2018.01/13 [Sat]
世界遺産「白川郷」
年末年始の日本滞在中に、白川郷と飛騨高山に行ってきました。
白川郷とは日本有数の豪雪地帯で、屋根に雪が積もらないように工夫された急勾配な茅葺きの屋根の合掌造りという建物が残る、日本昔話に出てきそうな田舎の集落。
1995年に「白川郷・五箇山の合掌造り集落」として、ユネスコの世界文化遺産に登録されました。
どの季節に行っても見応え十分なところですが、どうせならその豪雪ならではの集落を、雪が積もっている時期に行ってやれ!と思って真冬に行ってまいりました。
私の実家がある大阪から白川郷へは、まずサンダーバードで金沢まで行き、そこからバスで1時間ほどで到着します。
新幹線で名古屋まで行き、そこからバスのコースもあります。
私は前者のルートで行きました。
到着したのは昼の12時半頃。
その時ちょうど雪が止んでいて、少し青空も顔を出していたので、今のうちに「荻町城跡展望台」に行くことにした。
シャトルバスが出ているのだが、ものすごく並んでいたので歩いて行くことにした。
これが道のり
雪が積もっていて相当慎重に歩かないと転んでしまいます。
実際たくさんの人がこけてました。
途中の景色
で、展望台に着いた頃は吹雪になってしまった。
展望台からの景色。
ほぼ真っ白。
展望台にお土産屋兼軽食屋があって一旦避難。
でも軽食屋は団体ツアー客の予約で埋まっていて入れなかった。
諦めて傘をさし、いざ下山!
なんとか転ばず下に到着。
妙善寺
ここの鐘は、ゆく年くる年の除夜の鐘で出ていました。
凍っている池の一部が溶けていて、鯉がいた。
寒いだろうな〜
そして昼食を取ろうとお店を探すも、お正月休みのため閉店しているか、すごく並んでいるかで、結局見つけたところは「そば処 乃むら」
ここも少し並んでいたので10分ぐらい待った。
ありついた昼食。
お店を出たら雪がだいぶ小降りになっていて、観光再開!
誰が作ったのか、軽トラの荷台に3体の雪だるま
白川郷では、何件か見学できるお家があります。
ふる郷 長瀬家
長瀬家の囲炉裏
2階、3階は農業などの道具が展示されています。
茅葺屋根の内側
右にあるのは放水銃
火に弱い茅葺家屋ですから、あちこちに放水銃があって火事の備えをしている。
これも景観を損ねないよう合掌造りと同じような形になっていることころが素晴らしい。
秋には年に一度の消防訓練があり、すべての放水銃から水が噴き出すそうだが、それが圧巻らしい。
こちらに詳しく書いてあります。
逆さ合掌造り
ここがメインストリート
お土産屋やお茶屋などがいっぱい
もう一軒入ったのが和田家
ここは国指定重要文化財で、現在も住居として使われていて、一部を公開している。
和田家の囲炉裏
こちらも上の階に農作業道具が置いてあった。
であい橋
橋の向こうは大型駐車場があるので、バスツアーの人達が行き来していて大混雑。
橋の下は庄川
そしてまた吹雪いてきだした。
5時頃高山行きの臨時バスに乗って白川郷を後にしました。
気温はマイナス3度ぐらいで寒かったけど、だいぶ着込んでいたのでそれほど寒くはなかった。
でも吹雪くと傘など役に立たず、全身雪まみれで写真撮るのも一苦労。
はやり大変でした。
でも本当に美しく、これてよかった。
1月下旬から2月上旬にライトアップが開催されるそうで、さぞかし綺麗でしょう〜
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