得なくなったのです。普段、信頼していた機器が突然信じられなくなる感覚は、非常に恐ろしく、落ち着かないものです。

  • 補足です。

嫌がらせの傾向やマルウェアの特徴などから、トロイの木馬であり、私のPCの画面やスマートフォンの画面が、姉のPCのモニタに映し出されています。パスワードを変更したところで、そのとき見られていたら、筒抜けなので意味がないのです。

ハッカーは私のパソコン上で裏で動くことができ、何をしているかはわからず、こちらのマウスカーソルも動かないことがわかりました。例えば、Yahooニュースを開いていて、ハッカーはAmazonを開くことができます。Amazonを開いて動かしていることは私にはわかりません。

マルウェアを1個ですべてを反映させているのかは不明です。推測になりますが、遠隔操作のマルウェアが1個で、嫌がらせで私のPCに何らかしらの動きを反映させるときは、遠隔操作に使うマルウェアとは別のマルウェアを起動し、使用していると思います。

スマホから始まった異変:ハッキングの兆候【01】

1. 概要
本ブログは、私が経験している継続的なハッキング被害の記録です。この記録は、事実に基づく実際の出来事であり、警察による調査の参考資料となることも意図しています。そして、一般の方々にサイバーセキュリティの重要性を理解していただくための啓発資料としての役割も果たします。

主要ポイント
攻撃者:実の姉(遠隔から攻撃できる非常に高度なハッキング技術を保有)
攻撃の性質:金銭目的ではない個人的な動機による嫌がらせ
被害の期間:[2022年10月~]
主な被害:プライバシーの侵害、生活の混乱、精神的苦痛

姉の行っている犯罪行為は
1.不正アクセス行為の禁止等に関する法律違反 不正アクセス行為の禁止等に関する法律第3条第1項 (アクセス制御機能を有する特定電子計算機に対する不正アクセス行為)
2.刑法第234条の2 電子計算機損壊等業務妨害罪 (電子計算機若しくはその用に供する電磁的記録を損壊し、若しくは人の業務に使用する電子計算機における電磁的記録を変更し、又は虚偽の情報若しくは不正な指令を与えて、人の業務を妨害したもの)
3.刑法第168条の2 不正指令電磁的記録作成等罪(いわゆるコンピュータ・ウイルス罪)
マルウェアを作成・提供・実行する行為に該当します。

2. 事案の詳細
2.1 最初の兆候
私がハッキングの被害に気づいたのは、2022年10月です。当初は、単なる違和感でしかありませんでした。
その時、私はSHARPのAQUOS Sense 3 liteを使っていて、寝る前によくYahoo! JAPANのニュースをスマホで見るのが習慣になっていました。ニュースを読み終わった後、ブラウザのタブを閉じ、そのまま寝ました。

ところが翌朝、スマホを開くと、なぜかYahoo! JAPANのニュースのトップページが表示されているのです。最初は「あれ、消したはずだけど…」と思い、寝ぼけていたのかと深く考えませんでした。

それから数週間、同じようなことが週に2、3回起こるようになりました。気づいたときには「またか」と感じる程度でしたが、徐々に違和感が強まっていきました。私は疲れているだけかもしれない、最近少し忙しいから注意力が散漫になっているのかもと自分を納得させようとしていましたが、その感覚はどうしても無視できなくなっていったのです。

ある日、確実に何かがおかしいと感じる出来事がありました。いつものようにニュースを読んだ後、ブラウザのタブを閉じ、さらに右下のボタンをタップしてバックグラウンドで動いているアプリをすべて終了させたのを確認しました。そして安心して眠りにつきました。

ところが、翌朝スマホを開くと、見たこともないサイトが表示されていました。それは、国税庁のサイトに似た、しかし明らかに何かが違う、偽のようなサイトでした。私は一瞬「何が起きたのか」と思いながらもすぐにタブを閉じましたが、心の中に深い不安が広がりました。

特にクーポンアプリや広告が多く表示されるようなアプリを入れておらず、ブックマークに税金に関連するサイトを入れていたわけでもありません。Chromeの拡張機能も一切使っていませんし、スマホにはできるだけシンプルなアプリだけを入れて、バッテリーの消耗を抑えるようにしていました。それなのに、なぜこのようなことが起こるのか理解できませんでした。

最初に疑ったのは、最近のブラウザ履歴でした。もしかしたら、何か怪しいリンクに誤って飛んでしまったのかもしれない。そう考えて、過去の閲覧履歴を一つひとつ丁寧に確認しましたが、それらしきサイトは見当たりません。怪しいアプリをインストールした記憶もなく、税金関連の情報をここ数ヶ月は調べたこともありません。それでも、見たこともない国税庁の偽サイトのようなのが現れていたのです。

さらに奇妙だったのは、そのサイトがChromeの閲覧履歴に残っていなかったことです。通常、何かのウェブページを開けば履歴に残るはずなのに、そのサイトだけが記録されていない。履歴を確認したとき、そのサイトが最初から存在していなかったかのようなものです。どう考えても不自然なこの状況に、私は本格的に何かがおかしいと感じ始めました。

この出来事をきっかけに、私のスマートフォンには何かしらのウイルスでも入っているんだろうと思い始めました。そして、後々、この不可解な状況が続くにつれ、私の不安と恐怖は日に日に増していったのです。

このブログでは、私が経験している日常生活の中での不正アクセス被害やハッキングの事例について記録していきます。パソコンやスマートフォンを通じて起きている出来事を、具体的な事例とともに分かりやすく伝えていきます。
この記録は、同じような経験をされている方々はもちろん、警察やセキュリティの専門家の方々に、家族間で起こる不正アクセスやハッキングの事例の実態を理解する手がかり、証拠となることを願っています。

※このブログは時系列で構成されています。
記事のタイトルの最後には数字が付いており、それが読み進める順番を示しています。

【00】は「このブログについて」のページですので、ぜひそちらをご覧ください。状況をより深く理解していただくために必要な背景が記載されています。